オンライン音楽レッスンマッチングサイト レッスングリッド(Lessonグリッド)のブログ

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  • レッスングリッドでは第二次講師の募集を開始いたしました。 レッスン画面操作感の向上、レッスン音声の向上を図り、更に海外向け(英語圏)レッスンもまもなく開始を予定しております。 英会話の苦手な講師様でもレッスン画面に、音声翻訳を表示しますので無理なくレッスンを進めることができます。 応募はホームページ右上の「講師に応募する」ボタンをクリックし、案内に従い入力を進めて下さい。 講師様の応募をお待ちしております。
    2023.05.05
    お知らせ
  • レッスングリッドでは第一次講師の募集を終了いたします。 多くの講師様に募集頂きありがとうございます。 レッスングリッドでは第二次の募集開始に向け動き始めています。 7月~8月に第二次講師の募集を予定しておりますので、ご希望される方は少しだけお待ちください。
    2022.03.16
    お知らせ
  • 講師のみなさま。 お世話になっております。 オープンまで、延期に延期をかさねてしまい、大変申し訳ございませんでした。 報告ですが、 ついに、生徒用ホームページが公開されました! https://lesson-grid.com/ これから、楽器・音楽未経験の方から音大生レベルの生徒さんまで、 幅広く生徒募集を行います! 引き続き、よろしくお願いいたします。
    2021.12.23
    お知らせ グリッド情報
  • 『コース作成』についてお願いがございます。 ★①コースの状態について コースの設定が”準備中””非表示”になっている先生方が多くいらっしゃいます。 各コースの設定を”公開中”に変更をお願い致します。 ”公開中”になっているコースのみが、HPに表示されます。 各コースの編集にて変更することが可能です。 (トップ画参照) ★②コースの作成数について コースは細かくたくさん作成することをお勧めます。 例えば、下記のように。 「コードについて詳しく知りたい方向けコース」 「一曲マスターコース」 「正しい音の出し方コース」 ※細かくコースを作成した場合、事前に受講生の要望が把握できます! ※たくさんのコースを作成した場合、受講生の目に留まりやすいです! お忙しいところ恐縮ですが、何卒宜しくお願い致します。
    2021.12.18
  • みなさん、あったことのない演奏家のプロフィールをみるとき、どの点に着目しますか? 演奏は書面から判断できないので、それ以外の点からどのような音楽家か推測する必要があります。 学歴?音楽歴?年齢?顔写真? いろいろと判断するポイントはありますが、 音楽家の場合は過去の賞歴を重視する傾向にあります。 近年は動画配信なども盛んになっており、経歴は以前ほどは重要ではなくなってきました。 しかし、実際に演奏の仕事を発注する際、実力の有無を過去の賞歴から判断する人は多いでしょう。 そうです。 日本の音楽界は、まだまだコンクール社会であると言えるでしょう。 ◆コンクールの歴史 コンクールの起源は、おそらく1640年にマラン・メルセンヌによって開催された作曲コンクールが始まりであると言われています。 その後は、作曲やブラスバンド、チェンバロやオルガンの即興演奏などがコンクールの部門として開催されました。 21世紀になると、ピアノ部門を中心に今日のような国際コンクールが開催されるようになりました。 最も早く開催された国際コンクールとしては、1890年に開催されたアントン・ルビンシュタイン国際コンクールが挙げられます。 (アントン・ルビンシュタインはピアニスト・作曲家で、教え子としてはチャイコフスキーが有名です) 現在は非常に難易度の高い国際コンクールから、地域に根差した小規模のコンクールまで、世界で年間300以上のコンクールが開催されております。 ◆コロナ渦のコンクール 2020年にコロナウイルスが蔓延してからは、オンライン上でコンクールが開催されるようになりました。 送付された録画に順位をつける形であるため、納得のいく演奏ができるまで録画を複数回行える点が、従来のコンクールとの違いです。 ◆コンクール対策として 通常コンクールを受ける場合は、自身が師事している先生にレッスンを見ていただくことが殆どです。 プロが研鑽としてコンクールを受ける場合でも、学生時代の師匠に連絡してレッスンをお願いする人が多いかと思います。 コロナ渦では、コンクール対策のレッスンもオンラインで行われておりました。 ◆さいごに レッスングリッドでは、音楽大学・音楽専門学校を卒業していない方でも、コンクールで一定の成果を収めた方には音大卒業生に準ずる人材として講師登録をお願いしております。 音大卒業生でなくても賞歴のある方は、ぜひ応募していただきたく存じます。何卒宜しくお願い致します。
    2021.11.03
    雑談・日常
  • 楽器を演奏する上でとても大切なのは、自然体で演奏することです。 無理をして演奏をすると、肉体的にも精神的にもつらいかと思います。 しかし、趣味の生徒さんの場合、あきらかに楽器に合ってない生徒さんがいらっしゃるかと思います。  今回は、そのような生徒さんにむけた対策を述べさせていただきます。 ************************************ ①手足の長さが足りない・または長すぎて演奏が困難なケース たとえば、ピアノの場合に手が小さいくて和音を押さえるのが困難な人は多いかと思います。 その場合、全ての音を同時に押さずに、 ギターやハープのようにバラして弾く(分散和音)ことで克服が可能です。 他の楽器も同様で、先生または生徒の創意工夫で困難を乗り越えることができます。 そのような点も、「楽器がアタマに良い」と言われる所以でしょう。 ヴァイオリンの場合、手が大きすぎて音程が調整できない人もいます。 体の大きいヨーロッパ人に多いようです。 この場合、同族楽器で、かつ大型のチェロへの転向を勧めてみるのもありかと思います。 ************************************ ②骨や筋肉のつくりが楽器に合わない場合 毎日ストレッチを行う、場合によっては筋トレを行うなど、継続的なトレーニングをおこないます。 これは、生徒さんの負担になることも多いです。 厳しそうだな・・・と思った場合は、補助をする道具を探してみると良いでしょう。 たとえば、ピアノの場合は小さな子がペダルを踏むことが厳しいです。 そのため、補助ペダルを使います。 補助ペダルは、ペダルの上にペダルの付いた箱を覆いかぶせて使います。 子供が箱のペダルを踏んだエネルギーは、実際のピアノのペダルに届きます。 このように、実際に足の足りない長さを道具によって補うことができるのです。 ************************************ 他にも、楽器演奏における体系的なハンデは存在します。 実は、音大以上でプロになれるか、なれないかの差は、体格的な問題もあるのです。 今回は体格的な問題を取り上げましたが、楽器演奏の向き不向きにおいては運動神経・俊敏さも大きいです。 次回は、運動神経・俊敏さと楽器演奏について述べさせていただきます。
    2021.10.17
    雑談・日常
  • 音楽教室業界から見て、 生徒さん=お客様である という認識は、基本中の基本でしょう。 しかし、伝統芸能や古いタイプの習い事においては、生徒さん=自身の会得した伝統を受け継ぐ弟子でもあります。 そして、 精神的な繋がりの強い家族 のようなものでもあるのです。 今回は、お客さんとしての生徒像と、伝統芸能における継承者としての生徒像について、詳しく掘り下げていきたいと思います。 ◆お客としての生徒 ビジネス的な観点で見ると、 生徒は自身のサービスを享受する顧客である、 といった考え方が正しいと思います。 音楽教室など習い事のみならず、音楽大学、音楽専門学校の学生も、生徒は学費を納入していただけるお客さまとなります。 時々学費免除される学生がいますが、それは広告的に、ブランディング的にペイをしているという意味ではお客様に該当します。 ◆弟子としての生徒 プロ志望の生徒に対して学校のお客様であることを述べるのは、大いに失礼にあたります。 なぜなら、彼等は自分の指導者より上手くなる、自身の先行実技において指導者を超えていきたいと考えているからです。 そのため、先生から適当にお客様対応されると、「あ、俺才能ないんだ。学校の養分なんだ。」と自信失ってしまうのです。 ◆伝統芸能において 門下や年代にもよりますが、 弟子にとって、師匠は逆らうことのできない絶対的な存在として君臨し続けます。 むしろ、師匠がお客さんポジションになる逆転現象が生じるのです。 ◆まとめ このように、業界やジャンル・年代によって言葉の定義は大きく変わります。 レッスングリッドでは、生徒さん=お客様という認識で運営をさせて頂きたいので、何卒ご理解いただけますと幸いです。 宜しくお願い致します。
    2021.10.06
    レッスンについて 雑談・日常
  • 一昨年あたりでしょうか。 美術館めぐりをする若い女性、または若い女性作家につきまとうギャラリーストーカーを推奨する記事が雑誌に載り、大騒動となりました。 美術に携わる女性にとって、たまったもんじゃありませんね。 この問題は音楽講師の場合も同様で、若い女性音楽講師を執拗にデートに誘う男性生徒がいます。 お客様という立場に強い立場を利用しているため、なかなか上手くかわしずらいのが現状かと思います。 しかし、彼らの生態を分析し知ることで、魔の手から逃げることができます。 今回は音楽版ギャラリーストーカーについて考察していきます。 ◆昭和のサラリーマンの延長線 ハラスメントに対する認識が現代に対応できてない方は、講師に軽い気持ちでセクハラ発言を行います。 昭和のサラリーマン文化では許されていたのですが、現在はNGです。 ◆講師にガチ恋 生徒が講師のことを好きすぎて自身を抑制することができなくなるパターンです。 その場合、女性講師は100均で良いので薬指に適当な指輪をすると良いでしょう。 多くの生徒が講師を追いかけることをあきらめるでしょう。 また、子供がいない独身の方でも、生徒に子育てが忙しい旨のウソをつくのもありかなと思います。 ◆実際に生徒と結婚する先生がいる件について いるんですよ。実際に。 先生にとってメリットのある相手であれば、ストーカーには該当しないかと思います。 しかし、教室の運営会社が大きければ大きいほど、規約違反に該当する可能性が高いので注意が必要になります。 ◆講師側の対策 まずは、講師契約書を読みましょう。 そのうえで、運営に対して自身の生徒から除外してもらう等のお願いをすると良いでしょう。 しかし、音楽業界はコンプライアンスが緩い会社も多いので、必ずしも生徒を守ってくれるとは限りません。 最悪、警察が取り合ってくれない可能性もあります。 しかし、現在はネット社会です。 会社側の対応が余りにも悪い場合は、正確な情報を口コミとして拡散することができます。 生きていると理不尽な出来事に出くわします。 行動を起こすためには、まず、体力が必要になります。 体調の悪い状態で精神力を消費するアクションを起こしてはいけません。 まず、良く休み、体調を万全にした上で何らかのアクションを起こすことが重要です。 先生方の健闘を祈ります。
    2021.09.07
    レッスンについて 雑談・日常
  • レッスングリッド講師の多くは音楽大学在学生ないしは卒業生かと思います。 音大卒業生の多くは、音楽科の教員免許を取得しているかと思います。 特に音楽教員を目指しているわけではなくても、教員免許を持っている人は多いかと思います。筆者もその一人です。 音大卒業後に企業就職する以外の道に進む場合、 安定的な収入を得ることは非常に難しいです。 音楽科で常勤の先生になる道は、著名な演奏家になる以外で唯一、サラリーマンと同水準の給与をもらうことができる道といっても過言ではありません。 では、音楽で常勤の先生になる道とは何か、考察していきたいと思います。 ************************************ 1. 教育学部、あるいは音楽教育専攻の学生 プレイヤーを目指す専攻ではなく、学校の先生を目指す人が多い学科の学生は、自然に教員になっていく人が多いかと思います。 規律を乱さない優等生タイプの生徒が多く、採用側とのフィーリングも合致するため採用試験に合格できるのです。 2. 管楽器奏者を目指していたが、途中で音楽の先生になったパターン 吹奏楽界隈は体育会系社会であるため、後輩を服従させる経験が豊富です。(もちろん、管楽器出身で柔らかくて温和な先生は沢山いますよ。。。) 周りに舐められないようにする能力は、そのまま学生を黙らすスキルに転換されるため、治安のよい教室運営を行うことができます。 3. 声楽家を目指していたが、途中で音楽の先生になったパターン 多少教育学部出身者とタイプがかぶりますが、 教育学部出身者よりも世界観が独特であることが多いです。(オペラの影響?) 声楽が専門であるので、合唱指導などで力を発揮します。 4. その他 ごく少数ですが、それ以外のパターンの先生もいます。 一般企業出身、管楽器以外の器楽科出身、作曲科出身、などなど。 これは筆者の偏見ですが、その他少数パターンの教員は、 良い意味で教員らしくなく個性的な先生が多いと感じます。 ************************************ レッスングリッドは1:1の音楽レッスンですが、音楽の先生は40:1の指導を月20回以上行います。 これは、毎日ライブをしているのと同じで、頭脳とエネルギーの両方がないとできません。 本当に尊敬にあたる仕事です! さいごに、 当記事は筆者の偏見が色濃い記事であることをお詫び申し上げます。
    2021.08.08
    雑談・日常
  • コンサートやライブで一番目立つのは、舞台上の演者です。 しかし、見えないところで必要不可欠な役割を担う人物がいます。 それは、、、 ステージマネージャーです。 彼らは、受付や舞台転換など、アーテイストが当日担うことが難しい仕事に従事しています。 規模の大きな公演ですと専門のスタッフが担い、小さな公演の場合は演奏家の知人、または演奏家・アーテイスト側が担うパターンが多いです。 飲食店の場合は、お店側のスタッフが手伝ってくれることもあるでしょう。 一見、ステージマネージャーの仕事は誰でもできそうに見えるかもしれませんが、 実は、けっこう向き不向きがあります。 詳しく考察してみましょう。 ◆ステージマネージャーに向いている人 とにかく「しっかりした人物」が向いているかと思います。 ケアレスミスが少なく、事務系の能力が高い人は重宝されるでしょう。 また、歩き方や喋り方に癖がない、音楽業界以外の一般社会にも自然に溶け込むことのできる人物は、 公演においてノイズにならないので舞台上での印象が良いでしょう。 小さな公演では。影アナウンスなどを兼任することもあります。 アナウンサーのような端正な声質・しゃべり方を有していると、なおよいかと思います。 ◆ステージマネージャーに向いていない人 アーテイスト・クリエイターとしての能力が高いが、正確さに欠けるタイプが該当します。 演奏家の知人が担うパターンは多くありますが、どこか不器用でぎこちない印象になります。 このようなタイプの方は、2・3回経験として引き受けたあとは、頑固「引き受けない」ことをお勧めします。 理由として、このような仕事でスキルを貯めてキャリアアップすることが厳しいからです。 演者そのものか、ステージマネージャー以外、またはそれより上のポジションなどを担うことがお勧めです。 ◆まとめ いかがでしたでしょうか。 ステージマネージャーは、(クラシックの場合は特に)いかに「ちゃんとしている感」を出すことが求められます。 これは、実は先天的な才能でもあります。 みなさまが、より適正にあった役割を担うことを、切に願う次第でございます。
    2021.08.07
    雑談・日常
  • 音楽講師は演奏家に比べて職業としての寿命が長いです。 中には、一生現役の先生もいらっしゃいます。 今回は、ご年配の音楽講師について詳しく解説していきたいと思います。 ・講師の年齢について 一般的にプロ・オーケストラの定年は60歳です。 一般企業よりも定年が早いですが、アスリートとしての能力を鑑みると致し方ないかと思います。 しかし、講師業に至っては定年はもっと先になります。 大学教授においても、定年は60代後半以降です。 ・どのような講師がいらっしゃるか? 60代以降の音楽レッスン講師は、20代から講師として専業で活躍していた方から、引退したオーケストラ団員・または音大卒の引退した学校教員まで様々です。 ・60代以上でも活躍する講師の特徴とは? これまでに得た音楽的経歴によって、「この人に習う価値がある!」と思わせる指導ができる方かと思われます。 例えば、長年子供への指導を継続して行ってきた講師、音大受験生を毎年指導してきた講師などが挙げられます。 または、もともと一流のアーテイストとして活躍されていた方は、 技術が衰えても、カリスマ性やアーテイストとしてのオーラで生徒の心を掴むことができます。 ・60代以上の講師の長所 長年培われた指導経験により、より異なるタイプの生徒に対応が可能であることです。 若いころならばイライラしていたレッスン中の生徒のミス等も、 またこのパターンか!と、 過去に見た似た生徒の事例を参考に解決することができます。 ・60代以上の講師の欠点 これは本当に人によるとしか言えませんが、少なからず根性論を肯定する傾向にあると思います。 若い人が楽な道を選びがちであると主張されることは分からなくもないですが、 コストを掛けること、遠回りをすることで得られる「深み」に固執することは、業界全体の底上げにおいてはマイナスかと思われます。 ・まとめ 音楽講師は一生現役で活躍できる職業です。 レッスングリッドでは、高齢の講師さんの参加も歓迎しております。 ぜひ、ご登録のほど宜しくお願い致します。
    2021.08.03
    雑談・日常
  • 古今東西、多くの音楽家は、自身の生徒に対して有償のレッスンを行います。 生涯に1000人以上の生徒を持つプロ講師や大学教授もいれば、たった1人しか弟子を持たない演奏家もいます。 では、そうした音楽家たちは一体いつ頃から講師業を始めるのでしょうか。 詳しく考察していきたいと思います。 ◆大学・専門学校入学後1年以内 少数ですが、将来を見据えて講師経験を積もうと考えている音大生・音楽専門学生が音楽教室に勤務し始めます。 学生であるため、レッスンの型や生徒への接客は改善の余地がある先生は多いかと思います。 学生の層はさまざまです。 中には卒業後は演奏のみで生計を立てるようになり、講師業を行わない方もいます。 ◆大学・専門学校入学後しばらく後 管楽器を中心として、母校の部活動に関与するようになります。 後輩を指導する経験をきっかけに、指導者への道を歩む音楽家は多いです。 ◆大学・専門学校卒業時 大学卒業後すぐは演奏の仕事が少ないため、生徒の多い音楽教室でレッスンを始める先生は多いかと思います。 生活が掛かっているため、教室における営業や予定調整などは学生よりもしっかり行うようになっていきます。 先生によっては個人教室を開業する方もいます。 集客の方法も、ネット集客からビラ配りまで様々です。 ◆留学後 卒業後留学し、帰国後に音楽講師を行う音楽家もいます。 海外留学によって演奏家が得た知見を、レッスンで教えてもらうことができるのは、生徒にとっては非常に有用ではないかと思われます。 ◆30代以降 フリーランスの場合、30代以降の演奏の仕事は減少する傾向にあります。 しかし、講師の仕事は30代以降も需要が高いです。 多くの演奏家は20代から指導活動を行っていますが、30代になって指導者としての仕事の割合を増やす人は多いかと思います。 ◆まとめ 音楽指導のお仕事は、音楽業界全体を活性化させるための大きな役割を担っております。 音楽指導者として仕事をしていきたい音楽家、レッスンを増やしたい音楽家は、ぜひレッスングリッドをご利用ください。 何卒宜しくお願い致します。
    2021.07.31
    雑談・日常
  • 前回は、社会人から音大生になる難しさとキャリアプランについて述べさせていただきました。 今回は後編として成功例、失敗例について触れていきます。 ◆社会人から音大受験に失敗する例 基本的に、いきたい専攻・コースがどれだけ浪人に対して寛容かどうかが重要です。 例えば、東京芸大のヴァイオリン専攻は浪人生がほとんどいません。 毎年、ヴァイオリン専攻の学生は30人ほど在籍しておりますが、浪人生は1~2人しかいません。しかも、ほとんどが1浪です。 東京芸大は日本で最も浪人生の多い大学として知られています。しかし、ヴァイオリン専攻においては、浪人に対して不寛容な専攻であると言えるでしょう。 他の国公立のヴァイオリン専攻も同様で、社会人から入学することは厳しい専攻であると言えます。 私大でも、大学院や人気ディプロマなどの比較的学費が安く人気のあるコースは、社会人から入学することが難しいです。 ◆社会人から音大受験に成功する例 邦楽(日本音楽)の一部の学科や作曲・理論など、現役至上主義ではない学科がねらい目です。 また、博士課程の場合はそもそもの入学年齢が高いため、数年でしたら現役と変わらない扱いをされるかと思います。 何よりも、学費の高額な私大における人気のない専攻・コースへの入学は、しかるべき対策を講じれば確実に入学できると言えるでしょう。 ◆入試は情報戦 音大入試においては、一般大学以上に公にされている情報が少ないです。 各々の調査能力がモノを言うでしょう。 正しい情報を得るためには、音大卒業生の友達を増やしていくと有益な情報が得られるかと思います。 ********************** 音楽大学に入学して得られるスキルはそこまで大きくはありません。 しかし、音楽業界・あるいはOBとの縦・横の繋がりを得ることが、音楽の仕事を増やすことに直結するかと思います。 レッスングリッドでは、音楽大学の受験生を応援しております。 直前の対策以外の、毎日の練習の進捗・座学などはオンラインで対応可能です。受験生をもつ先生方も、ぜひレッスングリッドを利用していただけますと幸いです。
    2021.07.27
    雑談・日常
