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ショパン「幻想即興曲」を演奏する

2021.12.28コラム

ピアノを弾き始めた人が、目標にする楽曲として
ショパン「幻想即興曲」が挙げられる。
今回は、大人気ピアノ曲である「幻想即興曲」について、深く掘り下げていきたいと思う。

◆「幻想即興曲」とは?
19世紀ポーランドのピアニスト・作曲家のフレデリック・ショパンによるピアノ曲。
非常に演奏効果が高く、ピアノの発表会で多く取り上げられる。
いわゆる「速弾き」が求められるが、音楽の作りはシンプルであるため根気があれば子供でも演奏が可能である。

◆楽曲の魅力
悲劇的で感情豊か、かつ技巧的で華麗な楽曲となっており、弾いていても聴いていても引き込まれることは間違いない。
また、「幻想即興曲」が弾けるようになったという事実は、ピアノ学習者にとって一つのマイルストーンであり、今後のピアノ演奏継続への大きなモチベーションになることかと思われる。

◆演奏困難な点
右手と左手で一拍に入れる音の数が異なる(右手4、左手3)点が非常に難しいといわれている。
しかし、ある程度の速さで弾くことができれば、拍子の頭の音のみ合わせればごまかしが効く。

◆楽曲そのものの人気
老若男女人気がある。「スケルツォ2番」や「バラード1番」などといった、ショパンの傑作兼有名曲よりも、認知度は高く聴衆の反応も良い。
但し、コミュニティによっては「幻想即興曲」よりも「英雄ポロネーズ」のほうが人気がある場合もある。

◆玄人の評判はイマイチ
この曲は音楽のプロからの評判はいささか宜しくない。
少し昔の出版譜の解説では、「いささか軽薄な感じがしなくもない」と記されていた。

◆失敗作?
ショパン自身もあまり気にいっていなかった為か、生前は出版せずにお蔵入りとなった。
しかし、ショパンの死後1855年、友人のユリアン・フォンタナによって出版された。
現代では、ショパン本人の希望とは裏腹に、ショパンの代表的な楽曲として認知されるに至る。


◆この楽曲に取り組むにあたって
独習では困難であるため、ピアノ指導者の元で研鑚を積むことが賢明である。
当楽曲を練習するレベルであれば、対面ではなくオンラインのレッスンで十分賄える。
筆者としては、レッスングリッドというオンラインサービスを推薦したい。
推薦する理由としては、講師陣の質が圧倒的に良いことが挙げられる。
最後に、ここまで読んでいただいた貴方の音楽的成功を願う。

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