ブログ・コラム

ショパン・ノクターン  有名曲をご紹介

2021.12.29コラム

19世紀ヨーロッパ、 貴族が集うサロンで甘味豊かな旋律を紡ぐ男がいた。
その名も、フレデリック・ショパン。

ショパンは独自のピアノ音楽を発展させたが、特に有名なのは全20曲からなるノクターンである。
今回は、ショパンの作曲した「ノクターン」の歴史と、有名曲について紹介していきたいと思います。

◆ノクターンとは?
語源はラテン語で「夜の」または「夜に属する」を意味する形容詞nocturnusから派生し、 日本語では「夜想曲」と訳されます。
ノクターンの多くは、その名の通り、夜に奏でるにふさわしい優雅で美しい音楽です。

◆ノクターンの先駆者 
フィールド ノクターンというジャンルは、ショパン以前からありました。
アイルランドの作曲家、ジョン・フィールドによって創始されたジャンルです。
フィールドは、ショパンと同じく(というよりこちらが元祖なのですが)繊細な歌心に溢れたノクターンを18曲残しました。

◆ショパンのノクターン 有名曲
ここからは、ショパンのノクターンの中で有名曲を紹介していきたいと思います。

・第1番変ロ短調 作品9-1  美しいが神経質そうな主部と、純朴な歌があふれる中間部が対照的な楽曲です。
・第2番変ホ長調 作品9-2  ショパンのノクターンといえば、この曲です。
・第8番変ニ長調 作品27-2  ショパンらしい美旋律が輝く傑作。
・第13番ハ短調 作品48-1  もはやサロン音楽ではない。暗い情熱が燃えたぎる音楽です。
・第20番 嬰ハ短調 (遺作)  映画「戦場のピアニスト」でテーマ音楽として用いられ、有名になりました。  
姉のルドヴィカ・ショパンがピアノ協奏曲第2番を練習する時のための曲として書かれました。

◆まとめ
ショパンの音楽は、ただ美しいだけではありません。 とても内向的で、少しトゲのある部分もあります。 ピアノを弾かれる方も、聴くのが大好きな方も、 ぜひ、その深遠なる世界に足を運んで見てはいかがでしょうか。

一覧