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ヴァイオリンの弓について

2022.03.04コラム


みなさま、ヴァイオリンの弓をご存知ですか。

そうです。

あの長い木の棒です。
あの長い木の棒に、馬のしっぽの毛を張ります。
その馬のしっぽの毛と、ヴァイオリン本体の弦(たいてい金属製)をこすりつけることで、音が鳴ります。

ところで、ヴァイオリンの弓にも、さまざまなランクがあるのをご存知ですか。
下は5000円以下、上は500万円です。
では、値段別にみていきましょう。(値段は、筆者の勘です)


・5000円以下 
歪んでいて、しなりがゼロです。細かいパッセージを弾くことは厳しいです。
だいたい、実力の60%ぐらいしか出せません。


・2万円
カーボン弓なら、大体これくらいの値段です。
カーボン弓は基本的に折れないので、子供でも安心ですね。

・5万円
普通に演奏ができる弓

・10万円
アマチュアの方なら、これくらいで十分楽しめます。

・50万円
音大生で安い弓といったら、このあたりです。

・100万円
オーケストラの入団試験に通るためには、これ以上の弓が適当でしょう。

・200万円
めちゃくちゃいい音がします。

・500万円
うっかり手に取って、どうしても欲しくなった人が買います。



いかがでしょうか。弓と一言で言っても、値段はピンキリなのです。

しかし、全ての人が高い弓を買えるわけではありません。
ここからは、弓に対する筆者独自の見解を述べさせていただきます。


◆いい音には重さが必要。

機動力はいらないので、甘くて実の詰まった音を出したい!
そんな方は、重い弓を持ちましょう。

基本的にいい音を出すためには、腕の重みが必要です。
(そのため、しばしば太っていることが正当化されます)
弓を重くすることで、腕の重みを加えることと同じ効果があるのです。


◆高い楽器が買えない人が、弓に投資をする。

基本的に弦楽器のパフォーマンスは、本体の値段+弓の値段です。
しかし、ヴァイオリンの場合は、本体の値段がべらぼうに高いのです。
お金が無い人は、悩んだ末、思いつきます!
「弓にお金をかけたほうが、コスパがいい」
自分の楽器を買い替えることなく、高いクオリティの演奏を実現するため、
性能のいい弓を探し求めるのです。


◆機動力の重視

アンサンブルにおいては、高い楽器よりも機動力のある弓が重宝されるかもしれません。

高価すぎる楽器は他の奏者よりも音が立つので、アンサンブル中で迷惑になることがあります。
しかし、「良い弓」は機動力が優れているので、他者の演奏に合わせることを助けます。
したがって、「良い弓」は良いアンサンブルを生み出すといえるでしょう。




◆さいごに

いかがでしたか。
高い弓が欲しくなるかもしれません。

しかし、これを忘れてはいけません!
弓は、基本的に消耗品ですよ・・・・・・

それでは。

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