  • 近年、少子化で大学生は減少つづけています。 そのため、大学は生き残りをかけた戦いが繰り広げられています。 特に音楽大学は、不要不急の象徴ともいえる「音楽」を学習する高等教育機関であるため、生徒が集めにくくなっています。 そのため、大学として健全な経営をしていくのは至難の業です。 一部の音大では、留学生を増やして定員を増やす施策を行っております。 中国など、音大のレベルがヨーロッパよりも劣るアジア圏の国が対象になります。 ある私立音大では、1割以上が留学生が占めているとのことです。 一般大学では社会人大学生・大学院生の拡充を図っているところもあります。 しかし、音大ではあまり実績がでていないように思えます。 ◆大人になってからプロの音楽家になる難しさについて 基本的に、音楽はスポーツと同じで早期教育で今後の伸びしろが決まります。 そのため、音楽大学に社会人入試で入学することができても、プロレベルの演奏能力を培うことが厳しいかと思います。 ◆どんな人が社会人から音大に行くの? 実例が少ないため統計的な回答ができませんが、 いくつかパターンを上げていきます。 1.エリート 主にヴァイオリンやピアノ・声楽などのクラシック音楽に対する憧れから、趣味の延長として音楽大学に入学します。 成功した経営者、弁護士、または圧倒的なスキルをもつビジネスマンなど、努力や熱量の量が高い人が占めているかと思います。 卒業後は、副業として音楽活動を行う人が多いのではないかと思われます。 2.インテリ 学問の情熱が強いが演奏家になるほどの力量はない方が、社会人になって作曲や音楽理論など、座学に近い専門へ転向します。 成人後も後天的努力でプロレベルに達することが可能であるため、アカデミズムの世界で一旗揚げることに成功する方もいます。 3.音楽が諦めきれない人 金銭的な余裕が少なく、音楽のみならず学問に打ち込むことも厳しかったが、どうしても音楽家(主に演奏家)への夢を諦められず音大に進学する方もいます。 傾向として、西洋クラシック音楽以外の専門分野が多いです。 クラシックの場合、入学難易度がそこまで高くない2年程度のディプロマに挑戦する人もいるかと思います。 ********************** いかがでしょうか。後編は、社会人から音大に失敗する例・成功する例について述べさせていただきたく存じます。 みなさまの進路選択、または指導における参考になれば幸いです。
    2021.07.21
    雑談・日常
  • 前回は、需要のある講師になるための術として、 音楽レッスンにおける初心者を教えるメリット、接客の大切さを解説しました。 今回は、後編として、需要の多いレッスンとは何か、少ない需要をいかに増やしていくかについて、深堀していきたいと思います。 ◆3. 専門によって需要が異なること、また需要が少なくても特色のあるブランディングによって需要は創出できること 音楽レッスンはサービス業ですので、レッスンそのものの需要があるかどうかが生徒さんの総数と比例します。 例えば歌の場合、クラシックの発声でオペラを歌えるようになりたいと希望される生徒さんよりも、 ポップスの発声でJポップを歌えるようになりたいと希望される生徒さんのほうが、 圧倒的に需要が高いかと思います。 ここでは、クラシックのオペラの芸術性の高さが世間の需要と結びついていないことが挙げられます。 しかし、声楽専門の指導者の方が卑屈になる必要はありません! 需要のある層に対して適切な営業、広告を行い、数多いる競合に打ち勝てば良いのです。 現在、リベラルアーツとしての芸術の役割が世の中で注目されています。 世界中で経営者・富裕層などが、 教養の欠如によってAIに負ける硬直化した判断しかできなくなる、 差し迫る未来への危機感から、 芸術を学ぶ必要性が見直されているのです。 そのため、以前よりも経営者・富裕層など間で芸術の価値は高まっています。 もともと、「カラオケを歌う経営者」よりも「オペラが歌える経営者」のほうが、より高いステータスを持ちます。 ただ、オペラを人前で歌うことができるレベルの愛好家の方が少なく、実態が把握できなかったのではないかと思われます。 また、彼等の御子息の習い事として、 芸術分野の音楽レッスンは、少子化にもかかわらず依然高い需要を持っています。 重要なことですが、富裕層向けビジネスは単価が高いです。 需要の少ない分野は、富裕層むけのブランディングを行うことが 音楽家として生き延びるために必須であると言えるでしょう。 ◆4. 妥協する力 非常に残念な事ですが、 世間では楽器演奏において 本格的で伝統的に正しいメソッドは求められていません。 才能が中以下の生徒に対しては、とにかく長く続けてもらえるように毎回のレッスンを楽しいものにしていくことが最優先かと思います。 そのため、ある程度は指導において妥協しなければいけない場面に多く遭遇するかと思います。 ただし、才能も伸びしろもあるマジメな生徒さんに対しては、 将来のために盤石な基礎を叩きこんであげることも講師としての愛情としてアリかと思います。。。 ◆ まとめ 正しい情報とは、目をそむけたくなる真実であったりします。 音楽的能力を高める努力をしても、思ったような成果が上がらないことも多いです。 成果が上がった場合でも、それが自身を幸せにするかどうかとは別であることは多いです。 とくに、人から認められたいと感じている人は、 仮に自身の所属しているコミュニティから承認された次は、世間全般からも承認されたいと感じるかもしれません。 しかし世間一般では、自身の高めてきた音楽のジャンルがあまり認知されていない可能性もあります。 なかなか、世知辛いです。 一ついえることは、世の中の需要は音楽への愛情から一歩引いたところから見ないと分からないことかと思います。 これからの時代は、より一層、 世の中需要に答えることと、好きなこと・得意なことを仕事にすることのバランスが求められるでしょう。
    2021.07.18
    レッスンについて 雑談・日常
  • 講師業で生徒を多くもちたい。 そう思う音楽家の方は多いかと思います。 今回は、生徒さんを多くするために必要なことについて紹介していきます。 ◆1. 初心者を教える 音楽レッスンサービスの需要の半分以上は、楽器未経験者です。 音大卒の方は、周りが音楽ガチ勢に囲まれているので認識しずらいですが、 音楽ガチ勢は、世間的には非常にマイノリティな存在です。 音楽ガチ勢に指導したほうが楽しいし、指導が楽です。 しかし圧倒的に少数派の上、かなり高いレベルの実技・学歴・賞歴のいずれかが求められます。 例えば、音楽大学への受験をしたい生徒は、音楽大学卒でも上位層の講師に習う事を希望されるかと思います。 自身の音楽家としてのレベル・立ち位置を見極め、 初心者、あるいは自分の教えられる範囲より少し下ぐらいのレベルの生徒さんを中心に指導することが、指導者として活躍するコツかと思います。 ◆2. 接客を上手く行う 音楽レッスンを受ける生徒様は、本質的にはお客様です。 目的は生徒によって異なり、手軽な趣味でやりたい、結婚式や会社のイベントで披露したい、自分に自信をつけるための特技にしたい等、さまざまかと思います。 これらの異なる目的に共通しているのは、先生は生徒のもつ目的に答えなければいけないことです。 つまり、しっかりとした接客を行わなければならないということです。 もちろん、プロ志向だが怠惰な生徒に対しては、厳格な教師としての役割が求められるといったケースはあるでしょう。 しかしその場合でも、講師として自身の感情と言動をコントロールし、生徒さんの気持ちを読まなければいけません。 ***************************** 後編では、音楽レッスンにおいて需要のあるコンテンツについて、本質的な部分を掘り下げていきます。
    2021.07.17
    レッスンについて 雑談・日常
  • 楽器を弾きたい。 しかし、家に防音設備がない。 スタジオかカラオケへ練習に出かけようと思ったが、たまには野外で音を出してみたい。 雲一つない青空が広がる日には、そういう気持ちになる人は多いかと思います。 今回は、野外で音を出すことについてお話ししていきます。 ◆近隣から苦情の来ないようにすること 昼間であれば大きな公園のベンチでアコースティックギターをかき鳴らしても、多くの場合はクレームにはならないでしょう。 路上の弾き語りからドームツアーを行うまで有名になったアーテイストも存在したため、世間の目は温かいかもしれません。 これがアコースティックギターではなくアンプを使う類の楽器、または大音量のでる金管楽器などであれば、警察に通報される可能性は高まります。 ◆清潔感があること 人前で演奏する際は清潔感が必要になります。 清潔感が無いパフォーマンスはおどろおどろしいものとして、迷惑行為に該当するかもしれません。 日本は清潔感至上主義のようなところがありますので、人前で何かする=清潔感が必要と認識されています。 たとえ休日であっても、人前で演奏する際はひげをそる、化粧を整えるなどといった身だしなみを整える必要があるといえます。 ◆合法であること 公園のルールとして無許可の楽器演奏が禁止されている場合、また駅前広場で路上ライブを行う場合は、法律的にアウトである可能性が高いです。 しかし、いくつかの自治体では、お金を払う、アーテイストとして登録をして路上ライブの許可をもらうなどの施策を行っているケースもあります。 それらの自治体の多くは、規制が強まる以前から路上出身のアーテイストを多く輩出している地域であったりもします。 演奏を始める前に、自分の演奏活動が合法であるかどうかについて、1度インターネットで確認してみると良いでしょう。 ◆ほどほどに治安が良いこと 治安の悪い地域で演奏活動する際、反社会的勢力との接点を持つ可能性があります。 演奏中、反社会勢力から金品の請求をされる等のトラブルを避けたい場合は、治安が良い街に移動しましょう。 しかし、閑静な高級住宅街の場合は、駅前であっても住民から騒音とみなされて排除される可能性は高いです。 路上演奏を行う街は、ほどほどの治安が求められるといえるでしょう。 ◆まとめ 合法であり、住民からクレームが来ないこと。 当たり前のことですが、路上演奏においてはクリアする難易度が高いかと思います。 皆様の良い音楽ライフの発展を願います。
    2021.07.10
    雑談・日常
  • 楽器の練習したい。 しかし、家に防音設備がない。 練習をしないという選択肢を除くと、音楽スタジオ又はカラオケボックスで楽器を練習をされる方は多いかと思います。 音楽スタジオは楽器の練習をする環境としては最適ですが、使用料は高いです。 この点、カラオケボックスは割安です。 特に、フリータイム制などを利用すれば、1時間あたり500円以下で練習をすることができます。 また、ソフトドリンクが飲み放題のプランも多く、快適に過ごすことができるかと思います。 ◆カラオケボックスを安く、快適に過ごすコツとは? ★①早い時間帯の利用★ できるだけ午前中、または午後の早い時間に利用しましょう。 フルタイムのお仕事をしている場合は、休日早起きをしてカラオケに向かわれると良いかと思います。 早い時間が良い理由として、 利用者が少なく治安が良い傾向にあり、 その上料金が安めに設定されていることが多いことが挙げられます。 カラオケボックスはスタジオに比べて壁が薄いので、よく隣の音が聞こえます。 早い時間ですと人が少ないので、隣のブースを使用している可能性は低いです。 このため夜に使用するよりも快適に練習をすることができます。 また、窃盗などの犯罪に従事されている方は圧倒的に夜型ですので、 午前中のほうが犯罪に合うリスクも軽減されるかと思います。 ★②少し料金の高めなカラオケボックスを利用する★ 料金が高めなカラオケボックスのほうが部屋が広く、相対的に壁が厚めな傾向にあります。 壁の厚さは、カラオケボックスで楽器演奏する上で重要です。 貴方が音の大きい楽器を演奏する場合、隣から聞こえてくる音のボリュームは増大していくでしょう。 場合によっては、いやがらせ行為をされるリスクがあります。 このような不快な出来事を避けるためには、比較的壁の厚いカラオケボックスを利用することがオススメです。 ◆カラオケボックス利用の注意点 窃盗や嫌がらせを受ける危険性と隣り合わせかと思います。 高価な楽器を放置してトイレに行った後、損失する等といったリスクがあります。 トイレに行く際は、財布やケータイ、楽器も肌身離さず持っていく等といった危機管理が求められるでしょう。 ◆まとめ いかがでしょうか。 今回は楽器の練習においてカラオケボックスを使用することについて述べさせていただきました。 オンラインレッスンの場合、カラオケボックスからでもレッスンをすることができます。 レッスングリッドにおいても、自宅で楽器が演奏できない先生・生徒の場合は、 カラオケ・スタジオから行うことを推奨しております。 皆様の音楽生活が快適で安全に行えますことを願っております。
    2021.07.09
  • オンラインレッスンは、ほとんどの場合自宅で行います。 先生方は防音設備があり自宅で音出し可能な方が多いかと思いますが、生徒さんはそうではありません。 音楽レッスンに通う生徒さんのほとんどは、初心者で楽器を始めた方です。 当然、音楽を始める前から楽器演奏可能な環境にある方は、特に都市部ですと少数派かと思います。 家で音が出せて、練習する環境にあることは非常に恵まれていると言えるでしょう。 ◆認識のズレ プロの音楽家は幼少から始めた方が多く、周りも上級者に囲まれて育った人が多いため、 世の中に存在する多くの生徒さまの実際と、先生が想像した生徒との間に認識のズレが生じるのです。 ◆室内でも可能な楽器について 楽器店に行くと、目立つ位置にキーボード・ウクレレなどが置いてあります。 初心者も始めやすく、かつ室内でも練習しやすい楽器は、単価が安くともよく売れるため売り上げの底上げになることと思われます。 ◆室内で演奏しやすい楽器とは? ・1.エレキギター アンプを繋げなければ、音は極小です。 夜間でも練習可能です。 ・2.ウクレレ 柔らかい音がします。 マンションでも演奏可能でしょう。(演奏する責任は各自でお願いします。。。) ・3.大正琴 歴史が比較的浅い和楽器です。 もともとアマチュア向けに開発されたこともあり、音は小さめです。 ・4.電子ピアノ 夜間はヘッドホンをして音を出さずに演奏が可能ですが、直下への振動はあります。 集合住宅の場合は防音マットを轢くなどの対策が必要です。 ・5.エレキヴァイオリン 極限までボリュームを下げることができるので、室内でも可能です。 ◆まとめ いかがでしょうか。オンラインレッスンの生徒を募集する際は、室内で指導しやすい楽器を選んでみると良いかもしれません。 先生方の健闘を祈ります!
    2021.07.07
    レッスンについて 雑談・日常
  • 道端でギターをかき鳴らし、歌を歌う人。 いわゆる、ストリートミュージシャンと呼ばれる人々がいます。 彼らは、楽器を弾くことと、歌を歌うことを同時に行います。 「弾き語り」ができるようになりたい! ピアノやギター、ボーカルのコースでは、このような要望をされる生徒さんかと思われます。 多くの講師さんは、ピアノ・ボーカル・ギターのどれかが専門で、そのほかが専門外であるパターンが多いです。 今回は、弾き語りに対応する音楽講師としてのスキルセットについて述べたいと思います。 ◆ポップス系のギター・ピアノ指導者の場合 最低限、ボーカルは指導可能であることが望ましいでしょう。 特に、音楽レッスンにおけるギターの9割は、「歌もの」といっても過言ではありません。 ボーカルは、クラシックの声楽のように爆発的な声量は求められません。 正しいピッチが判別することが可能な方であれば、訓練次第でボーカル講師になれます。 ◆クラシックピアノの指導者の場合 ボーカル講師になることは可能ですが、注意しなければならないことがあります。 それは、声楽とボーカルで発声が異なることです。 ピアニストの多くが、副科で声楽を習った経験があるかと思いますが、 ポップスのボーカルに関しては、声楽とは全く別物として一から学び直す必要があります。 また、音楽用語・レパートリーなども一般的なクラシックピアノ奏者が有する知識とは異なります。 いままで培った耳、運指の訓練などを生かしつつ、まったく異なる音楽の体系を勉強することが求められます。 ◆ボーカル講師の場合 ピアノが弾けることが望ましいでしょう。 ピアノが弾けるボーカリストの場合、レッスンでボーカルの生徒に対して伴奏ができることが強みになります。 カラオケではなく講師の伴奏であれば、テンポや反復などが柔軟に変更できるので、レッスンの満足度が高まるかと思います。 また、ピアノではなくてギターでも良いのではないかという声もあるかと思われますが、 音楽教室の講師としてはピアノ+ボーカルの組み合わせのほうが需要がある傾向にあります。 ◆まとめ 楽器の演奏スキルは一朝一夕にはつきません。 だからこそ、一度会得した技術は財産になります。 特に人材として稀少な組み合わせのスキルをお持ちの方は、 ライバルが少ない為、のびのびと仕事ができるかと思います。 先生方の、より一層のご活躍をお祈り申し上げます。
    2021.07.04
    レッスンについて 雑談・日常
  • 音楽を上達させる上で大切なこと。 それは、 自信です。 全く楽器ができない、あるいは弾けない人が、 「俺はできる!才能がある!」と思い込んでいるうちに、 いつしか本当に才能のある音楽家へと変貌する例も多くあります。 ◆音楽家にとって自分を信じるということとは? まず、自信というのはあるに越したことはありません。 特に下積み・修業期間中は、実力不足がゆえに理不尽なことを言われたり、叱責をうけることはあるかと思います。 メンタル的につらい時期ですが、自分に自信を持っていれば精神的なダメージを受けにくくなります。 特に、指導者や現場の先輩から高圧的な注意を受けた場合、自分を信じることができれば、精神的なダメージを和らげることができます。 ◆指導者にとって自分を信じるということとは? 音楽指導者が自信を持てば、生徒さんにとって信頼できる講師と認識されることもあります。 同じ指導内容でも、自信を持って生徒さんに伝えるのと、自信が無く生徒さんに伝えるのでは、 結果は違ってくることは明白でしょう。 ◆自信過剰が講師に招く悪影響について 講師が自信のスキルに対して自信を持ちすぎている場合、レッスンが上手くいかなくなることがあります。 例えば、講師の模範演奏が自己陶酔感強めである場合、お客様は「痛々しい人物である」と認識するかもしれません。 また、自分のやり方が正しいと信じるあまり、柔軟な対応ができなくなり、的確な指導とは言い難いレッスンになることは多いかと思います。 ◆自信が無いことがプラスになるケース 音楽活動において自信があるに越したことはないと言われますが、「自信がないこと」も強みになる場合があります。 若手でキャリアが少ないゆえに自信がない音楽家は、 依頼された仕事に対してしっかり準備して取り組まれる方が多いかと思います。 また、自信が持てない性格の音楽家の場合は、 物事の判断に対して慎重になるため、 教室運営などプレイヤー活動以外で正しい判断をする確率が高まるかと思います。 ◆総論 音楽家の活動においては、程よい自信と客観的に物事をみる力が求められるかと思います。 弊社では、音楽家の皆様が快適で充実した音楽活動・講師活動が行える、より良いサービスを提供に努めています。 何卒、宜しくお願い致します。
    2021.07.03
  • おかげさまで、レッスングリッドでは沢山の音楽家の皆さまに講師登録いただきました。 しかし、まだまだ先生の募集を行っております。 今回は、レッスングリッドで特に募集している楽器についてお話します。 チェロ 大人から始める人の多い、人気の楽器です。音大卒のチェリストの方は、是非登録をお願いする次第です。 尺八 音を出すことが難しい楽器である尺八。世界中で人気上昇中の楽器でもあります。師匠から外部での講師活動を禁止されてない先生には、ぜひ講師登録をお願いしたいです。 二胡 日中関係の移ろいを物ともしない、日本で高い人気を誇る楽器です。 初心者はもちろん、中級以上の指導ニーズも高いので、すべてのタイプの二胡奏者のご登録をお願いする次第です。 三線 日本全国はもとより、ハワイやアメリカ(の一部)でも人気の楽器です。 楽器のレッスンのみされる講師も、民謡のレッスンをされる講師も、皆様登録していただければ幸いです。 何卒宜しくお願い致します。 大正琴 高齢者を中心に人気が高い楽器である大正琴。レッスングリッドは、外出のできない方に対して音楽のレッスンを提供するサービスでもあります。 そのため、ニーズの高い大正琴の先生に登録していただければ大変嬉しいです。 レッスングリッドから音楽家のみなさまへのお願い あなたの周りでオンラインレッスンを検討している音楽家の方がいらっしゃいましたら、 ぜひ!レッスングリッドをご紹介していただければ幸いです。 既に紹介していただいた音楽家の方には、心より感謝をする次第でございます。 今後ともよろしくお願いいたします。
    2021.06.30
    お知らせ グリッド情報
  • 音楽講師の服装については、様々な議論がされています。 バンド系はTシャツでも問題ない、クラシック系はカッチリした服装が好ましい、など。。。。。 ライブや演奏会ではTPOに応じた服装をされている音楽家でも、 生徒に教えている時に寝巻に近い恰好である方もいます。 もちろん多くの音楽講師の方は、音楽講師にふさわしい服装をされていると思います。 逆に、毎日タキシードを着てレッスンをする講師はいないと思われますし、そのような服装はTPOに反していると言えます。 ◆清潔感の重視 バンド系であればTシャツで教えられることもあるかもしれませんが、指導者というポジションにふさわしい恰好をしなければなりません。 Tシャツの着用においても清潔感が求められます。 首元がヨレヨレである等、清潔感が欠如した服装は講師としてふさわしくありません。 衣類のメンテナンスが苦手な方は、新品の安価な衣服を着る習慣をつけると楽かと思います。 状態の悪い高級な衣服よりも、清潔感のある安い服を着用するほうが好印象であるといえるでしょう。 ◆レッスングリッド採用において オンラインレッスンでは、画面越しに見える範囲の服装を、気をつけていただくことなるかと思います。 ただし、いくら画面から見えない場合でも、下半身が下着や短パンでレッスンを行うことは避けたほうが良いでしょう。 気を抜いた瞬間に、事故が勃発するためです。 弊社採用においては、対面の音楽講師らしい服装をされているかどうか、チェックさせていただいております。 ご協力のほどよろしくお願いいたします。
