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「小編成」吹奏楽部の実態

2022.02.27コラム

突然ですが、「吹奏楽部」ってどんなイメージがありますか?

文化祭や運動会といった学校行事では結構目立って演奏していたり、
夏の高校野球の応援などでも見かけますよね。

テレビなどのメディアでも度々活動が取り上げられる吹奏楽部ですが、
「大人数で様々な楽器を演奏する部活」というイメージが強いのではないかと思います。

しかし、大人数でやるだけが吹奏楽ではありません。
学校によっては十数人、または数人といった
少ない人数で活動している吹奏楽部もあるんです。
そういった、部員数が30人に満たない吹奏楽部のことを「小編成」と呼びます。

私も高校時代に小編成の吹奏楽部に所属していました。
ですが、小編成の吹奏楽部の活動が取り上げられることってかなり少ないんですよね。
今回は、あまりよく知られていない小編成吹奏楽部の実態や魅力を紹介したいと思います。


◆様々なパートを担当する

小編成吹奏楽部は部員が少ないので、
当然演奏する人のいない楽器やパートが出てきます。
その場合は、違う楽器でどうしても必要な部分だけを演奏したり、
部員が楽器を持ち替えて演奏したりして足りない部分を補います

私は高校時代、クラリネットを演奏しており、
1年生の文化祭で曲に絶対必要なシンバルを叩く人がいない事態になりました。
そのときは、私が1小節だけシンバルを叩き、他の部分はすべてクラリネットを演奏しました。
今思えば、演奏中にクラリネット奏者が突然立ち上がって、
シンバルだけ叩いて戻ってくるって相当シュールですが、当時はよくあることでした(笑)

ちなみに、これも楽器に関わる話ですが、
オーボエやファゴットといったダブルリード楽器や、
コントラバスは、小編成吹奏楽にいないことが多いです。
私が所属していた部活には、楽器すら置いてありませんでした。
なので、他校との合同練習でそれらの楽器を見たときの感動は今も覚えています(笑)


◆1人1人の責任が大きい

「人数が少ない=弱小」と思われるかもしれませんが、意外とそうではありません。
楽器を演奏する人数が少ない分、1人1人の責任は重くなります。
演奏中に誰かがミスをしたり途中で吹けなくなってしまうと、だいたい分かってしまいます。
「紛れ込んで聞こえないからいいか」というのが通用しないのも、
小編成ならではの魅力であり若干つらい部分でもありますね…。

毎年夏に行われる「全日本吹奏楽コンクール」は、
吹奏楽経験者でなくても知っている方の多い有名な大会です。

吹奏楽コンクールも、大編成の部と小編成の部に分かれて行われます。
このコンクールにかける部員の熱は、小編成も大編成も何ら変わりません。
ただ、少し違うのは、大編成の部が全国大会まであるのに対し、
小編成の部は支部大会までとなっています。

2010年に吹奏楽コンクール島根県大会に出場した大田市立第3中学校の演奏で、一時期話題となった動画があります。
ぜひYouTubeなどで「大田市立第3中学校 吹奏楽部」と検索してみてください!

部員が7人しかいない中、楽器をいくつも掛け持ちし見事演奏しきっています。
相当練習をしないと、中学生でこのクオリティはなかなか出せませんよね。

人数が少ないからレベルが低いということは無くて、
多くの小編成の部員が、モチベーション高く日々練習を重ねているのです。


◆小編成吹奏楽部の問題


これは吹奏楽部に限ったことではありませんが、
上手くなりたいという気持ちがあっても、人数が少ないことで学校からの支援が少なく、
なかなか適切な指導を受けられないといった現状があります。

実際に、もともと人数の少なかった部がさらに衰退していき、
最後には部員0人で廃部同然となった他校の吹奏楽部もありました。

その後、高校卒業後出会った友人は、全国大会出場レベルの吹奏楽強豪校出身でした。
プロから教わる機会も多かったようで、練習の内容の違いに驚きました。
モチベーションの高い小編成吹奏楽部が、
さらに良い環境で練習できるようにしていくことが課題でもあります。

以上、小編成吹奏楽の魅力や実態についてでした。
小編成に所属していた経験がある方にとっては、あるあるの内容だったのではないでしょうか。

一人一人の責任が重い、小編成吹奏楽。
学校だけで上達することはなかなか厳しいのが現状です。
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