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オンラインレッスンで利用するウェブカメラについて
 

ネットでウェブカメラと検索すると沢山表示されますよね。
オンラインレッスンで利用するウェブカメラって何を基準に選べばよいかよくわからないというお問い合わせを頂いています。

今回は選択する基準を何点か列記してみます。

その1 パソコンに繋げられること
USB接続、Bluetooth、HDMI等々接続の方法は多々ありますが、ご自分のパソコンに接続できるかどうかがまずは問題です。
特にノートパソコンの場合1個しかUSB接続口がない場合もあります。そこにマウスを繋げていると、もうそのままではつなげることができません。
家電量販店等でUSBハブなどを購入して接続にトライしてみて下さい。

その2 解像度が良いこと
カメラの性能として「解像度」という指標があります、なるべく良いものを購入したほうが綺麗な画像になりますが高価です。
はやりの4K対応カメラも売っていますが、パソコンで音楽レッスンを行う場合そこまでの性能は全く不要です。
フルHD(1080p)、1920×1080ドットくらいのキーワードで機種を検索下さい。

その3 画素数が大きいこと
画素数は解像度と比例関係にあります。解像度の記載がない場合はコチラを参照下さい。
パソコンモニターの大きさにもよりますが、おおよそ「200万画素」と表記があればだいたいOKです。

その4 フレームレートが大きいこと
パソコン接続の場合、現状60fpsが最高ですが、30fps程度でもレッスンはできますので大丈夫です。

その5 画角が広いこと
これも広い方が広い範囲を写すことができますが、その分映像が暗くなったり、端が少し歪んだりします。
通常は90°くらいの範囲で画角が取れれば問題なくレッスンできると思います。
大きな楽器(コントラバス、チェロ)とか、ドラムのように全体を映す必要がある場合は100°くらいの広角がおすすめです。但し十分に明るい照明の元でレッスンを行って下さい。

その6 価格
色々なメーカーから発売されています。
特段メーカーにこだわる必要はありません、3000円~5000円くらいで探してみてはいかがでしょう。
予算に余裕のあるかたはもっと良いものの購入しても良いと思います。
筆者の利用しているカメラは2500円で購入しましたが十分に機能しています。
ご紹介したかったのですが、発売が停止されてしまったようです。

その7 設置方法
カメラによっては小さな三脚が添付されている物もあります。
レッスンする場所とカメラの場所を決め、三脚でカメラ固定するのであれば三脚の取り付け金具やネジ穴があるかどうかを確認下さい。
パソコンのモニター上部に取り付けるのであればクリップなどがついたものがお勧めです。
また、パソコンと離れた位置において手元をアップで見せたい場合はUSBケーブルカメラの場合はケーブル長が必要です。長めのものを選びましょう。

その8 パソコンとの相性
最新のパソコンであれば、だいたいのカメラはつなげるだけで自動認識してカメラが利用できます。
ただ、windows専用、とか、MacOS専用などの機種も存在しますのでご自分のパソコン環境にあったもので選択下さい。
またwindowsやMac以外の機種をご利用の場合(chromeOS、Linuxなど)はパソコン販売元に確認したほうが良いかもしれません。

いかがだったでしょうか?少し細かくなってしまいました。
カメラを今から検討する方はご参照下さい。








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