    2021.06.27
    グリッド情報 レッスンについて 雑談・日常
  • レッスンにおいて音楽講師が悩むこと。 それは、生徒に厳しくしてもよいかどうか、どこまで叱っても大丈夫か? しっかり伝えたほうがよいことを伝えるか、継続してもらうことを重視して指摘することをあきらめるか? 多くの講師が模索する問題かと思います。 今回は、講師の「叱る」行為について掘り下げていきたいと思います。 ◆1 生徒への叱咤激励 「叱る」行為の前提として、生徒の成長、または演奏している曲の完成を促す目的があるかと思われます。 自己管理が下手で練習出来ない生徒に対して、練習する習慣づけを行う目的で、 一時的に「叱る」必要がでるケースがあるかと思われます。 もっとも、勤務している教室や生徒のタイプによって、叱る方法は変えなければいけません。 また、現状に満足している生徒に対して、より高い目標設定を促すために叱ることも有効なケースがあります。 叱るというよりも諭すという方がニュアンス的に正しいかと思われます。 ◆2 暴れる子供を鎮める 子供へのレッスンの場合、いつも暴れまわる子供に対してもレッスンを行うことがあるかと思います。 落ち着いてレッスンに取り組めない場合、叱る必要があるでしょう。 講師が叱ることで保護者からクレームが来た場合、その子供は辞めていただくことが適切かと思います。 ◆3 学生時代の懐古として、先生としての役割を全うする 趣味の大人のレッスンにおいては、学生時代の部活を彷彿させる熱い指導を期待する生徒は少なくありません。 しかし、講師の熱血レッスンを求める生徒がいる一方で、気軽に行える趣味としてレッスンに来る生徒さんもおります。 生徒さんの様子を伺いながら、一人一人に合った指導を心がける必要があるでしょう。 ◆4 ストレス発散 先生によっては、先生自身のストレス発散のために生徒を叱ることがあります。 これは、音楽のプロとして許しがたい行為と言えるでしょう。 ◆まとめ レッスンにおいて「叱る行為」は、あくまで生徒の為でなければなりません。 そのため、感情をコントロールした上での演技としての「叱る行為」でなければならないのです。 例えば、学校における生活指導の先生は、生活指導の先生として嫌われ役を演じているため、素顔は温厚な方が多いかと思われます。 アンガーマネジメントがしっかりできなければ、100人以上の生徒を相手に嫌われ役を担うことは厳しいでしょう。 音楽レッスンにおいても、厳しいポーズは演技でなければなりません。 なかなか、難しいことであると感じます。 先生方の健闘を祈ります。
    2021.06.26
    レッスンについて 雑談・日常
  • おかげさまで、たくさんの先生がレッスングリッドに登録していただいております。 先生の経歴は様々です。基本的に音大・音楽専門学校出身のキャリアの先生が多いですが、そうではない現場出身の先生もいます。 また、音大・専門学校の無い楽器などもあります。 では、弊社の採用において音大・音楽専門学校出身ではないキャリアの先生について解説していきます。 ただし、あくまでも「基準」としてご参考ください。 ◆1.バンド楽器(ギター、ドラムなど)の方 プロのミュージシャン・講師への一定期間の師事歴があり、かつ依頼業務を中心としたアーテイスト活動を行っている方は、採用いたします。 (採用後、ご自身のお名前が記載されているライブのチラシ等の提出をお願いしております。) ◆2.ジャズマンの方 プロの演奏家として継続的にライヴを行っているジャズ演奏家は、採用いたします。 ◆3.賞歴・グレード所持者 客観的に音楽に関する技術があると証明できる賞歴・グレードをお持ちの方は、採用いたします。 ◆4.現時点で一定の指導歴がある場合 一定期間音楽のレッスンを行っている方は、採用いたします。ただし、ブランクが長すぎないことが好ましいでしょう。 ◆まとめ 今回は採用の基準について投稿しました。 上記した項目に加え、最低限の清潔感、コミュニケーションの能力も重要な判断基準とさせて頂いております。 レッスングリッドは、先生あってのサービスです。 私どもスタッフも、先生への感謝の気持ちを忘れずに、真摯にサービスの改善に務めさせて頂きます。 何卒宜しくお願い致します。
    2021.06.23
    お知らせ グリッド情報
  • 日本のポップスにおいて、楽曲の自作自演は戦後から盛んに行われてきました。 対して、クラシックの演奏家・バンド系以外の演奏家においては、自ら作曲を行う人はほとんどいませんでした。 しかし、2010年代以降では、作曲をする演奏家が増加してきました。 なぜ、作曲をする演奏家が増えたのでしょうか? 詳しく考察してきます。 ◆1 .コンクール社会の崩壊 一昔前は、著名なコンクールで入賞させてスターを創り上げる、といった業界構造がありました。 そのため、生活をするためにはコンクールに受賞するための練習のみ行い、他のことは一切必要ないという風潮でした。 しかし、現在はネット社会となり、事務所やマスコミの力が弱まりました。 そのため、スター演奏家を養うだけの金銭的余裕は無くなってきたのです。 その影響もあってか、昔に比べてアーテイストの物腰が柔らかくなった所感があります。 多くのアーテイストは(マネージャーがいるクラスでも)自身でSNSなどを使用した営業を行うようになりました。 つまり、演奏以外のスキルを多く必要とされるようになったのです。 作曲・アレンジが出来たほうが仕事として良い、または外注する予算が節約できるといった考えが浸透してきたのではないかと思います。 ◆2. 動画配信の勃興 近年、動画配信活動により収入を得る音楽家が増えてきました。 動画配信活動で収入を得るためには、人の目を惹くようなコンテンツを作らなければなりません。 そのため、コンテンツ作成のために作編曲の技術が必要なケースが増えたため、自力で作編曲を行う演奏家が増えたのです。 ◆3.楽譜浄書ソフトの普及 現在、出版されるほとんどの楽譜は、手書きではなくコンピューター=浄書ソフトを使って入力された楽譜です。 多くの浄書ソフトは、コンピューターに入力した音を再生することができます。 つまり、自分の書いた音を随時再生しながら作曲ができるようになったのです。 これまでは、楽譜上の音楽を頭の中で鳴らせる人以外は、実際に楽器で演奏しなければ譜面に正しい音が記されているかが分かりませんでした。 しかし、現在は浄書ソフトまたはDTMなどの打ち込みにより、高い読譜能力が無くても、そこそこ高いクオリティの作編曲が可能になりました。 低いクオリティの楽曲しかつくれなければ馬鹿にされることもありますが、一定の水準以上の楽曲を作成することができれば一目置かれるかと思います。 そのため、演奏家の作曲技術が大幅に飛躍し、演奏家の自作自演が増えました。 まとめ 技術革新によって芸術のレベルが飛躍することは、人類にとって非常に喜ばしい出来事であると言えます。 今後の音楽活動はより幅広いスキルが必要となり、一生涯を通した学びの継続が必須となるでしょう。 レッスングリッドは、講師の皆様も、生徒の皆様にも必要とされるサービスを提供していきたいと考えております。
    2021.06.19
  • 大人むけ楽器レッスンでは「OOを弾きたい!」という生徒さんの声に答えて、生徒さんが希望する楽曲を演奏するケースがあります。 中には、初心者には無謀な曲を希望する生徒さんもいます。 今回は、このような生徒さんに対してどのようなレッスンを提供するべきか、考察していきます。 ◆1. 部分的に弾けるようにする 弾きたい楽曲の一番印象的な箇所(フレーズ)を演奏できるようレッスンを行います。 ただしこの場合は、身体的な訓練が不要な範囲でできる演奏に限定されます。 例えば、ピアノでいうオクターブの連続は、手の大きい人ならば根性で可能になるケースもあるのです。 このやり方は、過去に他の楽器をやっていた人の場合は成功する確率は高まります。 しかし、身体的に訓練が必要とされる場合、原曲より簡単に直したフレーズを演奏するのが無難かと思います。 ◆2. カンタンな譜面を使う 「初心者でも弾ける有名曲」といったタイトルの、有名曲のアレンジ譜を提案する先生は多いです。 しかし、初心者向けに書かれた楽譜の多くが、初心者には演奏することが難しいです。 指導者の手でさらにカンタンな楽譜に直すか、じっくり丁寧に一つ一つ練習して覚えていくかの選択に迫られます。 ◆3. 気合で演奏に挑む! 以前、全くピアノ経験のない九州の海苔漁師の方が、難曲「ラ・カンパネラ」を弾きこなし有名になりました。 彼のように、原曲に体当たりで挑む方もいます。 原曲がカンタンであれば可能ですが、そうでない場合は大学受験や高難度の資格試験に匹敵するくらいの努力が必要になります。 個人教室の場合は自由ですが、中規模以上の音楽教室の場合は、別の曲か簡単にした楽譜を提案するのがトラブル回避になるでしょう。 ◆4. 他の曲を提案する 「この曲が弾けるようになるのは、楽器を始めておおよそO年目です。それに向けて一緒に頑張っていきましょう!」 といったように、前向きな言葉で生徒さんを別の曲の練習に向かわせる先生は多いです。 これが、現在の大人向けレッスンの正攻法といえる対応かと思います。 ◆5. 引き受けない・・・ 面倒な生徒さんであるため、お引き受けしない旨を伝える先生(個人指導)もいます。 ただ、このご時世でそのような対応を行う先生は、かなり少数派でしょう。 まとめ 生徒さんの夢をかなえること。 これは、サービス業としての講師の仕事であると言えるでしょう。 先生方、一人一人にあった生徒との向き合い方を模索していただければ、きっといい方向に向かうと思われます。 生徒さんと先生方の健闘を祈ります。
    2021.06.16
    レッスンについて 雑談・日常
  • オンラインレッスンで生徒を獲得するのは、難しいと言われています。 理由としては、 ①専用のツールがなく、対面レッスンに比べてレッスン内容のクオリティが下がる ②オンラインレッスンそのものの認知度が低い この2つが主因かとおもわれます。 今回は、難易度が高いと思われるオンラインレッスンで生徒を獲得している先生を分析し、 人気講師になるためのアクションを提案します。 ◆1 有名な演奏家になる! インターネットにおいて検索上位に上がる教室を目指すことは、個人教室の場合は至難の業かと思われます。 ここでは、教室を有名にするよりも、先生・講師を有名にする方向にしたほうが、集客としては効率的かと思われます。 音楽講師の場合、手っ取り早いのは有名な演奏家になることです。 有名な演奏家といっても、国際コンクール等をとる必要がありません。(もちろん、そのような経歴を持った方が集客に繋がります) 現在ヒットチャートで上位にあがるポップスを、高いクオリティで弾くこと。 これを継続すると、なぜかファンが増える傾向にあります。 有名になった後、ネット上でレッスンの集客を告知してみましょう。 あなたのファンの一部が、オンラインレッスンを予約してくれるかと思われます。 ◆2 ユーチューバー、またはインフルエンサーになる! ネット集客は、インターネットで有名になることが重要です。 音楽に頼らずとも、有名なユーチューバーやインフルエンサーになることで、自身の教室の認知度が上がります。 楽器の演奏家として一流のパフォーマンスを行うことが厳しくても、トークや文章の力でネットユーザーの心をつかむのは可能かと思います。 これを行うためには、まずは自身とタイプの近いインフルエンサーの真似をする、ネットユーザーの趣向を研究するといった勉強が必要です。 ◆3 ネット広告に力を入れる! 自身でインフルエンサーのような活動を行うことが厳しい場合、ネット広告を行うと良いでしょう。 ネット広告といっても、無料で行う施策には限界があるかと思います。 グーグル等に課金して、ターゲットのSNSに表示させるような施策が必要かと思います。 ネット広告・SEO対策の効果的な施策については、目まぐるしく正解が変わります。 常に実験と検証を繰り返し続ける必要があるので、なかなか骨が折れることかと思います。 まとめ いかがでしょうか。かなり努力が必要で、シビアな提案になってしまったかもしれません。 「レッスングリッド」は、オンラインレッスンで生徒を獲得する難しさを乗り越えるためのツールとして、リリースにむけて開発をしております。 ぜひ、オンラインレッスンご興味のある先生、生徒を増やしていきたい先生は、ぜひご登録いただけますと幸いです。
    2021.06.12
    雑談・日常
  • 音楽家の仕事は主に3つです。 演奏の仕事、講師の仕事、作編曲の仕事です。 この3つの仕事、どれも音楽業界を支える重要なお仕事です。 しかし・・・・・ 特に人気のあるのは演奏の仕事です。 また、特に難しいのが演奏家の仕事です。 では、どのようにすれば演奏のお仕事を獲得できるのでしょうか。 今回は、演奏のお仕事を増やす方法について、考察をしていきます。 1. プロ・オーケストラに入る。 クラシックの楽器の場合、お給料をもらいながらオーケストラで演奏する道があります。 演奏家の中で特に人気なのは言うまでもありません。 だいたい30歳ぐらいまでにオーディションを受けて入団します。 多くの団体では定年60歳で、それまでは演奏家としての仕事を定期的に行う事ができます。 2. 警察・消防・自衛隊などの音楽隊に入る。 吹奏楽器の方は、このような進路に進む方も多いかとおもわれます。 入団試験の難易度や雇用形態は団体によってさまざまです。 共通することは、音楽を演奏することで謝礼をもらうことができるという点です。 3. ソロ活動で地道に営業をする。 ビックネーム以外のソロ演奏家は、ホストなみのマメさで自身のファンを獲得します。 ライブやコンサートを行うと、ファンが駆け付けます。 2000人以上のファンがいると生活ができるとの噂です。(確証はありません) 4. とりあえず、東京に出る。 演奏のお仕事は東京が多いです。 とくにテレビ関係のお仕事は、ほとんど東京にあります。 首都圏以外にお住まいの方は東京に出てみると良いかもしれません。 (その結果は、当記事が責任を持てない旨、ご了承ください・・) 5. 演奏家コミュニティに入り込む。 堅気っぽい雰囲気では、演奏のお仕事はきません。(先述した音楽隊への入隊は別ですが) 演奏家らしい、どこかアウトローな雰囲気と、しっかりスケジュール管理するマメさを伏せ持つことが重要です。 そのような人物になることで、演奏家のコミュニティに入り込むことができます。 コミュニティの中で、演奏の仕事をいただくチャンスを得るのです。 6. まとめ コロナで対面の演奏機会が少ないため、配信業に徹する演奏家もいれば、 この時代においても地方の名士、大先生として君臨されている演奏家もいます。 いろいろな道があります。 演奏家の皆様は、ぜひ空いたお時間に、レッスングリッドで講師業をしていただければと思います。
    2021.06.09
    雑談・日常
  • 音楽講師で高収入を得ることは、なかなか難しいのが現実です。 しかし、中には一流サラリーマンの年収と遜色ない収入を稼ぐ講師がいます。 では、どのような講師がそのような事が可能か? 掘り下げていきたいと思います。 ◆1. ヴァイオリン講師Aの場合 A氏は、名門音楽大学卒業後、ヴァイオリン講師として成功しました。 演奏活動も盛んに行う傍ら、講師としても時間を割くタイプです。 彼は、ネームバリューのある学歴・音楽歴のみならず、政治家なみにコミュニケーション能力が高いことが特徴です。 音楽家として生きていくための能力を最大化することが、講師業の成功につながったことかと思います。 ◆2. ピアノ講師Bの場合 私立音楽大学卒業後、大手音楽教室の講師業を担うB氏。 B氏は、A氏のように輝かしい音楽歴はありませんが、子供に対する集団授業が得意であることが特徴です。 多くの音楽教室の場合、個人授業よりも、グループ・集団授業のほうが時給単価が高くなる傾向にあります。 集団授業を多く受け持つB氏は、結果的に音楽講師としては高い時給で働くことができました。 ◆3. ヴァイオリン講師Cの場合 C氏は輝かしい経歴をもつ成功したヴァイオリニストですが、講師業においてはどのようなジャンルにも対応可能です。 クラシックヴァイオリンの名手であるのにかかわらず、誰に対しても、どんな曲でも指導可能です。 また、早朝から深夜まで、どんな時間でもレッスンが可能です。 本来指導する対象よりも間口を広げることで、講師として稀少価値を生むことが可能になるのです。 まとめ 講師業で成功するためには、演奏技術・指導技術・コミュニケーション能力の3つを極大化することが秘訣かと思います。 言うのはカンタンだけど、ハードル高い・・・ そう思う人は多いかと思います。 しかし、多くの音楽家は3つのうちの1つは得意である傾向にあります。 得意な分野を伸ばすことで苦手な分野が(なぜか)底上げされることはしばしばありますので、今できることを全力で行う事が一番ではないかと思います。 音楽講師のみなさまの健闘を祈ります!
    2021.06.08
  • お稽古として最も選ばれる習い事として、ピアノがあるかと思います。 現在も、老若男女、さまざまな方がピアノを習っています。 演奏人口が多いだけあり、演奏しているジャンル、レベルも様々です。 ピアノはとても人気がある楽器で、「ピアノを弾けるようになりたい」と切望している人も多いのではないでしょうか。 ◆「ピアノが弾ける」とは? ピアノが弾けるという言葉の認識が、人によってかなり異なります。 「猫ふんじゃった」が弾ければ「弾ける」と定義する場合から、 リストの「ラ・カンパネラ」が弾けても、音に粗さが見られる場合「弾けていない」と判断されることもあります。 この「弾ける」という言葉の齟齬は、ピアノレッスンを受けている生徒さんによっても異なります。 教室・門下が違うと、考え方が全く変わるのです。 ◆見えない壁の存在 クラシックピアノレッスンにおいては、2つの方向性があるかと思います。 1つは、「習い事」としてのお手軽なレッスンです。 おおむね1回30分で行われます。 一回30分ですので、上級以上に進むためのテクニックを育成するのは難しくなります。 選曲もポップスや映画音楽が多く、ピアノを上達させることよりも子供の情操教育、大人の余暇といった性格が強いです。 もう1つは、芸術として、ストイックな道の追求です。 多くのレッスンは1回1時間以上行われます。 アマチュアにおいても、プロ目線で「正しい」奏法、正統なスタイルの音楽を追求します。 これはクラシックだけではなく、ジャズなどでも同様に、アスリート的な演奏力の強化を図るレッスンがあります。 この2つの方向性は、乗り越えることが難しい「壁」として存在するのです。 ◆壁の横断の難しさ 多くの生徒は、先生または教室を変更しない場合は、自身のレッスンの種類、方向性を変えるのは難しいです。 なぜなら、初心者向けの教室の生徒の場合、上級向けの先生に切り替えることは困難であるためです。 初心者向けの教室では時間の制約で(ストイックな意味での)基礎を教えてもらえることは少ないため、 上級向けの先生が受け入れてくれない、または基礎からやり直しを強いられる可能性が高いと推測されます。 上級向けの生徒の場合、もう少しゆるいレッスンに切り替えたくなっても、 いざ切り替えたら物足りなく感じてしまい、結局もう一度ストイックなレッスンに戻るか、ピアノ自体をやめるかといった選択に迫られるかと思います。 対面レッスンのレッスンの多くは、先生の教育方針が概ね両極端であるため、生徒自身がコントロールすることが難しいことが現実です。 ◆オンラインレッスンなら自由にできる! レッスングリッドでは、様々な指導方法をもつ先生が在籍しております。 生徒は、自分にとってちょうど良い加減の先生を選ぶことができるのです。 先生も、しがらみなく自分の教えたいレッスンを行うことができるので、ピアノ講師としての可能性を広げることでしょう。 ピアノの先生の皆様、 ぜひレッスングリッドでオンラインレッスンを行っていただければ幸いです。
    2021.06.06
    レッスンについて 雑談・日常
  • 音楽のレッスンは、音楽を楽しむ人の喜びを広げていく、素晴らしいお仕事です。 楽器を弾けなかった生徒さんが、自らの指導・アドバイスによって成長する様子は、講師にとって大きな喜びとなります。 しかし、音楽講師の仕事は楽しいことだけではありません。 さまざまな困難やストレスと対峙します。 中でも、自分の希望する給料、謝礼がもらえないことは、最も大きなストレスになります。 今回は、音楽講師はどうしたら時給を上げられるのかを解説していきます。 ◆1. 講師として成果を上げる 勤務している教室で最大限の成果を上げると、その教室にとって欠かせない講師と認識されます。 欠かせない講師となった後に、雇用主に対して交渉してみましょう。 多くの教室の場合、要求に答えてくれるか、表向きに語ることの少ない賃上げの基準を明かすなど、肯定的なアクションがあるでしょう。 ◆2 勤務先を時給の高い教室にかえる 勤務している教室の時給に不満があり、かつ自らの努力で時給が上がる見込みがない場合、時給の高い教室の講師に応募しましょう。 ただ、時給の高い教室は、本来社員や清掃員が行う掃除なども時給に含まれているため、サービス残業が多くなるケースがあります。 また、時給が高い反面、教室そのものの利益率が低い場合があるため、景気次第で突然倒産する可能性もあるでしょう。 ◆3 レッスングリッドを使用する 頑張っても給料が上がらない。 その場合は、自分で自分の給料を決められたら、一番いいですよね。 そんな「講師の本音」を実現すべく、レッスングリッドは動きだします。 レッスングリッドは、時給を自由に決められる音楽教室です。 生徒さんは「講師の時給」+「システム利用料」を払う事で、リーズナブルなオンラインレッスンを受けることができます。 ◆まとめ 時給を上げることと、安定して指導し続けること。 この2点を両立できるのは、現在はレッスングリッドだけであると感じます。 自身のキャリアに対して教室の時給が安すぎると感じる先生こそ、ぜひ登録してみませんか? いまなら、スターティングメンバーとして集客に有利なポジションを確保できるかと思われます。 ご応募お待ちしておりますね!
