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やってはいけない応急処置Gメン

2022.02.11コラム

今日もどこかで楽器の安全のために目を光らせてますよ。応急処置Gメンが。

「今回はよくやってしまいがちな応急処置でぜったいにやってはいけないやつ」について。

木管楽器って、こまか〜いパーツが多いですよね。
キイも、コルクも、タンポもネジも。
そう、ネジも細かいんです。

楽器を吹こうとしたらなんかちょっと変な感じがして、
見てみたらちょっとネジが緩んでた、なんてことがたまにあるんですよね。
そこらへんにあるドライバーとかでガチャガチャ回して締めようとするも、サイズが合わずになかなかうまくいかなかったり。

だめです!

ネジって、合わないドライバーで回そうとすると、ネジの頭のところが、削れるんです。
見たことありますか?家具とか、壁とか、プラスマイナスの部分が見る影もなくなっていて「これどうやって回すねん・・・」状態のネジ。

ネジってそもそも、ネジの頭とドライバーのサイズがぴったりと合ったものを使って回すのが基本で重要なんです。
「ちょっとサイズあってないけどまあ若干引っかかるからいけるっしょ」
などという暴挙はネジの体をえぐり取る凄惨な事件、と考えていただいて結構です。

ドライバーとの間に隙間がある状態というのは、力がネジに対してしっかりまっすぐ伝わらずに変な方向にそれてしまうんですね。
その結果、固いドライバーの暴発によりネジが削れる・・・

特にネジの締め具合など微調整が必要な楽器にとって、
この「ネジの頭が削れている」というのはもう致命傷です。
人間だったら、ニュースとかで「患者は意識不明の重体とみられ・・・」とか報道されるレベルです。

ですので、ぴったりサイズで、カタカタとあそび’できないドライバーを使ってきちんと回してもらうか、専門の方に見てもらうようにしましょう。

知らぬ間に加害者とならないよう、「楽器はデリケートなもの」というのを忘れないように、楽器と接していきましょうネ。
ではまた!

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