    2021.06.04
    雑談・日常
  • 2021年のコロナ渦で、音楽業界には激震が走りました。 音楽家個人が、これまでの仕事のやり方から転換を図らざるを得ないくらい追い込まれています。 有名なプロ・オーケストラに入団したから安泰…かと思いきや、そういうわけにはいかないようです。 今回は、コロナ後のプロ・オーケストラについて考察していきたいと思います。 ◆1. 合併・統廃合 かつての新星日響と東京フィルハーモニーの合併、最近では静岡交響楽団と浜松フィルハーモニーの合併がありました。 財政的な問題を抱えたオーケストラの統廃合が行われる可能性があります。 クラシック音楽の聴衆は多くが高齢者であるため、需要が右肩下がりなのが原因と言えます。 とは言っても、日本の若者がクラシック音楽を退避しているかと言えばそうではなく、諸外国に比べて好きな人は多いかと思います。 ただ、純粋に高齢化による人口減少が影響していると言えるでしょう。 ◆2. エンタメへの傾斜 近年行われている、ゲーム音楽を生のオーケストラで再現するコンサートは、大変盛況です。 コンテンツの熱狂的なファンが会場に押しかけ、(本当に物理的に)涙を流して演奏を楽しんでいます。 ちなみに、この種類のコンサートはクラシック音楽のコンサートよりも聴衆のマナーが良い傾向にあります。 また、ゲーム音楽のコンサートはチケット単価も高く、グッズの副収入も確実に見込めます。 そのため、今後はクラシック音楽専門のオーケストラにおいても、演奏企画として増加するのは間違いないでしょう。 ◆3. 若手のオーケストラ設立 演奏家は基本的に年を取ればとるほど、一部の天才を除くと落ち着いた演奏をする傾向があります。 そのため、血気盛んな若者が血気盛んな音楽づくりを求めて、自主的にオーケストラを立ち上げる傾向がなります。 一般的なプロオケのように、会社員としての特典(福利厚生)などはありませんが、彼らも年を取るので、その母体が新たな正規雇用のプロオーケストラへと発展していくかと思います。 そして、最終的には財政再建中の他団体を吸収合併することで、業界全体の新陳代謝が行われていきます。 ◆4. オーナー・支援団体が交代する 基本的にオーケストラは、野球などのプロスポーツと同じく、お金を持っている企業がオーナーを担う傾向にあります。 筆者の予想ですが、今後のオーケストラの財政的な支援は、テレビ局や新聞社による出資からIT系企業などの出資に切り替わって行くかと思います。 その場合、より多くのサブカルチャーに根差したコンサートや、テクノロジーと関係したテーマのコンサートが増えていくのではないか予想されます。 ◆5. まとめ 多少つっこみどころのある予想、考察になってしまったかもしれません。 しかし、今後の音楽界は、今までに予想できなかったような出来事が多く起こることは間違いありません。 レッスングリッドは、激動の時代の中、生き残っていく音楽家の生活を支える力になるべく、サービスの改善に務めていきます。
    2021.06.02
  • 緊急事態宣言後、習いごとに関するサービスは大きな転換期を迎えました。 特に大きな変化としては「密」を避けるべく、オンラインレッスンサービスが激増したことです。 音楽教室ではオンラインレッスンが行われるようになりましたが、ついに発表会までもオンラインで行われるようになりました。 ◆オンライン発表会とは? 生徒さんの演奏をつなぎ合わせた動画を作成し、インターネット上に公開することです。 ◆開催までの経緯 コロナ渦初期は、対策方法などが分からないため、対面の発表会を中止するケースが相次ぎました。 そこで、多くの音楽教室がオンライン上の発表会を行う流れとなりました。 現在(2021年5月)では、感染対策が整備されたため対面の発表会を行う教室も増えています。 ◆メリット スマホ1つで、いつでもどこでも自分の演奏を聞けるのはメリットかと思います。 (ただし、動画を期間限定配信にしている教室も多いかと思います) また、レッスンから発表会まで、すべてオンライン上で完結することが可能です。 なんといっても、対面の発表会に比べて非常に安価(先生とスタッフの人件費のみ)で実施することができます。 ◆デメリット 何度でもやり直しや撮り直しがきくメリットがある反面、やり直しがきかない緊張感を味わえないことがデメリットとしてあげられます。 また、ホールで行う演奏の臨場感に、オンラインが勝てないのは事実かと思います。 ◆今後の展望 コロナワクチンの浸透後も、オンライン発表会は継続するかと思います。 対面の発表会と併用して行うことで、習いごとを継続する、マンネリ化を防ぐといった効果があると予想されます。 レッスングリッドでは、オンライン発表会にむけて頑張っている生徒さんと先生の力になれるよう、サービスの進化に努めてまいります。
    2021.06.01
    レッスンについて イベント 雑談・日常
  • 楽器をレッスン行う先生ならば、2種の人間が存在することが分かります。 それは・・・・・ 音楽を続けられる人と、続けられない人 この2種類の人間がいると分かるでしょう。 では、音楽を続けるられる人のもつ原動力はどこからくるでしょうか? 今回は、音楽を続けるモチベーションについて掘り下げていきたいと思います。 ◆ フェチズム、または謎のこだわり 音楽そのもの、またはある特定の種類の音楽に対して、狂信的なほどの情熱を注ぐ者がいます。 中には、その音楽をやることで収入を得られるかどうかなどは、どうでもよいと考える者もいるでしょう。 そのような方こそが、真の意味の音楽家でしょう。 ◆ 流れ 自分の周りが音楽活動を継続している場合、「流れ」で自身も楽器演奏を継続することがあります。 ある種の仕組み化がなされていると言えるでしょう。 ◆ 人生の一部 音楽は人生の一部なので、一生やめない。このように一生楽器を手放さない人もいます。 ◆ 思い込み 自分は音楽しかないと思い込むことで、楽器演奏を継続するパターンもあります。 ◆ 空気のような存在として 幼少から楽器を弾いている場合、楽器を弾いているのが当たり前の状態である故、楽器を続けているケースです。 もはや、楽器は空気のような存在であると言えます。 ◆ まとめ 音楽を続けている人に共通すること。それは・・・・・ 偶然性の要素が強いということです。 今音楽を続けている人は、たまたま音楽を続けることができるだけに過ぎないのです。 しかし、今音楽を楽しんでいる人が、何らかの事情で音楽をやめることは、悲しいことです。 レッスングリッドは、音楽講師としての活動を続けていきたい先生と、一生の趣味として楽器演奏を楽しむ生徒さんの人生を、より実りのあるものになるようお手伝いしていきたいと考えております。 何卒宜しくお願い致します。
    2021.05.26
    雑談・日常
  • 2020年、日本の音楽界はアベノミクスによる好況に終わりを告げ、コロナ渦による冬の時代へと突入しました。 音楽家は、いままで行われてきたバブル期の延長線上のような働き方通用しなくなってきました。 同時に、世間では急速にIT化が進んできました。 そんなこともあり、近年では音楽家もITスキルを身に着ける方が増えてきました。 今回は、音楽家が習得することの多いITスキルについて紹介していきたいと思います。 ◆プログラミング 音楽の(特に演奏の)仕事は不定期で行われます。 そのため、時間と場所の制限が少ないプログラミングの仕事をすることで、音楽以外の収入を得ている方もいるようです。 ◆WEBデザイン 自身の芸術活動用のホームページを自作する音楽家もいます。 中には、HTMLなどの言語、最新のデザインを学び、クオリティの高いホームページを作ることができる方もいます。 ◆打ち込み DAWソフトを駆使して、人間が演奏しなくても鑑賞に耐えうる音楽を制作します。 ◆動画作成 コロナ渦では、多重録音を駆使した演奏動画を作成する音楽家が多く現れました。 中には、専業のユーチューバー顔負けの編集技術をもつ方もいらっしゃいます。 多くの人に見てもらう為に、世間でバズりやすい動画を作成します。 自身の演奏動画の再生回数を伸ばすことで、 自身の演奏活動を世の中に広く周知させることと、広告収入の会得することができるので、一石二鳥のスキルであるといえるでしょう。 ◆確定申告などの事務作業 事務所に所属していない多くの音楽家は、自身の活動を充実させるために、事務作業の短時間化=IT化を進めています。 ◆まとめ 2021年現在、世界の産業構造が大幅な転換期に差し掛かっています。 音楽レッスンも、オンライン化が急速に進んできました。 レッスングリッドは、次世代に対応した音楽オンラインレッスンの決定版になれるよう、絶え間なくアップデートに務めさせていただきます。 何卒宜しくお願い致します。
    2021.05.25
    雑談・日常
  • 音楽教室で働いている先生は、面接や試験を突破して講師として採用されています。 では、どのように面接・試験に挑めば、講師として採用されるのでしょうか? 今回は、音楽教室の採用で見られているポイントについて、お話ししていきます。 ◆1 プロとして最低限の演奏能力 音楽講師は指導のプロですので、一流の演奏家ほどの演奏技術は求められません。 しかし、生徒に下手だと思われてはいけないので、一定水準の演奏能力は必要でしょう。 ただし、コミュニケーション能力が著しく高い場合、演奏能力の低さには目を瞑って採用されるケースもあります。 ◆2 コミュニケーション能力 音楽講師は、接客業の側面があります。 音楽家ではない一般のお客様とも、意思疎通がスムーズ行う力が求められます。 そもそも、音楽教室の採用においては、面接官がミュージシャン出身でないケースも多いかと思われます。 そのため、面接においては、音楽業界特有のノリが通用はしません。 むしろ、一般企業において「人間性が高い」と認識される振る舞いを目指しましょう。 会社員・社会人にとっての「人間性」の高さとは、人間的な魅力を高めることではありません。 サラリーマン社会の求める振る舞いを忠実にこなす力=人間性の高さと認識されるでしょう。 ◆3 腰の低さ 人格的に問題がある、トラブルメーカーであると思われないためには、面接では謙虚なふるまいをすることが大切です。 音楽業界においては、アーテイストがヒエラルキーの頂点にあると認識されがちです。 しかし、採用者が一般的な会社員の場合、雇用形態や役職、または学歴によって地位の高さを判断されることが多いかと思われます。 面接官が性格の悪かった場合は、講師=アルバイトとして地位の低い立ち位置として不当な扱いをされるかもしれません。 ここで、ぐっと唇をかみしめてこらえる忍耐力と腰の低さが必要になります。 ◆4 カリスマ性 社会人基礎力が欠如していても、アーテイストとしてのカリスマ性があれば、 「まあしょうがないかな・・・」と許されることがあります。 カリスマ性は、お客様に対しても求心力を発揮します。 生徒の多い講師はみな、大なり小なりカリスマ性を有しているのです。 ただし、採用後に遅刻が頻発した場合、ただのだらしない人と認識されるので注意が必要です。 ◆5 楽譜アレンジ能力 お客様の演奏が困難な部分に対して、瞬時に別案を提示することができれば、講師として大きな武器になるでしょう。 また、教室によってはアンサンブル譜の作成が求められることもあります。 ◆6 書類作成能力 履歴書やメール特有のルールを熟知し、採用側に「ちゃんとした人」と認識されると、面接が有利になるでしょう。 たとえば、メールにおける「OO 様」と書く際に、「OO」と「様」の間に一文字空けるといった、謎のルールが挙げられます。 なんでだろう?と疑わないことこそが、立派な社会人としての第一歩かと言えるでしょう。 ◆まとめ なんだか、全方位的な皮肉が強くなってしまいました・・・。 レッスングリッドでは、生徒・先生・スタッフすべてをつつみこむ深い愛情をもって、誠意のある対応に務めさせていきます。
    2021.05.21
    雑談・日常
  • 多くの音楽家はサラリーマンと異なり、不定期のお仕事が多いかと思います。 不定期のお仕事は、うっかり予定調整をミスすることもあるでしょう。 人間なのでミスはあります。しかし、予定調整に失敗することで、さまざまなトラブルが生じるでしょう。 今回は、筆者(元フリーの音楽家)が見た、予定調整トラブルについて事例を紹介していきたく存じます。 ◆ケース1:演奏の仕事が重複したケース うっかり予定帳に書き忘れた演奏の仕事がダブルブッキングした演奏家のAさん。 どちらかの仕事を断わらなければいけない事態に陥りました。 そこで、Aさんは師匠との繋がりが強固な仕事を優先し、大学の先輩からお引き受けしたオケのお仕事をお断りする決断をしました。 断られた先輩は、当然ですが大激怒! 仕事を一緒にする予定だったオケメンバー全員に対して、個別に電話で謝罪をするよう要求しました。 (仕事のブッキングはダメですが、これはパワハラかもしれない・・・) ◆ケース2:寝坊したケース テレビ局での収録に寝坊した演奏家のBさん。 当然、現場は大慌てです。 演奏家を仲介した事務所は、メンバーが不在なことを他の部署に漏れないようにしつつ、急遽代わりの演奏家を調達します。 代わりの演奏家はタクシー内で着替えをして、タブレットで譜読みをして現場に駆け付けました。 収録には間に合ったものの、演奏メンバーを手配したリーダーは、責任をとり無給となりました。 無給になっただけではなく、その後半年間仕事を干されたようです・・・ ◆ケース3:うっかり忘れ 半ばルーティンになっている学校の指導の仕事をすっぽかしたCさん。 周りからは、「この人はしっかりしていて信用できるだろう」と思われていたので、同僚はみな落胆したようです。 もっとも、本人は同僚たちの落胆に気づかなかったようです。 ◆予定忘れのその後 予定忘れしたことにより、当然、音楽家としての評判は落ちます。 狭い業界ですので、一瞬で噂が広がるためです。 ◆予定忘れをしないために ルーティンの仕事、直近の仕事でも、紙の手帳にメモをすることをお勧めします。 また、朝起きたら必ず手帳をみることを習慣化すると、トラブル防止になるでしょう。 音楽家の皆様の、末永い活躍をお祈り申し上げます。
    2021.05.19
  • 現在日本の音楽界では、多くのプロ音楽家が1つの専門楽器を極めるパターンが多いです。 本当は、たくさんの楽器が演奏出来たほうが、活躍する幅が広がるはずです。 では、なぜプロ演奏家の人前で演奏可能な楽器数は絞れれるようになったのでしょうか? 今回は、西洋から派生した音楽を中心に考察していきたいと思います。 (日本古来の音楽は、現在のバンド系含むジャンルと系譜が異なるので、割愛させていただきます) ◆バッハまでの時代 この時代で求められるプロ音楽家としての能力は、旋律楽器の演奏+チェンバロの即興演奏+作曲でした。 なかなか高度な事を要求すると思われますが、みんながみんなできるわけではありません。 貴族に仕えている下僕がBGMとして楽器を奏でている人も多かったかと思います。 もちろん、家事の片手間で行っているのでレベルは高いとは言えなかったようです。 ◆ショパン・シューマン以後 このころになると、専攻楽器をしぼる演奏家(作曲家)が増えてきます。 即興演奏の習慣が廃れてきて、楽曲を楽譜通りに演奏することが求められるようになったため、1つの楽器に要する練習時間が増大したためです。 独奏楽器と鍵盤楽器を1つずつ専門にすることすら厳しくなりました。 少し前の時代、あのモーツアルトですら人前でヴァイオリンを演奏することを断念しています。(ヴィオラはたまに弾いていましたが・・・) ◆第二次世界大戦後 戦前に比べて、演奏家はコンクールによってキャリアアツプを図る比重が高まってきました。 専門の楽器を一つの楽器に絞り、作曲も行わずにコンクールのための練習に時間を割くことが一般的になりました。 コンクールでは完成度の極大化が求められるため、95点から100点に上げるような時間効率が低い練習が必須となるのです。 (楽器演奏は上手になればなるだけ、さらに上のレベルに上げるための時間はかかるようになります・・・) したがって、キャリアに敗北した場合の代償は以前より大きくなったと言えるでしょう。 ◆ジャズ・ポピュラー音楽 ポップス・ロックなどのポピュラー音楽では、さまざまな楽器を持ちかえるマルチミュージシャンが珍しくありません。 理由としては、クラシックのピアノ・ヴァイオリンのような極端な精度を要求するコンクール社会ではないため、 コストパフォーマンスのよい上達が可能なのです。 ジャズにおいては、サックス奏者が運指が似ているフルートを演奏するなど、合理的な運用が見受けられるようになります。 ◆2020年以降 コロナ渦で演奏会が減少した一方で、動画配信が発展しました。 動画配信においては、複数の楽器が演奏出来たほうが有利になります。 保守的なクラシックにおいても、以前とは異なるキャリアを歩む人が増えてきました。 また、DTMが普及したこともあり、全ジャンルで作曲をする演奏家が急増しました。そして演奏家の作曲レベルも格段に上がりました。 ◆まとめ レッスングリッドでは、1人の先生がたくさんの楽器のコースを受け持つことが可能です。 いろんな楽器が演奏できる先生こそ、ご登録していただければ嬉しいです。お待ちしております。
    2021.05.18
    雑談・日常
  • コロナ渦以降、音楽家は仕事への不安から様々な副業や資格取得のための勉強をはじめました。 基本的に、多くの音楽家は勤勉です。 では、実際にどのようなサブ?スキルを持つのでしょうか、または、持つことが可能なのでしょうか。 詳しく掘り下げていきたいと思います。 ◆簿記などの事務系に有用な資格 音楽家の多くは、根気のいる泥臭い勉強に対しては非常に強いです。 自身の音楽の仕事をより良いものにするために、簿記などの資格を取得する方もいます。 ◆プログラミング 音楽の(特に演奏の)仕事は不定期で行われます。 そのため、時間と場所の制限が少ないプログラミングの仕事をすることで、音楽以外の収入を得ている方もいるようです。 ◆動画編集 コロナ渦では、多重録音を駆使した演奏動画を作成する音楽家が多く現れました。 中には、専業のユーチューバー顔負けの編集技術をもつ方もいらっしゃいます。 そのような方の場合、ギグワーカーとして動画編集のお仕事に従事することも可能でしょう。 ◆接客 音楽家、特に演奏家の場合は、接客や営業系の対人スキルが高い方は多いかと思われます。 コロナ渦で接客系のお仕事も減少しましたが、まだ演奏に比べて減少が緩やかであるため、カフェなどのアルバイトをされる方は一定数いらっしゃいます。 ◆まとめ 今回は、自身の生活を守るために様々な副業を行う音楽家について解説させていただきました。 しかし、本当は音楽の仕事で生活したいのが本音かと思います。 レッスングリッドは、音楽家が本業である音楽のスキルを使ったお仕事ができる環境を創り上げていけるよう、精進してまいります。 何卒宜しくお願い致します。
    2021.05.16
    雑談・日常
  • 先生の方の多くが抱えている問題として、 「長く習っている生徒が上達しない問題」が挙げられます。 こんなに熱心に教えているのに、心が折れそう・・・・ 教えるの得意なはずなんだけど、なんであの生徒さんだけは上達しないのだろう? 長く教えているからこそ、生徒に対する愛情もあります。 そのため、自己嫌悪になってしまう先生も少なくありません。 今回は、どのようにして「生徒が上達しない問題と向き合うかについて考察していきます。 ◆1. 実は上手くなっている 多くの定期レッスンの場合、1か月に1~4回であることが多いです。 そのため、レッスン毎ごとにわかりやすい改善が見えるわけではありません。 しかし、年単位でみると上達していることが多いです。 年1・2回開催される発表会に参加すると、ほかの生徒・先生から「あの人上手になったよね・・」と指摘されることもあります。 樹木の生長のように、一朝一夕で上達はしないものであると認識すると良いでしょう。 ◆2. 身体的なボトルネックがある 体の構造上、演奏に制約が出ている場合があります。 たとえば、指の第1関節がグラグラするピアノ学習者が「ラ・カンパネラ」を美しいタッチで演奏することは物理的に厳しいかもしれません。 その問題を解消するためには、指の第1関節がグラグラしなくなるよう鍛え上げることが必要でしょう。 しかし・・・・ どう頑張っても、指の第1関節がグラグラしたまま治らないことがあります。 その場合、潔くあきらめましょう! 鍛えても伸びない部分に見切りをつけ、伸びしろのある部分、得意な部分を伸ばしてあげることで、生徒が上達することと思われます。 ◆3. 運動神経・反射神経・音感などに難がある 先ほどは身体的なボトルネックに触れましたが、感覚的な部分が楽器演奏に不向きな場合についても述べさせていただきます。 多くの場合、動作の統合が上手くいってないので、より一層要素分解をして練習をすると良いでしょう。 例えば、歌を歌うとき、音程とリズムの両方が正しくないと、完成度の高い演奏をすることは厳しいです。 音程とリズムの両方とも気を配ることは難しいですが、片方だけ注力することならばできる人は多いかと思われます。 まず、音程とリズムのどちらかを完璧な状態にして、覚えこみましょう。全く考えなくていい状態でもできるようしましょう。 それが達成した後で、もう片方の側面に意識を注力しましょう。 このように、音楽を構成する要素をばらばらに練習することで、不可能を可能にすることができるといえるでしょう。 ◆4. 何を行っても、どうしても上手くならない場合 先生との相性など、精神的な問題も否めないかと思われます。 脳がアウトプットを拒絶している場合、どんなに良いセンスを持っていても、どんなに生徒がやる気があるように見えても、全く成長が出来ないのです。 まさに、八方塞がりといえるでしょう。 ここで重要なのは、先生・生徒ともに自分を追い詰めないことです。 音楽は人生を豊かにするものであることを、今一度思いだしましょう。 先生を変えたり、別の楽器を試したり、環境を変化させることが重要かと思います。 ◆ まとめ この問題は、生徒自身がプロかアマか、過去の音楽経験の有無など、さまざまな要素が絡み合った問題かと思います。 一つだけ言えることは、生徒にとって良い指導の為には、ある程度の根性や泥臭さが先生側にも必要であるということです。 長い目で生徒さんを育てていける先生こそ、人望が高く人格的にも優れた名教師であるとともに、並外れた忍耐力を有していることは言うまでもないでしょう。 先生方のご検討を祈ります!
    2021.05.15
    レッスンについて 雑談・日常
  • こんにちは、レッスングリッドのスタッフTです。 みなさん、いままでの人生でどれくらい楽器のレッスンに行かれましたか? このブログを見ている人の多くは、音楽家ないし音楽指導者であると勝手に思っておりますが、おそらく1000回以上受講した方も珍しくないかと思います。 いろいろな先生、いろいろな指導があったかと思われます。 先生によって、おっしゃることが真逆であるため、どう練習したらいいか分からなくなるケースもあったでしょう。 今回は、個人レッスンの音楽の先生ついて、異なるタイプ別に掘り下げていきたいと思います。 ◆教育者よりの先生 生徒が音楽を楽しむこと、生徒が音楽を好きになることを重視した指導を行う先生を指します。 このタイプの先生は、音楽家としての専門性よりもコミュニケーション能力の高さを武器にしている傾向になります。 多くの生徒をもち、プロ講師として生計を立てることができる反面、突出した才能がある生徒への対応は不向きであることが多いです。 ◆バランス型の先生 生徒のタイプを吟味し、生徒にあったレッスン内容を提供できる先生です。 指導のバランスは良いです。生徒が退屈せず、ほどよい負荷の宿題を出すマネージメントスキルを持ちます。 ピアノの場合は、多くの生徒が幻想即興曲が弾けるあたりまでは到達することが可能です。 しかし、このタイプの指導から音大進学となると、なかなか厳しい傾向があります。 ◆どろくさい訓練を強いる先生 正しいフォームを叩きこみ、学習進度が進んで難曲に取り組んだ際も、演奏が崩壊しない基礎力を育成します。 しかし、継続的にストイックな練習が要求されるため、忍耐力がない生徒は離脱します。 ◆天才的音楽家 音大レベル以上の生徒に対して、アーテイストとして独り立ちさせるための助言を行うといった形のレッスンです。 ◆結論 つまり、生徒自身がどうなりたいかがをはっきりさせることで、適切な指導者に出会うことができます。 指導者側も、どのような指導者になりたいかを、今一度確認されたほうが良いかもしれません。
    2021.05.14
    レッスンについて 雑談・日常
  • 「コロナがなかなか収束しない・・・」 ここ一年、断腸の思いでライブやコンサートを中止した音楽家は多かったかと思います。 そうした状況もあり、今までとは違う手段で収入を得る音楽家は増えてきてます。 ◆投げ銭で生活する 配信者として、ファンから直接投げ銭をもらう音楽家は増えています。 中には、サラリーマンの給料と同じくらいの投げ銭を得ている人もいるようです。 ◆Youtube動画の乱立 自身の演奏する姿を撮影した動画をネットに上げ、広告収入を貰って生活する音楽家もいます。 一度だけ動画をアップすれば、何もしなくてもお金が入ってきます。 そのため、Youtubeは多くの音楽家が参入するレッドオーシャンになりつつあります。 ◆音楽以外の副業 去年の緊急事態宣言下では、ウーバーイーツの配達業務に従事する音楽家もいました。 ◆オンラインレッスン講師になる ここのところ、右肩あがりに普及が進んでいるのが、オンラインレッスンです。 自粛中に楽器の練習をしたい人は多く、生活に音楽を必要としている人がたくさんいるのです。
    2021.05.12
    レッスンについて 雑談・日常
  • 「なんで、そんなに一生懸命楽器の練習しているの?」 楽器の練習をマジメにしてきた方は、1度は言われたことがあることかと思います。 「うっせえわ!」と思う方もいるかもしれません。 ただ、楽器を演奏するメリットを、先生が生徒に説明できるといいですよね。 今回は、楽器を演奏するメリットについてお話します。 ◆楽器を演奏できるようになるメリット① 楽しい! 自分の意志で自由に音を出すことができるようになると、心躍る人は多いかと思います。 楽器を演奏して初めて、音楽のもつ楽しさを実感するケースもあります。 例えば、ジャズのリスナーの多くは、自分でも楽器を嗜む方が多いのです。 演奏と鑑賞を同時に行うことで、音楽の楽しさが相乗効果で増幅するでしょう。 ◆楽器を演奏できるようになるメリット② 世界が広がる! ジャンルを問わず、音楽への理解を深めると、今まで知らなかった世界を知ることになります。 音楽という軸を通して、歴史への理解や、抽象的な思考力が向上すると思われます。 ◆楽器を演奏できるようになるメリット③ 良好な人間関係を築くことができる 音楽を通して出会った人間関係が、人生を豊かにします。 プロの方の場合、なかなか出会う機会のない偉い人にあう機会が多いでしょう。 アマチュアの方の場合、音楽仲間を通して仕事をもらうこともあるでしょう。 楽器を上達させる根気のある人は、最低限の能力と品格を有していると推測できます。 いわゆる「意識高い系」の人は、長期間楽器を続ける根気を有していない傾向にあります。 楽器演奏能力は、自身を良質なコミュニティに置くためのパスポートの役割があるといえるでしょう。 ◆楽器を演奏できるようになるメリット④ モテる(ことがある) バンドマンなどは最たる例でしょう。 たいていのギター小僧はモテるためにギターを手にします。 ◆楽器を演奏できるようになるメリット⑤ 社会的地位の向上に役立つ 特にクリエイティブな能力を有していなくても、楽器が1つだけできるだけで、世間からクリエイティブな能力が高いと評価を受けることがあります。 また、楽器経験者は学力が高い傾向にあるので、楽器をやっているだけで勉強ができると誤解を受けるケースもあるようです。 まとめ 指導している生徒のモチベーションが下がったとき、生徒は楽器を演奏するメリットを忘れていることもあります。 なぜ楽器を演奏できるようになった方が良いかについて、生徒と話し合ってみても良いかと思います。
    2021.05.11
    雑談・日常
  • オンラインレッスン、思ったほど生徒が増えない・・・ 対面の魅力には勝てないのか・・・ コロナが終わったら終焉を迎えてしまうのかな・・・ オンラインレッスンの未来に関しては、悲観的な声も多くありません。 しかし、今後確実に成長すると筆者は推測しております。 ◆オンラインライブの伸び オンラインライブはいわゆるアーテイストの配信ですが、2020年度だけで30倍以上の市場規模の拡大を果たしました。 余暇をオンライン上で楽しむ行為は、SNSなどの利用率からも明らかですが、課金の必要なコンテンツの利用も進んでいます。 いわば「投げ銭」というライブ課金で、生計を立てる配信者も出てきました。 ◆娯楽産業の変容 パチンコ・ゲームセンターなどが衰退し、浮いたお金はスマホゲームに課金されるようになりました。 これは趣味の多様化し、サブカルチャーが一般化したことが背景にあると思われます。 スポーツでは、ゴルフ・スキーなども減少した反面、フィットネス・登山などが増加傾向です。 また、スポーツ観戦への人気が高まりました。 近年は、野球場で当日券を購入できないことが頻発しています。 これは、以前では考えられなかったことです。 ◆実は増えているライブ・コンサート需要 コロナ化で人数制限が起きるまでは、ライブ・コンサート需要は増加の一途でした。 1980年代にくらべて市場が2倍以上拡大している反面、CDなどの購入は急減しました。 それによって、多くの音楽家はライブで生計を立てるようになりました。 ◆これからの「遊び」について コロナ渦で日常の「遊び」が大きく変わりましたが、長いスパンで見ると娯楽の需要や業態は変化し続けるといえます。 これからの「遊び」は、より小さなコミュニティで、コアな分野を楽しむ方向に向かっていくと考えられます。 オンラインレッスンは、これから広がっていく「遊び」の筆頭であると言えるでしょう。
    2021.05.09
  • レッスングリッドには、オンラインレッスンに初めて登録される先生が多くいらっしゃいます。 「ホントにできるのか?」 「機械が強くないから不安…」 このような声を多く頂きます。 安心してください! レッスングリッドは、かんたん操作でレッスンができるツールです。 パソコンが苦手と感じていただいている方、とくにZOOMのような動画通話アプリの使用を困難を感じている方こそ、 レッスングリッドのツールを使用していただきたいです。 今回は、初めてオンラインレッスン行う人のために、オンラインレッスンをする上で重要なことを紹介します。 ◆1. 時間を守ること オンラインレッスンは、対面レッスンに比べて予定の入れ忘れが起きやすい傾向があります。 なぜなら、画面の向こうに生身の人間がいることが想像しにくいため、予定をすっぽかしても逃げ切れるという考えに至りやすいのです。 実際は、ネット時代ですので、悪評はすぐ誰でも知ることになります。 匿名の場合でも、特定は可能です。 逆に言えば、しっかり時間を守るだけで、生徒様の信用される講師になれる可能性が高いです。 ◆2. 機械と対話しつづける根気をもつこと 「自分は機械オンチだ」と思う人は、パソコン・タブレットで不具合が起きたとき、試行錯誤を行わない人が多いかと思います。 筆者は、残念ながら機械オンチです。 しかし、試行錯誤と気合いで、たいていの問題は突破することができます。 ただし、機械オンチなので時間がかかります。 時間はかかりますが、パソコンなどの機器と対話(喧嘩?)し続けることで、少しずつ正解に向かっていきます。 そもそも、パソコンはパーソナルコンピューターの略です。 一般人が操作できるように作られているので、たいていは機械との対話で何とかなります。 ◆3. 写真と実際の人物像との差が開かないようにすること オンラインレッスンは、ほとんどが知らない人同士で生徒と先生の関係が結ばれます。 つまり、レッスン画面に映る講師としての「見た目」が重要になります。 もちろん、プロフィールで使用する宣材写真は、プロの手によるばっちりメイクをした写真を使用するでしょう。 しかし、実際の姿と写真があまりにかけ離れていると、生徒さんは驚いてしまうでしょう。 人によっては、理不尽なクレームを言うかもしれません。 レッスン時は、プロフィール写真通りまではいかなくても、清潔感のある見た目で親しみやすい雰囲気を出すと、生徒さんを安心させることに繋がるでしょう。 まとめ オンラインレッスンにおいても、対面レッスンで求められる音楽講師像とさほど変わりはないかもしれません。 ただし、パソコン操作は「根性」がキーワードになると思われます。 分からないことがありましたら、まず、ネット検索を行いましょう。 そして、何度も試行錯誤を行いましょう。 機械に弱いと思われている方が機械に強くなるためには、自力で情報を入手して問題を解決することでしか、強くなる道はないかと思います。 (筆者も耳が痛い次第でございます…)
    2021.05.08
    レッスンについて 雑談・日常
  • 音楽のレッスンは、音楽を楽しむ人の喜びを広げていく、素晴らしいお仕事です。 楽器を弾けなかった生徒さんが、自らの指導・アドバイスによって成長する様子は、講師にとって大きな喜びとなります。 しかし、音楽講師の仕事は楽しいことだけではありません。 さまざまな困難やストレスと対峙します。 音楽講師の場合、レッスン内容における悩み以前に、生徒が集まらないと頭を抱えている方は多いかと思います。 今回は、個人教室の講師が、生徒を集める方法について解説していきます。 ◆教室の方向性を明確にする 個人の教室の場合、講師は1人であることが多いです。 そのため、指導可能な時間・教えられる内容も限界があります。 初心者からプロ志望まで、手広く教える講師が理想的でカッコイイと思われがちですが、 生徒の幅が広いぶん、必要とされる設備・広告が大きく異なります。 例えば、初心者向けのピアノの指導には、必ずしもグランドピアノが必要でない場合が多いです。 しかし、音大ピアノ科志望の生徒を指導する場合、状態の良いグランドピアノをレッスン室に置く必要があります。 また、「プロ志望の生徒を教える講師」の場合は、外に看板を掲げない傾向にあります。 一方、いわゆる「町の音楽教室」の場合は、教室の外に看板を掲げるのが正攻法です。 ターゲットとする生徒層を絞り、教室の方向性を明確にすることで、適切な設備投資や宣伝を行えるようになるのです。 ◆広告・宣伝について 個人教室が広告を打つのは、なかなか難しいのが実情です。 ネット集客の方法などは、昨日の正解が今日の不正解になることが、しばしば見受けられます。 ここは、堅実にチラシをまいてみると良いかもしれません。 特に、地元のお客様が通う「町の音楽教室」は、範囲を絞ったポスティングが効果的かと思います。 ちなみに、音大出身の筆者がはじめて通った音楽教室は、自宅のポストに投函されたチラシがきっかけで知りました。 指導より演奏活動が主体の先生は、演奏活動の宣伝ブログからレッスンの申し込みがくることを期待する人が多いかと思います。 しかし、演奏家の間では、あまりブログ経由からの生徒獲得は多くないと聞きます。 広告を打つよりも、アマチュア演奏団体の指導を行った繋がりで、個人の生徒を獲得するケースが多いです。 つまり、多くの人に指導する機会を得ることが重要かと思われます。 そのためには、業界内の信用を積み重ねていく必要があります。 また、講師に関する情報がインターネット上に少なければ、講師との繋がりの薄い、潜在顧客からの信用を得ることは厳しいです。 自分の名前を検索して、自身の音楽活動や指導活動が分かる情報があるか、チェックしましょう。 ◆まとめ 最近は、生徒を集客をするために何かしらのプラットフォームを使用する講師が増えています。 「レッスングリッド」も、現在多くの先生方から申し込みをいただいております。 まだまだ講師を募集をしておりますので、ぜひお申込み下さい!
    2021.05.07
    雑談・日常
  • いつもお世話になっております。 レッスングリッド・スタッフのTです。 レッスングリッドには、厳しいご意見も多く頂いております。 「新しいオンラインレッスンといっても、いったい何がちがうの?」 「私はすでに、オンラインレッスンやっているから!」 「手数料取られるのはイヤ!」 たしかに、オンラインレッスンを行うプラットフォームの中には、レッスン料の3~4割を取られるサービスがあると聞きます。 レッスングリッドもそうなのか?と厳しい目が向くのは当然でしょう。 不当に手数料を取られたくない気持ち、承知しております。 筆者はスタッフですが、元音楽講師です。 不当な搾取されたくない気持ち、痛いほどわかります。 でも、安心してください。 レッスングリッドは、手数料を払った甲斐のあるサービスを提供します。 では、レッスングリッドの手数料はどのように使われているのか、いかに他サービスと違うかを説明させていただきます。 ◆1. システム開発 レッスングリッドは、ZOOMやスカイプなど外部のサービスを使いません。 音楽レッスンに特化した、レッスングリッド独自のシステムを使用します。 楽譜画面を出して書き込みをする等といった作業を、細かい設定なしにカンタンに行うことができます。 その他、簡単な操作での2カメラ対応、画面のズームイン拡大・縮小など、弊社ならではのサービスを提供します。 多くのオンラインレッスンは、集客マッチングサービスのみを行い、パイの削りあいをしているのではないかと想定されます。 レッスングリッドは生徒・先生とも満足していただける、かつ他の人にも紹介したくなるようなシステムを開発しております。 ◆2. 集客 音楽教室業界は、みな集客に四苦八苦しているのが現状です。 そんな中、弊社は20年近く、大規模の音楽教室を安定的に運営しております。 レッスングリッドは広告宣伝に力を注ぎ、全国の人へサービス浸透させるべく努めます。 ◆3. 運営 弊社は、バンド系、クラシック、日本の伝統音楽まで、さまざまなジャンルの先生にお世話になってきました。 オンラインレッスンにおいても、ジャンルや業界ごとのルールを熟知し、先生方に寄り添った対応をいたします。
    2021.05.05
    グリッド情報 レッスンについて 雑談・日常
  • 前回に引き続き、オンラインレッスンのみで生活する方法について考察していきたいと思います。 ◆3. 教えることが可能な範囲を広げる オンラインレッスンで多くの生徒をもつためには、需要のあるレッスンメニューを提示しなければなりません。 ギター系の場合は、アコースティックギター弾き語り、ウクレレなどが人気かと思います。 特にウクレレは、中・上級以上の指導ができる指導者が少ないので、指導研究・技術研鑽に時間を割く価値があると言えます。 ピアノ指導者の場合、初心者向け入門コース、未経験から好きな曲だけ一曲完成コースなど、趣味ニーズの需要に合わせたコースを作ると良いでしょう。 ◆4. 大人の指導を増やす 基本的に、年齢が低ければ低いほど、レッスン謝礼は低くなります。 また、レッスン謝礼が低いだけでなく、低年齢ほど指導が難しくなります。 生徒によっては、レッスンで楽器に触れることが精一杯の場合があるためです。 音楽的な技術向上よりも教育に力を入れたい指導者以外は、大人への指導をオススメします。 大人へのレッスン謝礼額は、子供の1.5倍くらい増える傾向にあります…! ◆5. セルフプロモーションをする 生徒の多いオンライン講師は、SNSなどで自身の音楽活動・指導活動をアピールしております。 お客様目線で「この先生に習いたい!」と思わせるような宣伝・広告を打つことが、生徒を増やすカギとなります。 他にも、ネット検索で講師としての信頼を確保する情報を表示できれば、お客様の安心に繋がります。 生徒を増やすきっかけとなるでしょう。 ◆まとめ このほかにも、オンライン指導1本で生活するために行うべき施策は、まだまだ多いかと思います。 レッスングリッドでは、本気でオンライン指導を行いたい、オンライン指導を増やしたい指導者の方を歓迎しています!
    2021.05.04
    レッスンについて 雑談・日常
  • 緊急事態宣言以降、オンラインレッスンが盛んになってきました。 教室によっては、完全にオンラインに切り替えたところもあります。 音楽講師も対面レッスンを減らして、オンラインレッスンの比重を上げる方が増えてきています。 自宅の外に出ずに収入を得ることができるのと、 コロナ渦において生活を安定させるのが、オンラインレッスンを行う大きな理由と思われます。 もう、いっそオンラインレッスンだけで生活したい! そう思った音楽講師も多いようです。 そこで今回は、オンラインレッスンのみで生活するための方法を考察していきます。 ◆1. 郊外の安い物件に引っ越す 生活する上でもっともお金がかかるのは、家賃です。 とくに、防音物件は通常の物件の5割近く高い家賃が必要になります。 オンラインレッスンにおいては、騒音の問題が発生しないために防音物件に住むのがマストであると言えます。 しかし、これは都市部に言えることで、隣接する家屋のない郊外の一軒家である場合は、防音室を造る必要がありません。 (同居人からの苦情を除く) また、オンラインレッスンの場合は教室の立地を問わないため、集客のために駅近くの物件を借りる必要はありません。 郊外の家賃の安い物件に引っ越すことで、家賃の削減と24時間音出し可能な環境を手に入れることができるのです。 ◆2. 生活の効率化 オンラインレッスンで生活をするためには、とにかく稼働する時間を増やすことです。 そのためには、オンラインレッスンの準備をするコストを下げる必要があります。 オンラインレッスンで画面映えする服などを数着準備し、ローテーションを考えると良いでしょう。 男性の場合、最低限の清潔感を心がけましょう。 特に、オンラインレッスンはノーマスクですので、髭剃りだけは入念に行いましょう。 また、服は首元だけキレイにしましょう。 ただし、全身映す必要がある楽器は、細部より全身のシルエットが端正になるよう意識するのが良いかもしれません。 女性に場合は、画面上で効果があり、かつ肌への負担が少ないメイクを研究してみると良いかと思います。 オンラインレッスンを行うことは難しくありませんが、継続することは難しいです。 少ないコストで稼働率を上げることが、オンラインレッスン継続の秘訣かと思います。 後編は、さらに踏み込んだオンラインレッスン生活について考察していきます。
    2021.05.02
    雑談・日常
  • いつもお世話になっております。 レッスングリッド、スタッフのTです。 非常にありがたいことに、レッスングリッドでは多くの先生方に講師登録の申し込みを頂いております。 面接はオンラインで行っているのですが、非常に優秀な先生が多く、嬉しい悲鳴をあげております。 7月以降の運営に希望が持てる次第です。 しかし、まだまだ想定される生徒数に対して、講師が足りない状況が続いております。 応募するか迷っている方、ぜひ登録をしていただければと存じます。 私どもは、先生方に対してレッスン枠を多く開けるように強要する、税金以外の経費を請求する、有償の研修の参加を義務づける等といった行為は、一切行いません。 先生にとっても、生徒にとっても、気持ちよく使えるサービスを目指しております。 そのためには、レッスン・面接の時間だけは守っていただきたく存じます。 何か気になる点がございましたら、面接時にお尋ねいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
    2021.05.01
    お知らせ グリッド情報
  • 音楽講師は、指導というサービスの対価として謝礼をもらいます。 これは、街の教室から音大教授まで、雇用形態はさまざまですが本質は同じです。 求められている役割を果たすことで、謝礼をいただいているのです。 では、オンラインレッスンにおいて求められる、講師としての役割とは何なのでしょうか? 詳しく掘り下げていきたいと思います。 ◆1 「ご近所さん」のような存在として オンラインレッスンは自宅から移動せずにレッスンを受講できるため、スキマ時間に受講することができます。 つまり、日々の生活のアクセントとして、生活を彩る存在になるのです。 つまり、隣に住んでいる「ご近所さん」のような関係性を築くことが必要になります。 そのためには、先生自身の人柄の良さが生徒に伝わるよう、リラックスできる環境を整えるのがよいでしょう。 レッスン場所の掃除、換気などを行い、精神衛生を整えましょう。    ◆2 自習で賄えない部分の補助=アドバイザーとして オンラインレッスンのみで、伝統的な師弟関係を構築することは、なかなか難しいかもしれません。 しかし、生徒の演奏に対して本質的なアドバイスをすることで、生徒の成長を促すことはできます。 複数回のアドバイスの積み重ねで、画面の向こうにいる生徒の先生への信頼は高まるでしょう。 ◆3 対面レッスンと変わらない先生として オンラインレッスンでは、講師側が対面レッスンをしていると思い込むことで、生徒をオンラインではないと錯覚させることが可能です。 機器の設定に習熟し、レッスンに自然体で臨めるようになれば、オンラインレッスンそのものの価値も高まるでしょう。 特に、業界で有名な先生である場合、生徒側がオンラインレッスンでも対面に近い価値を感じていただけます。 これは、先生側と生徒側の双方が環境の整備に努める必要があります。 通信機器のスペックが高ければ高いほど、対面レッスンに近づくことができるのです。 ◆まとめ オンラインレッスンの先生に求められることは、指導力、電子機器への習熟、講師のレッスン場所の整備などがあげられます。 講師として、人間として、良き「ご近所さん」のような関係になるよう、努めていく必要があるかもしれません。 レッスングリッドの運営も、講師様に気持ちのいいレッスンをしていただけるよう、努めてまいります。
    2021.04.30
    レッスンについて 雑談・日常
  • 緊急事態宣言以後、オンラインレッスンについてのレクチャー・動画セミナーなどがネットに上がっています。 自らをオンラインレッスンの専門家と称する指導者によって、このような動画コンテンツがつくられています。 それらの動画の中身は、オンラインレッスンの手順を分かりやすく解説する内容が多く、非常に参考になるかと思います。 しかし、あまりに自分のやり方、手順を肯定しすぎる内容の場合、受け手の先生のレッスンにおける自由度が低くなる可能性があります。 ◆「~するべき」という様式・マナーの確立 日本人は、「道」とつくものが好きです。 柔道、華道、空手道など・・・ 既存のスポーツや趣味に精神性を織り交ぜることで、 新たな権力構造の構築へと向かっているように感じます。 また、最近ではマナー講師の方が、ビジネスにおけるオンライン会議のマナーを提唱しはじめたようです。 今後、音楽のオンラインレッスンにおいても「道」の確立へと向かっていくのでしょうか…。 レッスングリッドでは、そのような前時代的な流れを食い止めるべく、 安心して使用できるサービスを提供していきたく存じます。 ◆ 情報商材の販売 動画作成者の中には、パソコンが苦手な指導者向けにオンラインレッスンに関する情報商材を販売する方もいらっしゃいます。 たしかに、ZOOMやスカイプを使用したオンラインレッスンは、いろいろ面倒な設定や頻繫な画面切り替えが必要になることもあります。 これは、そもそも会議用ツールであるZOOMやスカイプを、音楽レッスンで使用することに無理があるのかもしれません。 わたしたち、レッスングリッド運営元ができること。 それは、使いやすいツールを用意することで、新たなマナーやマウンティングによる被害を食い止めることかと思います。 先生も生徒も、気持ちの良いオンラインレッスンをしてほしい。 そんな願いをこめて、レッスングリッドは始動します! ご期待ください!
    2021.04.28
    レッスンについて 雑談・日常
  • 「生徒がたくさんつく音楽講師になりたい!」 指導に積極的な音楽家の多くが、このような志をもっているかと思います。 しかし、音楽講師として成功することは簡単ではありません。 では、どのようにすれば、売れっ子音楽講師になれるのでしょうか。 今回は、容姿や若さにとらわれず、本質的に音楽講師にコミットする方法について考察していきます。 ◆1.声に力がある 良い音楽講師は、みな声に力があります。 力というのは音量が大きいことではありません。発する言葉に強い意味が込められているということです。 ◆2. 説明を少なく、実践を重視する 生徒は、楽器が弾きたいからレッスンを受けています。 長い説明は、生徒が退屈します。 少ない言葉のアドバイスで、できるだけ長い時間を楽器の演奏にあてることで、 生徒の満足度は高まるでしょう。 ◆3. 大人の振る舞いができる 先生が子供っぽい雰囲気だと、生徒様にとっては非常に頼りなく感じてしまいます。 堂々とした大人の振る舞いが、生徒様の信頼を得られるでしょう。 ◆4. 教える人を選ばない 新規の生徒で、楽器を習いたい、うまくなりたい人の多くは初心者です。 経験者限定のレッスンしか行わない先生は、確率的に生徒を確保することが難しくなります。 どんな生徒にも対応できる指導力こそ、人気講師に必要な力です。 ◆5. 時代に対して柔軟に対応する 現役の講師であれば、流行している音楽に精通している必要があるでしょう。 アカデミックな世界では必要ないかもしれませんが、趣味向けのレッスンでは 教材研究として、音楽のトレンドを把握する必要があるでしょう。 また、時代に合わなくなった古い慣習を捨てる勇気も必要になります。 例えば、謝礼は新札でなければいけない等といったマナーが、クラシック音楽界隈では未だに存在します。 講師が時代に対して柔軟に対応することで、社会のニーズに答えたレッスンを提供することが可能かと思います。 まとめ 売れっ子講師は、努力の大小あれど、生徒に対して真摯に向き合っています。 生徒の演奏レベルに関わりなく、生徒の夢をかなえられる講師こそ、一流の指導者であると感じます。 レッスングリッドでは、演奏のプロ、指導のプロ、あらゆる種類のプロ音楽家の講師登録をお待ちしています。 我こそは!と思った方、ぜひご応募ください。
    2021.04.27
    レッスンについて 雑談・日常
  • 音楽家の多くは、個人ブログで自身の宣伝をしております。 主なブログの内容としては、自身の出演するコンサートや、アーテイストとしての日常といったところでしょうか。 最近はSNSが発達し、情報発信する選択肢が増えていますが、ブログを続ける人は多いです。 今回は、音楽家個人がブログをするメリットデメリットについて取り上げていきたいと思います。 [ メリット ] ◆柔軟にコンテンツ作成ができる SNSによる自身の宣伝は、字数制限により、アーテイストが作りたいコンテンツが作れないこともあります。 ブログの場合は、画像やリンクの挿入が自由にできるため、ストレスなく発信ができます。 ◆信用を得られる ブログは、もはや古いメディアとなりました。 自身のブログがあれば、60代前後までのお客様や同業者に対して、堅実で信用のできるイメージをもたせることができると考えられます。 [ デメリット ] ◆短文に不向き 一言だけなど、短文のみの配信をした場合、コンテンツとしての強度が弱く見えます。 ◆高い文章力が必要 それなりに読み応えのある文章を書くことができなければ、ブログとして成立することが厳しいです。 文章よりもトークに向いている方は、ストレスに感じるかもしれません。 ◆同業者とのつながりを作りにくい 音楽家の仕事は、同業者からの依頼によるものがほとんどです。 音楽教室の求人に応募する、コンペ採用に応募して案件をとるといった仕事以外は、横のつながりがものをいうでしょう。 SNSは、他の音楽家との連携を強固にする役割があります。 ブログから同業者へのアプローチが少ないかと思います。 [ まとめ ] これからの時代、音楽家はより一層のセルフブランディングが必要です。 全方位的な宣伝をしていくためには、これからもブログが効力を発揮することかと思います。
    2021.04.25
    雑談・日常
  • オンラインレッスンを自宅で行う際の、最も大きな問題は「音」です。 楽器の音が大きい場合、 近隣や家族から、 「うるさい!」 とクレームを言われることもあるでしょう。 では、消音器などを使って音量を押さえれば良いかと言えば、そんな単純な話ではありません。 消音器などを楽器に装着すると、本来の楽器の音とは異なる音質になる場合が多いです。 先生として、生徒の見本となる音質が求められるので、悪い音質で指導をすることは望ましくありません。 防音室を自宅に用意する選択肢もありますが、居住スペースが狭くなってしまいます。 誰でも気軽にできることではありません。 なかなか、解決することが難しい問題かと思われます。 ・・・・・・・ それならば! 楽器の音量をいじるのではなく、 思いきって音量の小さい楽器の講師になるのはどうでしょうか? バイオリンの講師は、エレキバイオリンを! ギター講師は、ウクレレを! 琴(筝)講師は、大正琴を! これからの音楽指導者は、一つの楽器のみを教えるのみではなく、マルチな活躍が求められます。 レッスングリッドは、音楽家の幅広い活躍の場を提供します。
    2021.04.24
    レッスンについて 雑談・日常
  • 若い音楽家にありがちな生活スタイルとして、 「防音室内で生活する」ことがあります。 なぜ「防音室内で生活する」ことになるのでしょうか。 そう思われる方は多いかと思います。 いろいろな理由はあると思いますが、 一番の理由として、 複数の部屋がある物件を借りることができず、 防音室以外の居住スペースが確保することが難しい点が挙げられます。 この生活スタイルについては、音楽家、音楽愛好家で賛否が分かれます。 ◆ 賛成意見 防音物件の家賃は高価ですが、ワンルームであれば10万円以下で借りることが可能です。 ワンルームにして家賃にかかるお金を節約することで、音楽家としての生活が安定しますし、場合によっては貯金が可能になります。 また、ワンルームであれば、生活そのものがコンパクトに完結します。 就寝する直前まで楽器の練習を行うことが可能であるため、 部屋数の多い物件に比べて音楽家としての能力を高めることになるでしょう。 ◆ 反対意見 まず、空気の循環が悪いため、日常生活に適さないという意見です。 たしかに、換気扇をしっかり回さないと空気が薄くなり危険です。 次に、外の音が聞こえない為、睡眠中に火事などの災害が起きたときに気づかない危険性が高いです。 家屋自体に、自分の身を守るための仕組みが必要です。 最後に重要なこととして挙げられるのは、オンラインレッスンを行う環境にしては、生活感が出過ぎてしまうことです。 ベッドに横になりたい誘惑を振りきってレッスン業務に邁進するのは、 逆にエネルギーが必要かと思います。 仕事中、仕事後のオン・オフ切り替えを、意識的に行う必要があります。 ◆まとめ いかがでしょうか? レッスングリッドは、自宅で高いクオリティーのオンラインレッスンを行える、レッスンツールです。 防音物件にお住まいの方も、そうでない方も、ぜひご登録ください!
    2021.04.23
    雑談・日常
  • コロナ渦で最も売れた楽器として、 アコースティックギター・ウクレレ・電子ピアノがあげられます。 これらの楽器が売れた理由は、自宅で騒音を気にせず楽しめる楽器だからです。 オンライン音楽レッスンにおいても、ギター・ウクレレ・電子ピアノの楽器の需要は根強いです。 レッスングリッドでは、ギター講師・ウクレレ講師の募集に力を入れております! HPのデザインから、クラシック中心のレッスンサービスと思った方も多いかもしれませんが、 本サービスはバンド系楽器にも力を入れております! ギター講師・ウクレレ講師の応募大歓迎です! スタートの今こそ、新規の生徒さんを獲得するチャンスです! ぜひ、講師登録のご応募をお待ちしております!
    2021.04.21
    お知らせ グリッド情報 雑談・日常
  • 去年はコロナ渦により、多くの大学の授業がオンラインとなりました。 「数多くの困難を乗り越えて大学に合格したのに、対面で通えない!」 学生たちはがっかりしましたが、感染リスクを避けるためには止むを得ません。 半年以上、学生たちは自宅でオンライン授業を受けることになりました。 大学のオンライン授業は、一般大学のみではありません。 音楽大学もオンライン授業を行いました! 音を扱うという専門性をもつ音楽大学は、ビデオ通話アプリを使ってオンライン授業が成り立つのか? 音質の問題があるのに、高度な音楽の授業が可能なのか? このような疑問を持った方は多いかと思います。 そこで今回は、音楽大学で行われているオンライン授業の実情についてお話します。 ◆音楽大学・オンライン授業の実際 作曲や理論、一般教養などに関しては、 オンライン授業でも一定の成果を上げることができていたようです。 しかし、器楽科の専攻実技においては、生徒の不満が続出しました。 器楽科の教授は、音楽の先天的な天才であることが多いので、直接会って得られるものが多いのです。 いわゆる、霊感のような部分ですね。 少しオカルトチックな部分に聞こえるもしれませんが、 音楽の道を突き詰めていくと、超常現象に近い領域に達します。 例えば、音楽を聴いて涙を流すなどという行為も、 音の組み合わせの持続が感情を揺さぶっていることになるのです。 音楽大学で楽器を習うということは、 お客さんを感動させるクオリティの音楽=商品としての、非凡な演奏能力を鍛えることになるのです。 ◆生徒自身が冷徹になるしかない・・・ 高名の音楽家=音楽大学の教授の演奏を聴くと、心から感動した、神掛かった演奏だ、などという感想を持つことでしょう。 では、その音楽のどこに感動したか、どのような仕掛けで感動に至ったかを、深堀りしていかなければなりません。 オンラインであるからこそ、情報が少ないからこそ、内証する機会かと思います。 天才のオーラに飲み込まれず、冷静に先生の演奏を分析することは、 オンラインレッスンの目率との一つであると思われます。 これは、音大生のみならず、すべてのオンライン音楽レッスンを受講する人に共通する課題かと思います。 楽器を上達させることに必要なのは、自身で演奏を要素分解する力をつけることだからです。 ◆最後に レッスングリッドでは、初心者を教えるのが得意な先生から音大生や専門学校生に対応できる先生まで、 幅広い種類の先生の登録をおまちしております。 本質的なレベルアップを図りたい生徒さんの力になりたい! そんな情熱をもった先生の応募をお待ちしております。
    2021.04.20
    雑談・日常
  • 去年、4月に緊急事態宣言が出て以降、オンライン飲み会が流行りました。 家から出ずに飲み会ができる! 画期的な試みであると世間では歓迎されました。 ほかには、 お酒が弱くても飲んだ振りでごまかせる、 離脱したくなったら通信環境のせいにして切り上げることができるなど、 オンライン飲み会ならではのメリットは多くあります。 しかし… 人々は、すぐにオンラインでの飲み会に飽きてしまいました。 やはり、飲み会においては、対面での人とのふれあいが楽しいのでしょう。 ところが、音楽のオンラインレッスンについては、緊急事態宣言後も継続して行っている教室が多いです。 これは、楽器演奏やボーカルに対して、対面にこだわらずに、真剣に取り組んでいるお客様が多いからだと思われます。 オンラインで音楽レッスンを行う場合、講師が対面レッスン以上に真摯な取り組みが求められます。 なぜなら、 先生を変えるハードルが対面より低いためです。 オンライン飲み会のようなノリで、オンライン音楽レッスンをした場合、 生徒は先生の元から去っていくでしょう。 レッスングリッドでは、本気でレッスンする意気込みのある先生の登録をお待ちしております!
    2021.04.18
    レッスンについて 雑談・日常
  • レッスングリッドのホームページをご覧になった方の声として、「西洋楽器のイメージが強く、和楽器のイメージが無い」との意見も聞こえます。 私どもとしては、清潔感がありお客様に安心していただけるホームページを作ってまいりましたが、同時にトレンドに合わせたデザインにせざるを得なかったと言えます。 レッスングリッドでは、日本の伝統音楽を指導されている先生方に登録していただけることで、 日本の伝統文化を守るための力になれるよう努めてまいります。 今、世界は激動の時代に差し掛かっています。 近年、日本の機械製品などのものづくりは、海外勢に追い上げられております。 これからの日本は、日本特有の文化を武器にして世界と戦わなければいけません。 そのためには、現在まで培われた伝統を、しっかりと未来に継承していく必要があります。 私どもレッスングリッドは、和楽器をより身近なものとし、和楽器の生徒を増やし、日本の和楽器需要の底上げに貢献したいと考えております。 楽器人口を増やすことで、楽器販売の需要や舞台への動員数を高めることができます。 それこそが、日本を長期的に繁栄させる大きな力になるでしょう。 師匠のみなさま、是非私どものサービスに登録をお願いしたく存じます。 何卒、よろしくお願い致します。
    2021.04.17
    お知らせ グリッド情報
  • 前回に引き続き、レッスンにおける生徒のドタキャンへの対処法を述べていきたいと思います。 ◆3. ドタキャンしそうな生徒は引き受けない。 ドタキャンを避けるためには、ドタキャンしそうな生徒は引き受けないことが一番です。 では、どうすればいいのか? ・・・・・・ 答えはシンプルです。 気軽にドタキャンがしにくい、高価格帯のレッスン謝礼額を設定することです。 でも、そんな高い謝礼額は無理。。。。 そう思った方、安心ください。 講師プロフィールを魅力的なものにしましょう。 概ね、高価格帯の偉い先生方は忙しく、何もしなくても仕事の依頼が絶えないので、魅力のある売り込み=デザインやマーケティングに長けている人は少ないです。 文章やデザインの力は侮れません。 高いお金をだしても払う価値のあるレッスンであることを、しっかりと文章にしましょう。 その結果として集客できた生徒は、あなたのレッスンに満足することでしょう。 なぜなら、文章表現や営業に長けている講師は、レッスンの中身も濃い傾向にあるからです。 ◆4. ドタキャンが起きたら、人生の自由な時間が増えたと捉える。 ドタキャンは失礼な態度ですので、当然腹がたつでしょう。 しかし、腹を立てても損しかありません。 あなたの人生における、自由な時間が増えたことを喜ぶべきかもしれません。 あなたが生徒さんと接する予定だった時間を、自分のすきな事に使いましょう。 オンラインレッスンの場合、自宅でまったり過ごせます。 スタジオを借りていた場合、自己研鑽として楽器の練習ができるでしょう。 ◆まとめ ドタキャンは、図らずしも起こることがあります。 しかし、日ごろから生徒に向き合う姿勢や、良い生徒を選ぶための施策を打ち出すことで、ドタキャンを減らすことができます。 先生方の苦労やストレスが少しでも軽くなりますことを、切に願っております。
    2021.04.16
    レッスンについて 雑談・日常
  • 音楽の個人レッスンは、音楽を楽しむ人の喜びを広げていく、素晴らしいお仕事です。 いままで楽器が弾けなかった生徒さんが、貴方の指導・アドヴァイスによって成長する様は、大きな喜びでしょう。 しかし、多くの職業と同じように、楽しいことだけではありません。さまざまな困難、ストレスと対峙することになります。 音楽講師の場合、生徒との予定調整でストレスを抱えている人は多いです。 特に、生徒がレッスンをすっぽかす=ドタキャンに頭を抱える人は多いのではないでしょうか! 今回は、生徒のドタキャンへの対処法・心の持ちようなどを解説していきます。 ◆1.お金がもらえるので、よしと割り切る(できればこの感情、あまり頻発させないほうが良い) 生徒がドタキャンをした場合、多くの音楽教室・個人レッスンでは講師に謝金が振り込まれます。 教室によっては、時給1000円程度の振替手数料をもらうことができます。 生徒がこないのに関わず、お金を頂くことができるのです。 約束を破られることに憤慨するお気持ちも理解できますが、 何もしなくてもお金がもらえるのはトクであると割り切ったほうが、ストレスは減るでしょう。 ◆2. 普段から生徒に真摯に接することで、信頼関係を構築する。 レッスンを気軽に休む原因として、急に休んでも問題ないと認識していることが挙げられます。 あまり厳格な教育を受けていない方(受ける必要ないのですが・・・)は、 師匠ではなく、サービスの提供者としてのみ認識しているかもしれません。 しかし、サービスの提供者であっても、失礼な態度を取ってはいけません。 例えとしてレストランを挙げますと・・・ 予約したレストランをドタキャンした場合、貴方が食べる予定だった食材は廃棄されます。 この場合、サービスの提供者=レストランの従業員、経営者、農家や漁師、食材を運搬する業者など、 多くの人の労力と、なによりも食材として犠牲になった命が無駄になるのです。 音楽講師も、サービスの提供者かもしれません。しかし、1人の人間でもあります。 1人の人間として真摯に生徒さんに接することで、 生徒さんにとって、ぞんざいに扱うことのできない存在として認識されるようにすることが重要です。 それが、ドタキャンを回避することに繋がります! 後編は、少しアクロバティックな解決法を紹介していきたいと思います。
    2021.04.14
    レッスンについて 雑談・日常
  • 先日「オンラインレッスンで利用するウェブカメラについて」に記事を投稿しました。 参考になったでしょうか? マイクについても教えて欲しいという声がありましたので、今回はオンラインレッスンに向いたマイクについて書いてみます。 マイクなんて、どれでも一緒だよ。。。。恥ずかしながら筆者もそう言っていた内の一人です。 しかし、マイク購入にあたり色々と調査しました。すると、違う!!全く違う!!。比較のためパソコンやネットワーク、防音室など同じ環境で比較しているのにこうも違うか!という程でビックリでした。 検索サイトで「オンラインレッスン用マイク」で検索すると色々と比較されているサイトがあるので是非ご参照下さい。 ◇マイクの種類 ダイナミックマイクかコンデンサマイクか? 違いは音をどのように電気信号に変換するのかといった部分の違いです。技術的な仕組みはさておいて。。。 一般的には音質がよいのはコンデンサマイクで、プロのミュージシャンがレコーディングに使うのは決まってコンデンサマイクです。 漫才師などが舞台で使ういわゆる「サンパチマイク」も実はコンデンサマイクです。 コンデンサマイクは細かな音を忠実に再現できるのが特徴です。 ただ、内部の構造上大きな振動には弱いです。落としたり、壁にぶつけたりしたら壊れてしまうこともあります。 ではダイナミックマイクは何?というと、ぱっと思いつくのはカラオケボックスにおいてあるマイクですね。 音はあまり良くないですが、なんと言っても頑丈です。そして安いんです。 ◇マイクのインターフェース オンラインレッスンするにはパソコン、タブレットなど利用します。その機器とどう接続するかです。 これも色々あるのですが、上記したパソコン、タブレットというのであればUSB一択ですね。 最近のパソコンであれば繋げばそのまま利用できます。 ピンジャックなどでも可能だと思います。 XLRタイプなどはミキサー等経由してパソコン接続する機材、知識を持っていれば最高の品質が実現できますが十分な知識を保有していない場合は避けたほうが無難です。 ◇指向性 マイクは単一指向性のものと無指向性などがあります。(その他にも色々あります) オンライン音楽レッスンに限って言えば、単一指向性のものしか、利用しないと言っても過言ではありません。 まとめると。。。 コンデンサマイクでUSB接続ができ、単一指向性のマイクが良いということになります。 このキーワードで検索して予算に見合ったものを準備下さい。 但し、折角の良いマイクもパソコンのネット環境が貧弱だととぎれとぎれになってしまいます。 また、扇風機で強い風を流している、エアコンの吹き出し口の近くの場合も忠実にその風切り音を再現してしまいます。 確認すべき項目は多いですが、試行錯誤するのもまた楽しいし、オンラインレッスンをやる上で知っておかなければいけない情報です。 しっかりと知識を身についけ、生徒様にも指導してあげられるよう良いレッスン環境を構築下さい。
    2021.04.14
    お知らせ レッスンについて
  • 家を探すとき、多くの人は交通の便が良いところに住むことを希望します。 しかし、マンションなど集合住宅の場合、自宅で楽器の演奏をすることが厳しくなります。 交通の便が良くない郊外等の場合、楽器の練習による苦情は少ないと思いますが、 通勤通学に時間がとられることで楽器練習の時間が削られてしまうでしょう。 では、どうしたらよいか? その答えの1つとして ・・・・ 学校・職場近くの自宅に、防音室を造ること。 楽器演奏にのめり込む人の多くは、防音室で練習していると聞きます。 ◆自由設計の場合 百万単位のお金がかかり、なかなか大変です…。 工事をするメーカー選びについては、音楽業界に精通している会社に依頼すると良いでしょう。 特に、注文住宅の場合は家屋本体を依頼したハウスメーカーが自社の防音装置を推してきます。 安く作れても、作り付けが悪かったら台無しです。 快適な防音室を造るためには、セールストークに流されない強靭なメンタルが必要ですね。 ◆レンタル(定型) 防音室はレンタルすることができます。 作り付けではないので、自宅の部屋の中に巨大な四角い箱を設置し、その中で演奏することができます。 狭い部屋の場合、月1万円前後で借りることができるので、気軽に借りてみてはいかがでしょうか。 一定期間借りた場合、所有権が自分に委譲するプランもあります。 さまざまな形状・プランを吟味して自分に合った防音室を借りてみると良いかもしれません。 ◆中古販売(定型) サブスクリプションがあまり好きではない人で、かつ中古で物品を購入することに抵抗がない方は、防音室を中古で購入してみると良いかと思います。 おおむね、50万円前後で購入できます。 ☆注意点☆ 安価な防音ブースは、冷暖房の設置に対応していない型もあります。夏になってから購入を後悔することないよう、仕様をしっかり確認しましょう。 ◆まとめ 楽器を練習する時間が増えれば、よりいっそう上達できます。 あなたの音楽人生の、いっそうの充実をお祈りいたします!
    2021.04.13
    雑談・日常
  • 楽器のレッスンを行っていく上で、生徒との信頼関係は必要不可欠です。 生徒に好かれて良い関係性を続けることが理想的ではありますが、実際にどういう先生が、好感度が高いのでしょうか? 今回は、生徒との信頼関係を保ち続ける先生に共通する特徴を、3点紹介します。 ◆1. 最低限のマナーを守る 「挨拶をする」「時間を守る」「身だしなみを整える」「丁寧な言葉遣いをする」など… どれも当たり前と言われるとその通りですが、疎かにはなっていませんか? 子供が相手の場合は、少々フランクな対応でも問題ないかもしれません。 ただし、大人が相手であれば、こうした最低限のマナーは結構見られていたりします。 多少気を抜いても大丈夫と思わず、もう一度基本に立ち返ってみましょう。 ◆2. 生徒のニーズに合うレッスンを行う 音楽を習う目的は、生徒によってそれぞれ違います。 例えば、「1年後にはこの曲ができるようになりたい!」と明確な目標がある生徒には、多少スパルタなレッスンをするのもよいかと思います。 ただ、「趣味として楽しくできればいい」という生徒に対して、同じようなスパルタレッスンをしてしまうとどうでしょうか。 生徒はついて行けず、先生からも楽器からも離れていってしまいます。 それぞれの生徒のニーズに合わせたレッスンを提供することに加え、先生のキャラクター分けも必要かもしれません。 ◆3. 偉そうにしない 「楽器を教える」という先生の立場上、ときに偉そうな態度をとってしまうことがありませんか? それはNGです! 自分が教える立場だとしても、相手はお金を払っている「お客様」であることを忘れないようにしましょう。 実際に私が楽器を習っていたときの話ですが、私が楽器を演奏している間に先生が全く別の作業をしていることがあり、「本当にちゃんと聞いているんだろうか」と感じることがありました。 ちょっとした言動・行動が、不信感を持つきっかけになり得るので、注意しましょう。 ◆4. まとめ 以上が、生徒との信頼関係を保ち続ける方法です。 とても基本的なことですが、これを継続して行うには根気がいります。 どれだけ第一印象がよく、生徒が慕ってくれたとしても、その関係性に甘えていると信用を失う可能性があります。 「続ける」ことが一番大切で、一番難しくもあるのです。
    2021.04.11
    レッスンについて
  • 人と接する仕事をする際に、気を付けなければならないのが、ストーカー行為です。 生徒と一対一で接する音楽教室の先生にとっても、例外ではありません。 「ストーカーとまではいかないかも…」という生徒の行動や言動が、実はストーカー行為に当てはまる可能性があります。 今回は、もし生徒がストーカーになってしまった場合、どのように対処すればよいのかお話します。 ◆1. どこからがストーカー行為なのか ひとことでストーカーといっても、具体的にどこからがストーカーになるのか分からないという人もいると思います。 ストーカー規制法では、下記の8項目が規定されています。 ・つきまとい、待ち伏せ、押しかけ、うろつきなど ・監視を告げる行為 ・面会や交際の要求 ・乱暴な言動 ・無言電話、連続した電話、ファクシミリ、電子メール、SNSを繰り返し送る行為 ・汚物などを送る ・名誉を傷つける ・性的羞恥心を侵害する これらの行為を1度だけ行ったのであれば、ストーカー行為とは判断されません。 相手が拒否しているにも関わらず続ける、反復して行うと、ストーカー行為とみなされます。 ◆2. ストーカー対処法 もし生徒がストーカーになってしまった場合、先生はどのように対処すればよいのでしょうか。 その方法は、大手の音楽教室で働いている先生か、個人教室の先生かによって少し変わります。 【音楽教室で働く先生の場合】 音楽教室で働く先生がストーカー被害にあった場合は、まず教室の運営スタッフに相談しましょう。 先生と生徒は部屋で2人きりでいる時間が長いため、スタッフは生徒のストーカー行為に気付かない場合があります。 きちんとした教室であれば、先生を守る行動をとってくれるでしょう。 周りの手を借りることが最も早く問題を解決に導くことができますし、先生の不安感も少なくなります。 【個人教室で働く先生の場合】 個人教室で働く先生は、自宅や連絡先がバレていることもあり危険性がかなり高いです。 なるべく誰かと常に行動し、1人では外出は控えましょう。 実際に、待ち伏せやつきまといの行為が見られるときは、警察に相談しましょう。 近年、ストーカーによる被害は増大傾向にあるため、警察も親身に話を聞いてくれるはずです。 ◆3. 被害を最小限にとどめるために 以上が、生徒がストーカーになってしまった場合の対処法です。 ストーカー被害を最小限にとどめるには、最初の段階ではっきりと拒否、拒絶の意思を示すことが重要です。 「生徒とはいえお客様だから…」とうやむやな態度を取ることで、相手の行動はエスカレートする可能性があります。 また、親しい関係であっても、むやみに個人情報を話しすぎないようにすること、防止には効果的でしょう。 オンラインレッスンにおいても、言葉巧みに個人情報を聞きだす生徒がいる可能性は否めません。 お客様に対して、技術向上に必要以上の情報を与えないようにしましょう。
    2021.04.09
    レッスンについて
  • すごくやる気で入った生徒なのに、徐々にモチベーションをなくして辞めてしまう… そうなると、とても悲しいですよね。 でも、生徒に長く続けてもらうって、意外と簡単ではありません。 今回は、生徒のモチベーションを持続させるためにすぐ実践できる工夫をお話します。 ◆たくさん褒める! いくらやる気がある人でも、出来ていないところを指摘されてばかりだと、「楽器向いてないんだな…」と続ける気力を無くしてしまいます。 どんなに小さなことでも、上手くできたら必ず褒めるを意識しましょう。 ただし、大げさに褒めすぎると「持ち上げられているな…」と逆に気分を悪くする人もたまにいます。 さりげなく褒めるのがコツですね。 ◆目標を立てる 特に目標を立てずに、教本に沿ってレッスンをするだけになっていませんか? まずは、生徒がどんな曲ができるようになりたいのか、会得したいテクニックがあるのかを知りましょう。 その上で、「いつまでにこれができるようにしましょう」と期限を決めることで、生徒もモチベーションを保ちやすくなります。 ・・・・・・・・・ いかがですか? 少しの工夫で、生徒のモチベーションを伸ばすことは可能です。 ぜひ、レッスンの中で取り入れてもらえれば幸いです。
    2021.04.08
    レッスンについて
  • ネットでウェブカメラと検索すると沢山表示されますよね。 オンラインレッスンで利用するウェブカメラって何を基準に選べばよいかよくわからないというお問い合わせを頂いています。 今回は選択する基準を何点か列記してみます。 その1 パソコンに繋げられること USB接続、Bluetooth、HDMI等々接続の方法は多々ありますが、ご自分のパソコンに接続できるかどうかがまずは問題です。 特にノートパソコンの場合1個しかUSB接続口がない場合もあります。そこにマウスを繋げていると、もうそのままではつなげることができません。 家電量販店等でUSBハブなどを購入して接続にトライしてみて下さい。 その2 解像度が良いこと カメラの性能として「解像度」という指標があります、なるべく良いものを購入したほうが綺麗な画像になりますが高価です。 はやりの4K対応カメラも売っていますが、パソコンで音楽レッスンを行う場合そこまでの性能は全く不要です。 フルHD(1080p)、1920×1080ドットくらいのキーワードで機種を検索下さい。 その3 画素数が大きいこと 画素数は解像度と比例関係にあります。解像度の記載がない場合はコチラを参照下さい。 パソコンモニターの大きさにもよりますが、おおよそ「200万画素」と表記があればだいたいOKです。 その4 フレームレートが大きいこと パソコン接続の場合、現状60fpsが最高ですが、30fps程度でもレッスンはできますので大丈夫です。 その5 画角が広いこと これも広い方が広い範囲を写すことができますが、その分映像が暗くなったり、端が少し歪んだりします。 通常は90°くらいの範囲で画角が取れれば問題なくレッスンできると思います。 大きな楽器(コントラバス、チェロ)とか、ドラムのように全体を映す必要がある場合は100°くらいの広角がおすすめです。但し十分に明るい照明の元でレッスンを行って下さい。 その6 価格 色々なメーカーから発売されています。 特段メーカーにこだわる必要はありません、3000円~5000円くらいで探してみてはいかがでしょう。 予算に余裕のあるかたはもっと良いものの購入しても良いと思います。 筆者の利用しているカメラは2500円で購入しましたが十分に機能しています。 ご紹介したかったのですが、発売が停止されてしまったようです。 その7 設置方法 カメラによっては小さな三脚が添付されている物もあります。 レッスンする場所とカメラの場所を決め、三脚でカメラ固定するのであれば三脚の取り付け金具やネジ穴があるかどうかを確認下さい。 パソコンのモニター上部に取り付けるのであればクリップなどがついたものがお勧めです。 また、パソコンと離れた位置において手元をアップで見せたい場合はUSBケーブルカメラの場合はケーブル長が必要です。長めのものを選びましょう。 その8 パソコンとの相性 最新のパソコンであれば、だいたいのカメラはつなげるだけで自動認識してカメラが利用できます。 ただ、windows専用、とか、MacOS専用などの機種も存在しますのでご自分のパソコン環境にあったもので選択下さい。 またwindowsやMac以外の機種をご利用の場合(chromeOS、Linuxなど)はパソコン販売元に確認したほうが良いかもしれません。 いかがだったでしょうか?少し細かくなってしまいました。 カメラを今から検討する方はご参照下さい。
    2021.04.08
    レッスンについて
  • 音楽業界でも、実際にオンラインレッスンを行った講師のさまざまな意見があります。 今回は、講師の声を紹介していきましょう。 ・・・・・・・ こんな世の中ですから、オンラインやっています! (30代・男性) オンラインレッスンはじめました!どなたでも歓迎です! (20代・女性) 対面の教室の代わりとしてのオンラインなら、時給が変わらないからいい。 (20代・女性) スマホで手軽にできることを売りにしているけど、音質は妥協せざるを得ない (40代・女性) オンラインレッスンは時給が低めで辛い・・・ (30代・男性) オンラインでも、画面越しに生徒さんの頑張りや成長がみれて感動 (20代・女性) オンラインレッスンは、レッスン後に模範演奏動画を送る等、講師の面倒見が問われる (30代・男性) オンラインレッスンに対して、文句を言う生徒は少ないと思うよ。ヨーロッパだとね。 (30代・男性) (日本在住の音楽家ですが)一番遠いところにいる生徒は、アメリカです! (20代・女性) 演奏のレッスンはオンラインでは難しいけど、作曲のレッスンは全く問題ないね。 (30代・男性) ・・・・・・・ オンラインならではの欠点も指摘されていますが、オンラインの音楽サービスはかなり身近なものになったといえます。 オンラインレッスンの需要は、今後さらに高まると予想されます。
    2021.04.07
    雑談・日常
  • オンラインレッスンの謝礼額は、対面レッスンに比べて低い傾向にあると言われています。 では、具体的にどのような料金設定がされているのでしょうか? レッスン形態ごとに、詳しく掘り下げていきたいと思います。 ◆対面レッスン→オンラインレッスンに移行する場合 これまで音楽教室に通っていた方でも、家庭の事情や移動時間を短縮のために、オンラインレッスンを受けるケースがあります。 この場合は、普段の対面レッスンと同じ値段で受講するケースが大半です。 指導者によっては、オンラインレッスン後に模範演奏の動画を生徒に送るなどのフォローがあります。 ◆音楽教室のオンラインレッスンの生徒として 個人教室の場合は、おおむね1時間あたり2000円~10000円ぐらいの料金設定かと思います。 音楽教室として、新規でオンラインの受講生を募集している場合、1時間あたり4000円~12000円ぐらいかと思われます。 傾向として、HP・広告をしっかりと整備した教室が高額になる傾向にあります。 (レッスングリッドの場合、、自由に謝礼を設定できます) ◆偉い先生に1度だけ受ける場合 昔は考えられなかったことですが、ベルリンフィル団員などの一流奏者にオンラインでレッスンを受けることもできます。 1回あたり最低15000円以上の謝礼が必要です。 注意点としては、初心者には不向きのレッスンであると思われます。 なぜなら、理屈ではなく感覚的に楽器を演奏出来てしまう奏者(指導者)の場合、初心者でもわかる具体的なアドバイスができないケースがあるからです。 ◆動画にアドバイスする形式のオンラインレッスン 生徒の演奏動画を見て、先生がアドバイスするレッスン形態もあります。 この場合、レッスン時間内でトライ&エラーは行えないので、レッスン料金は安くなります。 また、講師側の負担が少ないので、質のいい講師がレッスンを引き受けてくれる傾向にあるでしょう。 ◆まとめ どの形式も、一長一短です。 自分にあったレッスン形態を選び、楽しい音楽ライフを歩みましょう!
    2021.04.06
    レッスンについて 雑談・日常
  • 近年、オンラインレッスンを行う音楽講師は増加しております。 しかし、講師によってオンラインレッスンに対する見方はさまざまです。 ◆オンラインレッスンは別物であるという主張 オンラインレッスンの欠点として、音質が対面に対して大きく劣ることが挙げられます。 というのも、リアルタイムの動画レッスンを行う場合、音質を上げ過ぎると、重くて画面が動かなくなることがあるからです。 オンラインは対面とは別物と割り切った上で、事前に生徒から演奏動画をもらい、レッスン中に講評をする形態のレッスンを行う先生もいます。 ◆対面レッスンの代替になるという主張 ポップス系の講師を中心に、対面からオンラインに積極的にシフトをする動きがみられます。 中には、対面レッスンを廃止してオンラインのみの音楽教室に鞍替えした事業者も出てきました。 特にDTMなど、データのやり取りのみで指導に差し支えないジャンルは、オンラインが主流になるでしょう。 今後、生徒側のITリテラシーが一定以上必要な世界になると推測できます。 ◆その他 周りがオンラインレッスンを始めたので、時流に乗って始めた講師も一定数います。 また、様子見で試験的にレッスンを行う講師もいるでしょう。 ◆まとめ 「オンラインだと大切な事が伝わらない。対面こそ正義!」 昔気質の営業マンを彷彿させる発言ですが、このような意見は、技術の進歩により減っていくと思われます。 今からオンラインサービスに精通することは、将来的にも役立つ可能性が高いでしょう。 これからの音楽家は、いっそう時代に対して柔軟に対応することが求められるでしょう。
    2021.04.03
    レッスンについて 雑談・日常
  • 「楽器のオンラインレッスンって、本当に上達するの?」 このような声が多く聞かれます。 上達するかどうかは、個人の努力次第かもしれませんが、オンラインレッスンで上達した人は多くいます。 いくつか、具体例を挙げていきます。 ◆1 講師のいない土地に住むギター初心者の例 独学でアコースティックギターを練習していたものの限界を感じたため、思い切ってオンラインレッスンを受講した方です。 3か月ほど受講したところ、以前とは見違えるほと上達したそうです。 ギターという楽器は、オンラインでも生徒の動作の改善を促しやすい楽器といえるでしょう。 ◆2 著名な演奏家のレッスンを受けたクラリネット上級者の例 コロナ以前では、対面で習うことの出来ない高名な音楽家(ウィーンフィル・ベルリンフィルの首席など)も、オンラインレッスンでは師事することが可能です。 対面のように音色などを正確に把握することが厳しいですが、長年の音楽経験から与えられる知恵の恩恵を受けることができます。 とあるクラリネット上級者が、著名な演奏家のオンラインレッスンを複数受けたところ、非常に満足した結果を受けることができました。 特殊奏法などの、技術的にコアな部分を会得することができたようです。 この高い満足度は、オンラインレッスンのメリットを最大化できた所以といえるでしょう。 ◆3 上級者が指導可能な指導者との接点がない学生の例 上級者の指導ができる指導者の多くは、紹介なしで師事することが厳しい慣習があります。 しかし、オンラインレッスンの浸透によって、高名な指導者にも気軽にレッスンを依頼することができるようになりました。 例としては、部活の指導より上のレベルを目指したいけどコネクションを持っていない学生が、高名な指導者にレッスンを受けるケースが挙げられます。 エビデンスが明確な指導によって、盤石な基礎力をつけることができるのです。 (高名な指導者の多くは、準備不足でレッスンに来ると激怒する血の気の多い方も多いです。準備は怠らないようにしましょう…) ◆まとめ 今まで繋がらなかった講師と生徒の関係を築くことができるのが、オンラインレッスンの長所であるといえます。 今後も、テクノロジーが音楽文化の発展に寄与することを、期待せずにはいられません。
    2021.04.02
    レッスンについて 雑談・日常
  • 「周りの音楽家がオンラインレッスンやり始めたけれど、実際のところどうなの?」 「オンラインだけで、ちゃんとした指導できるの?」 「安定的に謝礼がもらえるの?」 講師業を営んでいる音楽家の間で、このような声が多く聞かれます。 今回は、音楽講師の不安を解消すべく、オンラインレッスンにおける成功例を紹介していきたいと思います。 ◆1 コロナ渦で演奏の仕事が減少した音楽家 演奏の仕事が大幅に減り、オンライン講師をやらざるを得ない状況に追い込まれた音楽家のケースです。 著名な音楽家の場合、海外からも生徒を集めることができますが、平均的な音楽家の場合、集客に苦労するかもしれません。 思い切って、プラットフォームに登録して生徒募集をしてみるといいかもしれません。 10人ぐらいまでならば生徒をつけることは難しくないと、音楽家の間では言われています。 対面レッスンの際よりも具体的な言葉で指導することと、オンラインレッスンで必要なITスキルを熟達させることで、より多くの生徒を受け持つことができるようになるでしょう。 ◆2 攻めの一手 巣ごもり需要に答えるべく、オンラインレッスンに全力投球する音楽教室もあります。 中には、講師を増員したケースもあります。 このケースでは、ギター・DTMなど、室内で音量を押さえられるレッスンが中心になります。 結果として、コロナ前よりも売り上げ増になった事業所もあるようです。 アメリカでは、巣ごもり需要でギターの購入が急増しました。 バンド系楽器の需要は手堅いので、攻めの姿勢が可能なのかもしれません。 まとめ どんな時代でも、音楽指導者は需要があります。 社会の需要に対してアンテナを張ることが、音楽で生活する秘訣かもしれません。 レッスングリッドは、すべての音楽家の力になれるよう、日々サービスの向上に努めてまいります。 何卒、宜しくお願い致します。
    2021.04.01
    レッスンについて 雑談・日常
  • 近年、ネット上にオンライン音楽レッスンに関するお役立ち情報が出てきています。 多くの情報は、講師にとって有益な情報であるといえますが、中には"本当かどうか怪しい情報"も見られます。 今回は、ネットで見られるオンライン音楽レッスンの情報が本当に正しいのか、考えていきたいと思います。 ◆1. 最もよいアプリはZOOMである。 ・・・・・・ これは×です。 ZOOMは会議用アプリであるために、人間の音声帯域を主に最適化されています。 会社の会議などで利用する分には良いツールだと思います。 ただし、楽器の音は最適化されたがゆえに、一部周波数がカットされてしまいます。 低音が魅力なチェロなどを弾くと弓の動きは見えており、音声は聞こえるのに楽器の音のみ全く聞こえてこないといったおかしな現象が発生します。 最近のバージョンアップで、ある程度チューニングはできるようですが、その手法を知らないとレッスンにはなりません。 (インストールしたままの初期化設定ではほぼ利用不可です) その点、スマホを利用したLINEのビデオ通話やFacebookメッセンジャーなどは優秀です。 実際に、日本のオンラインレッスンではLINE使用者がZOOM使用者の4倍以上もいる楽器もあります。 これは、事務処理などに適応して進化してきたパソコンと、音楽等を聞くデバイスに音声を取り入れていき最適化されていったスマホの進化の過程の違いによるものかもしれません。 もちろん、楽器音の特性を理解し、ZOOMの設定をチューニングし、専用のスピーカーを揃えれば大丈夫で、パソコンを否定するものではありません。 むしろちゃんと正しい知識を有した上で正しいチューニングを行えばこの上ない最上なレッスンデバイスになります。 レッスングリッドでは音楽レッスンの適応した専用アプリを利用することで上記問題は可能な限りクリアにしており、煩わしいチューニングなどは不要な状態で講師様に利用いただけます。 ◆2. スマホでも、しっかりとしたレッスンができる。 ・・・・・・ これも、×です。 画面が小さいため、生徒は講師の手元を正確に把握することが厳しいと思います。 また、画面上で共有した楽譜をレッスン時に使用することは不可能ではないでしょうか。 オンラインレッスンでは、先生と生徒の双方がパソコン(ノートパソコンでも可能)の使用が望ましいと考えられます。 ◆3 オンラインレッスンの生徒が多い先生は、有名な先生が多い ・・・・・・ これも、×です。 オンラインレッスンの生徒を多く持つ先生の傾向として、面倒見がよく堅実なレッスンを行う個人教室の先生が多いと思われます。 音大の先生・セミナーなどで有名な講師などは、オンラインレッスンの生徒は少ない傾向にあります。 ◆4. ピアノを教えている場合、カメラは横においた方が良い。 ・・・・・・ です。 実際にピアノ講師の多くは、鍵盤の横にカメラを置く人が多いようです。 その場合、ある程度の床からの高さがあることが望ましいとされています。 しかし、一部の指導者は、講師の背後から撮影するほうが手元が分かりやすいと指摘しています。 全体的な姿勢が分かるのはピアノの横ですが、奏法の基礎を学ぶためには、講師の背後から撮影する方法も選択肢として有効かと思います。。 ◆5. オンラインレッスンのみ行う講師は存在する。 ・・・・・・ これもです。 まだ少数ですが存在します。 主に、バンド系やジャズ系の先生かと思われます。 ◆6. オンラインレッスンのみで音大受験を乗り切ることができる。 ・・・・・・ です! バブル期に比べると、音楽大学への入試の難易度は下がっています。 しっかりとした指導を受けた上で中堅以下の音大を受験した場合、合格する可能性は高いでしょう。 ◆まとめ 今後、オンラインレッスン人口は伸びていくでしょう。 最高のレッスンを行うためには、正しい情報収集が必要です。 本質的に大切な情報は、なかなかネット上で見つかりません。 まだまだ、各自が試行錯誤する必要があると感じます。 レッスングリッドは、すべての音楽家・音楽指導者が快適にオンラインレッスンができるよう、ツールの開発を努めてまいります。 何卒、よろしくお願い致します。
    2021.03.31
    レッスンについて 雑談・日常
  • 仮応募したのに本登録のメールが届かない。。。。という問い合わせを何件か頂いております。 通常仮応募していただくと本応募登録用のURLを記載したメールが「数分以内」で届きます。 数分経過してもメールが届かない場合は「迷惑メール」に割り振られていたり、 受信拒否の設定などで届かない場合もありますのでメール受信の設定確認をお願いします。 異なるメールを利用して再度仮登録を行って頂いても構いません。 また本登録のURLの有効期限が2時間となっておりますので有効期限を超過してしまった場合も再度仮登録を行って頂ければ新しいURLを発行しメールさせて頂きます。 ご不明な点がございましたらホームページ右上の「お問い合わせ」フォームよりお問い合わせ下さい。 講師の皆さまからのご応募を心よりお待ちしております。
    2021.03.31
    お知らせ
  • 音大卒業生・音楽系専門学校の卒業生が良く言われるワード。 「社会性がない」 たしかに、ビジネスシーンで求められる所作・フレームから逸脱した人物が多いかもしれません。 しかし、実際に誰かから「社会性がない」と言われると、あまり気持ちの良いものではありませんよね。 では、音大卒業生でどのような人物が、日本のサラリーマンから社会性があるとみなされるのでしょうか? 今回は、音大卒業生である筆者から見た、社会的に良いと思われる振る舞い方について、いくつか紹介していきます。 ◆保守的な振る舞い 日本社会では、ちゃんとしている=保守的な言動 といった認識が多いと見なされます。 たとえば、伝統的な名刺交換の作法や、汚れのない、尖ってない革靴の装着などが好ましい印象持ちます。 業界によっては、肩こりの原因となるような重い腕時計を着用する必要があるかもしれません。 特に好ましいとされる服装は、男性の場合はジャケットと、襟付きシャツの組み合わせでしょう。女性の場合は、オフィスカジュアルの着用が好印象につながると考えられます。 逆に、TPOに反した服装、たとえばオフィス内におけるTシャツやパーカーの着用は、社則で許されていても非常識であると見なされる可能性があるので、避けたほうがいいかも知れません。 ◆コミュニケーション能力 日本社会では、コミュニケーション能力さえあれば、飢え死にすることはありません。 企業の採用においても、大学の専攻については重要視されません。 空気を読み、その場その場で適切なコメントを発する能力さえあれば、サラリーマンとして一流であるといえるでしょう。 ◆敬語の会得 敬語は、東アジア的な儒教精神の賜物かと思われます。 しかし、ほとんどが西洋キリスト教文化の系譜として音楽活動をする音楽業界の人間は、敬語に不慣れです。 音大の授業カリキュラムで、「敬語の使い方」を必須にした方が良いかもしれませんね。 ◆力強さ 音大卒の、特にクラシック畑の方の場合、繊細な印象の方が多いかと思われます。 ピアノでショパンなどを演奏する際に、繊細さを追求しすぎた結果であると推測できます。 日々、企業社会の荒波で揉まれる会社員の視点から見ると、頼りない大人であると認識されるかもしれません。 近年、ジムに通う音楽家が増加傾向にあるのは、音楽業界外への営業力強化といった側面もあるかと思います。 ◆対策 こんな音楽家にとって生きずらい世の中ですが、ネット社会によって一筋の光が見えてきました。 オンラインで仕事をすることです! 画面上で「社会性がある」とみなされることは、対面で「社会性がある」とみなされることより、はるかに難易度が低いでしょう。 近年、テレビなどでは「ネットから人を守る」といったテーマで語られることが多いです。 しかし、「ネットによって守られる人」が多くいることも、認識されるべきかもしれません。 ◆さいごに 世の中には、自分に合わない仕事をして心を病む人が多くおります。そのような人を見かけると、筆者は大変心が痛みます。 そんな世の中だからこそ、無理なくマイペースで働く人のためのツールを作りたい。そんな想いも、レッスングリッドのサービスには込められております。 音大卒業生のみなさまには、是非是非、立派な社会人として、レッスングリッドで講師のお仕事をしていただければ幸いです。 ご登録のほど、宜しくお願い致します。
    2021.03.28
    雑談・日常
  • 音楽家(ミュージシャン)になりたい 音楽家を志す生徒さんの多くは、音楽大学・音楽専門学校への進学を希望します。 ひとことで音楽大学・音楽専門学校といっても、レベル・指導者・カリキュラムはさまざまです。 高いレベルの生徒と優れた指導者、良質なカリキュラムが備わった学校は、生徒が殺到するため入試難易度が高いです。 今回は、我こそは難関校に入学したいと考える学生にむけて、合格するために必要な考え方、オンラインレッスンの使用法について解説していきたいと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ★入学難易度が高い音楽大学に学校する為に、重要な点が2つあります★ ⋄1つ目は、正しい努力をすること。 受験の日までに、どんなに緊張しても課題をミスなく正確にこなす力を身に付けなければいけません。 ⋄2つ目は、合格させる力のある先生に師事すること。 具体的には、生徒に適切な課題を与えつつ、入試本番にむけたコンディションを整えることができる、管理能力のある先生を指します。 ただ、このような力のある先生は、ほとんどが大都市に在住しています。 そのため、地方に住む受験者は、新幹線や飛行機を使ってレッスンに通わなければなりません。 レッスンの謝礼以上の交通費や宿泊費がかかることも珍しくないのです。 このような事情を解決することは、オンラインレッスンの普及により可能となっています。 もちろん、対面での指導が必要な部分も多いですが、それ以外の部分をオンラインで実施することで、親御さんに掛かる負担を軽減することができます。 今回は、音大入試に向けて、どのようなレッスンがオンラインで行えるのかをお話していきます。 ◆器楽専攻 専攻実技の課題曲で、速いテンポの練習曲が出た場合、速く安定的に弾けるようにするコンディション調整が必要です。 いま、どれくらいのクオリティでどれくらいのテンポで練習しているかをチェックすることは、対面でなくてもできるでしょう。 ただし双方の使用するパソコンが、一定より高音質であることが前提となります。 ◆作曲・音楽学など 入試で書く作品や論文の指導は、対面でなくても指導できます。 しかし、作曲科入試で必要な和声法(楽曲の縦の響きをコントロールする技術)は、グランドピアノを使用した対面レッスンによって培われるため、対面で行うのがよいかと思います。 ただし、指揮科などで必要とする難易度であれば、オンラインで可能かとおもわれます。 DTMなど商業音楽方面の指導は、クラシック系の専攻とちがいデータのやり取りで行うことが可能なため、オンラインで問題ないでしょう。 ◆副科ピアノ・ソルフェージュなど 副科ピアノの場合は、少々変な弾き方でも入試では減点されませんが、卒業後にピアノを使用する仕事(教職含む)をするのであれば、ちゃんとした弾き方が出来たほうが仕事の幅が広がります。 人前でお金をもらえるレベルのピアノ演奏をするためには、対面レッスンによる基礎の獲得が必要です。 逆に、基本的なピアノの奏法を既に会得している場合は、オンラインのみで対策が可能といえるでしょう。 ソルフェージュ(音の書き取りなど)については、トレーニングや入試の過去問などがソフトとして販売されていますが、完全に独学で行うことは難しいです。 受験のプロによる進捗の管理が必要かと思われます。 ◆注意事項 対面レッスンや試験リハーサルを回避することで、本番の緊張が増大するリスクも高まります。 オンラインと対面レッスンの対比を8:2にして受けたり、入試課題曲を演奏するおさらい会(対面)に参加するなどして、人前で披露することに慣れていきましょう。 ◆まとめ 音大は入学後はもちろん、入学までにかかるお金も莫大です。 テクノロジーの進化が、音楽家を目指す若者への道標となることを、切に願います。
    2021.03.27
    レッスンについて 雑談・日常
  • 最近は、パソコンやタブレットを使ってオンラインレッスンを受講する人が増えています。 実際にオンラインレッスンを受講した人の中には、「便利ですごく良い!」という人もいれば、「できるなら対面レッスンがいい…」という人もおり、感想は様々です。 どうやら、オンラインレッスンは、向いている人と向いていない人に分かれるようです。 今回は、どういう生徒さんがオンラインレッスンに向いているのかを考えていきたいと思います。 ◆パソコンなど、電子機器の取り扱いに慣れている方 生徒さん自身で通信環境や音質の向上を図ることができるので、オンラインレッスンに向いているといえます。 ◆演奏技術を理論的に理解しようとする方 オンラインというツールの特性上、生徒は講師の音を正確に模倣することは難しいかもしれません。 音がダメならカタチからという理由で、講師の演奏している姿(カタチ)を模倣しようにも、画面上でしか分からないという制約があります。 そんな制約がある上で、生徒はレッスンの目的=技術の向上を達成しなければなりません。 講師は、画面上での音の伝わりにくさを補うために、言葉に頼る頻度が増えます。 そのため、生徒は講師の言葉を自身でかみ砕いて理解する必要があります。 演奏の音だけでなく言葉からの情報も正確に理解することができる人は、オンラインレッスンに向いているでしょう。 ◆家族以外に秘密で、こっそりとレッスンに通いたい方 学校や会社にばれずに楽器を習いたい人は、オンラインレッスンが最適です。 ◆レッスン料を節約したい方 オンラインレッスンは、対面レッスンよりも受講料が安い傾向にあります。 お金を節約して楽器を習いたい人にとって、オンラインレッスンは最適といえるでしょう。 ◆人間関係のわずらわしさにストレスを抱えている方 必要最小限の人間関係以外は、1人で過ごしたい方もいます。 そうした方にとっては、対面レッスンがストレスの原因になるかもしれません。 オンラインレッスンは、対面レッスンに比べて人間関係のストレスを大きく減少させることが可能といえるでしょう。 ◆まとめ 今後、オンラインレッスンを受ける生徒が増加することは、間違いないでしょう。 生徒も講師も、新しい生活様式への柔軟な対応、すなわちオンライン音楽レッスンに慣れ親しむ姿勢が求められるかと思います。
    2021.03.26
    レッスンについて 雑談・日常
  • 「音楽大学・音楽専門学校に入りたい!」 そんな生徒が来たら、講師の皆さんはどうしますか? とりあえず、なんとなくで指導するだけでは、音大合格は厳しいです。 入試の難易度が高くない大学に入れることはありますが、卒業後の活躍は難しいでしょう。 講師が行うべき最も重要なことは、生徒の音大卒業後の人生が悔いの無いものになるよう、生徒に寄り添うことです。 受験ビジネスとして食いものしてはいけません。 必ず悪評として自分に跳ね返ります。 ◆1. 音大の先生は、受験生のどこをみるか? 音楽大学の入試は、極論センスさえあれば突破することは可能ですが、きちんと準備する能力も見られています。 音大の先生は、将来活躍する可能性のある生徒を合格させるので、現時点の実力よりもポテンシャルの高さを求めます。 その上で、ちゃんとした先生の元で正しい努力をしてきたかを審査します。 ちゃんとした先生を選ぶことも、能力のひとつと見られるのです。 さらに、国公立であれば、勉強ができるかも問われるでしょう。 生まれ持った素養と忍耐力、計画性が、入学試験の突破に必要だといえます。 ◆2. どのような先生が、大学に合格させられるか? はじめから才能のある生徒を集めることのできる高名な演奏家であれば、入試を突破する生徒を多くもつことができるでしょう。 また、そのような演奏家であれば、演奏実技以外に必要な科目に、優秀な指導者を紹介することができます。 こうして、入試は盤石なものとなるのです。 演奏はそこそこでも指導力のある先生は、生徒の長所と短所を把握して、受験までに最高のコンディションに導きます。 このタイプの先生は、受験指導のエキスパートであることが多いです。 受験指導が得意か不得意かは、指導者の才能?のようなところがあると思います。 ◆3. 生徒が幸せになるためには 生徒は悪い指導者に会う事もあるかもしれませんが、心配はいりません。 どの生徒も、最終的に収まるところに収まります。 音大の教授と喧嘩ばかりしている生徒が、有名なオーケストラの首席奏者になることもあります。 一言で音大卒といっても、クラシックからポップスに転向して大活躍する者、企業に就職する者、音楽と別の勉強に転向する者もいて、人生さまざまです。 音楽大学入試に失敗した生徒のその後を聞くと、皆そんなに悪くない人生を送っています。 ◆4. 進路選択が失敗する生徒とは? 音大入試で失敗する例として多いのが、自分の適正と希望する専攻が合致しない生徒です。 音大の教授は、生徒の違和感にすぐ気付くでしょう。 自分を知ることは勇気がいりますが、人生を実りのあるものにします。 自分の才能を正確に把握することができれば、それに沿った人生計画を立てることができます。 自己との対話こそ、音楽を学ぶ者に求められるのです。 ◆ まとめ ちょっとシビアな記事になりました。 ごめんなさい。 でも、この記事のすべてを、進路に悩める高校生に伝えたい。 大丈夫、人生なんとかなります! では、良き音楽ライフを!!!
    2021.03.24
    レッスンについて 雑談・日常
  • 今回は、レッスンにおける「雑談」についてのお話です。 生徒が、先生との雑談を目的にレッスンに来ることもあれば、全く雑談が無い、指導オンリーのレッスンもあるでしょう。 今回は、レッスンで雑談をするときに気を付けるべき点について、お話していきます。 ◆生徒の需要を第一に考える すべてのレッスンに共通して大切なことは、「生徒の需要に答えているか、答えられていないか」です。 生徒が先生との雑談を目的にレッスンに来ているのであれば、雑談する時間が長くても良いでしょう。 逆に、生徒の本番前や、目標がはっきりしている場合は、雑談を控えて音楽の指導に集中するべきです。 生徒がどういうレッスンを望んでいるのかを見極めて、雑談の量も考える必要があります。 ただ、生徒の多くは、音楽講師という自分とは異なる経験をしてきたプロフェッショナルと交流することで、人生で大きな影響を受けていると思います。 ◆雑談の「内容」に気を付ける 雑談の内容は、もちろん生徒によってさまざまかと思いますが、 だいたいは音楽に関わる話題、趣味、学校や勤めている会社の話題、恋愛相談といったところでしょうか。 また、政治やスポーツ・宗教の話題はトラブルの元になるので、避けたほうがいいでしょう。 もっとも、意気投合した場合は問題ないと思います。 ◆うっかり失言に気を付ける うっかり生徒にとっての地雷を踏まないようにしましょう。 パワハラ・セクハラ等で生徒に訴えられた場合、勤務している教室の講師を辞めなければいけないケースもあります。 何らかのハラスメントに接触しないよう十分気を付ける必要があります。 講師の品格を守ることは、自身の収入を守ることでもあるのです。 ◆まとめ 雑談をした方が指導をするより楽と考える講師は多いですが、雑談内での失言が思わぬトラブルの元になります。 講師と生徒の適切な距離感を意識することが、雑談においては重要です。
    2021.03.23
    レッスンについて
  • 講師応募時の写真や名前について問い合わせが多いのでお知らせいたします。 応募時に登録頂いたお写真に関しては、ご本人様の確認として利用させて頂きます。 採用となった後などに公開されることはありません。名前も同様です。 採用させて頂いた場合は、宣伝用として効果的なお写真(数枚)・お名前(芸名を推奨)を別途登録いただき、そちらを生徒様に公開致しますのでご安心下さい。 (登録時に宣材写真を利用されている方は同じ写真を利用頂いても構いません) レッスン時には登録頂いたお名前とオンラインレッスン時の映像のみ生徒様に伝わります。 住所、電話番号などが生徒様に伝わることはありません。
    2021.03.21
    お知らせ
  • 前回に引き続き、自分の教えたい生徒に出会う方法について解説していきたいと思います。 今回は、上級者向け指導についてです。 ◆値段設定について 上級者向けにレッスンをしたい場合、1時間あたり7000円以上の設定にすることが適切といえます。 ある程度レッスン料金を高めに設定することで、敷居を高くする効果が生まれます。 高いレッスン料だけど習いたい、意欲のある生徒のみを受け入れることができるのです。 ◆講師自身の演奏について 上級者向けレッスンは、自身のプレイヤーとしての実力が必要になってくるケースが多いです。 上級以上の生徒は、先生の模範演奏が上達のキーになるからです。 ◆生徒に信用してもらうために必要なこと 上級者向けの指導者として生徒を集まるためには、ある程度の分かりやすいキャリア・実績が必要になります。 初級・中級むけ講師とは違い、指導グレードよりも、学歴、コンクール受賞歴などが重視される傾向があります。 また、非常勤でも音楽大学で講義を行っている場合、上級むけ指導者として信用を得ることができるでしょう。 良い講師になるためには、自分の指導力から音楽家としてのキャリアまで、冷静に分析してみる必要があります。 また、謝礼相場も地域によって異なるため、分析を欠かさず行いましょう。 レッスングリッドでは、自分が教えたいレベルの生徒に出会うことができます。 気になった方は、ぜひ応募フォームからお申込みください。
    2021.03.19
    レッスンについて
  • レッスングリッドの大きなメリットとして、「自分が教えたい生徒と出会いやすい」という特徴が挙げられます。 ひとことで「音楽講師」といっても、初心者の手ほどきが得意な講師もいれば、 音大入試対策のエキスパートもいて、講師の得意分野はさまざまです。 「自分の得意なタイプの生徒を教えたい!」 多くの講師はこう思うでしょう。 しかし、なかなか得意分野と生徒がマッチしないケースが見受けられます。 その場合、自身の適性を見直す必要があるかもしれませんし、レッスン料金が適切ではないのかもしれません。 今回は、生徒のレベル別に必要となる指導力と、レッスン料金設定について、お話していきます。 1. 初心者向け指導 初心者を教えることが得意な講師は、レッスン料金を高く設定をしすぎないことが望ましいでしょう。 気軽に「始めてみよう」と思ったとき、レッスン料金が高すぎると選択肢から外れてしまうからです。 もし、初心者向けコースで高いレッスン料金を設定したい場合は、指導や教材の質を最高レベルに上げる必要があります。 いかに楽しいレッスン内容にできるか、昼夜研究しなければなりません。 また、服装については、初心者向けの場合は特に気をつけなければなりません。 生徒の多くは、周りに音楽のプロがいない環境で過ごしている可能性が高いです。 そのため、「怪しい指導者」と思われないよう、常識的な見た目をしているかが重要となるのです。 2. 中級者向け指導 ある程度は演奏できるものの、上達の余地があるという生徒を、正しい方向に導くことができる講師こそ、 中級以上の指導が可能な講師といえます。 中級者の指導において重要なのは、創意工夫のあるレッスンです。 初心者の壁を乗り越えた今、彼らに必要なのは質の高い練習の継続です。 正しい練習を飽きることなく続けるための工夫が、講師に求められます。 生徒が講師のレッスンを面白いと感じることができれば、自然と口コミから生徒が増えるでしょう。 レッスン料金は、高すぎず、安すぎずが適切です。 地域にもよりますが、概ね1時間あたり4000円~7000円の謝礼が相場かと思われます。 いかがでしたか? 次回は、上級の生徒さんと出会う方法について解説していきます。 講師の皆さまの参考になれば幸いです。
    2021.03.19
    レッスンについて
  • 「いつもスタジオを借りて練習をしているけど、本当は家で練習したい! でも、今の家は音出し禁止だし、どうしよう… 今回は、そうした楽器を家で練習したい方のために、音だし可能な物件選びのポイントを紹介します。 ◆音楽専門マンション 必ずしも24時間音出し可ではなく、 通常のマンションより音出し可能な時間が長い場合が多いです。 マンションによっては、住民専用の防音室が備え付けられている場合もあります。 ただし、音楽専門マンションは、一般的な物件に比べて家賃が1.5倍ほど高くなります。 練習量によっては、近くのスタジオを借りたほうが安くなる場合があります。 ◆音楽に理解がある地域に住む 音楽大学の周辺地域など、音楽家が多く住んでいる地域は、音出しについて寛容な場合があります。 ◆鉄道や高速道路の近くにある地域に住む 鉄道や高速道路がある地域のマンションは、日常的に騒音にさらされているので壁が厚い傾向にあります。 騒音もある上に壁が厚いので、楽器の音でクレームを言われる可能性が低いといえます。 ◆周りが田んぼしかない一軒家 周りに家が無いので、音出し放題です。 ◆都会の狭小住宅 防音対策を行った上で、家と家の間がしっかり空いていれば、騒音で苦情がくることは少ないでしょう。 ◆マンション 「音楽専用マンション」ではない場合、防音対策が必要です。 近年のマンションは非常に防音に優れていますが、低い倍音は建物の広範囲に振動を伝えます。 物件選びの際は、楽器の音がどこまで届くかを確認するとよいでしょう。 以上のような音出し可能物件を選ぶのがよいでしょう。 避けた方がよい地域としては、高級住宅街が挙げられます。 都会の喧騒を避け、静かに暮らしたい方が多いためです。 長時間楽器の演奏をする習慣がある場合は、苦情が来る可能性が高いです。 楽器を練習する時間が増えれば、より充実した音楽生活がおくれます。 あなたの音楽人生がいっそう充実しますように…
    2021.03.18
    雑談・日常
  • レッスングリッドの講師募集は、ホームページの以下のサイトから行っております。 https://lesson-grid.com/teacher/entry/pre/ 登録頂くと、メールにて応募に関する詳細記載フォームを送付いたします。 メールは、通常すぐに届きます。 数分経過してもメールが届かない場合は「迷惑メール」に割り振られていたり、 受信拒否の設定などで届かない場合もありますので設定のご確認をお願いします。 また仮登録のURLの有効期限は2時間です。 時間内に応募が完了しなかった場合は、再度講師募集ページより登録をお願いします。 講師の皆さまからのご応募を心よりお待ちしております。
    2021.03.17
    お知らせ グリッド情報
  • 音楽オンラインレッスンに特化した新しいサービス「レッスングリッド」が開始します。 (講師募集は4月から開始で、生徒募集は7月を予定しています。) 「レッスングリッド」は、音楽レッスンに特化した専用の映像・音声配信ツールを利用します。 音楽を効果的に上達して頂くための工夫も、盛りだくさんです!! ☆★☆ 音楽家の皆様へ ☆★☆ 現在、レッスングリッドでは講師募集中です! 求人中の楽器は、以下の通りです。 ★ピアノ講師募集 ★オルガン講師募集 ★ギター講師募集 ★電子オルガン講師募集 ★ベース講師募集 ★ウクレレ講師募集 ★ドラム講師募集 ★ピッコロ講師募集 ★フルート講師募集 ★オーボエ講師募集 ★クラリネット講師募集 ★ファゴット講師募集 ★ホルン講師募集 ★トランペット講師募集 ★トロンボーン講師募集 ★ユーフォニアム講師募集 ★チューバ講師募集 ★サックス講師募集 ★バグパイプ講師募集 ★打楽器講師募集 ★カホン講師募集 ★オカリナ講師募集 ★バンジョー講師募集 ★大正琴講師募集 ★鍵盤ハーモニカ講師募集 ★三味線講師募集 ★琴(筝)講師募集 ★琵琶講師募集 ★二胡講師募集 ★沖縄三線講師募集 ★シタール講師募集 ★ヴァイオリン講師募集 ★ヴィオラ講師募集 ★チェロ講師募集 ★コントラバス講師募集 ★ハープ講師募集 ★アイリッシュハープ講師募集 ★アコーディオン講師募集 ★バンドネオン講師募集 ★ボーカル講師募集 ★その他の楽器も、講師募集中です!  =================================== 詳しい内容・お問合せは、 レッスングリッドのホームページを ご覧ください! https://lesson-grid.com/instructor/ ===================================
    2021.03.10
    お知らせ グリッド情報
  • オンラインレッスンは、講師が自宅でレッスンできることが大きなメリットです。 ただし、自宅で楽器の音出しができない場合は、別の場所でレッスンをする必要があります。 では、どのような場所がレッスンにふさわしいのでしょうか? 今回は、自宅で音出しできない先生向けに、オンラインレッスンを行う場所についてお話します。 1.カラオケ店 とても安い料金でブースを借りることができるのが最大のメリットです。 しかし、周りの部屋からの騒音が大きく、楽器の演奏に向かないお店もあります。 あらかじめ、レッスン実施前にリハーサルを行ったほうが良いかもしれません。 2.レンタルスタジオ 最もオーソドックスな選択肢のひとつです。 周りの騒音を気にせず演奏できますが、カラオケ店の2倍近い料金がかかってしまうのがデメリットです。 3.防音室をレンタルする 1か月1万円前後で、自宅に防音室をレンタルすることが可能です。 住居スペースが狭くなることがデメリットですが、コストパフォーマンスでは優れているといえます。 4.田舎の民家を安く借りる 周りに家が無い田舎の民家であれば、楽器の音を気にせずオンラインレッスンを行うことが可能です。 また、画面に映る部分のみ綺麗にしておけばいいので、部屋が多少荒れていても問題ありません。 5.音出し可能の物件に引っ越す 防音物件は、通常の物件の約1.5倍の賃料がかかりますが、 防音室をレンタルしたり、家を2件借りるより費用を抑えられる可能性があります。 何より、自宅から一歩も出ずにレッスンすることができるようになるのが大きなメリットです。 テレワークをはじめとしたオンライン化により、不動産にかけるコストへの考え方も変わってきています。 これは、音楽講師にとっても転換期であると言えます。 これまで以上に、音楽以外の部分で戦略を練ることが求められるでしょう。
    2021.02.27
    レッスンについて
  • 現在、講師業をしている先生は、生徒から「辞めたい」と言われたらどうしますか? どんな理由であっても生徒が辞めるのは悲しいし、 収入にも関わってくることなので、ネガティブな感情を持つ先生がほとんどのはずです。 ただ、生徒に辞めたいと言われたときどんな対応をするかは、先生によって違うと思います。 「残念だけど仕方ないよね」と終わらせていた先生も、 対応次第でレッスンを継続させることが可能です! 今回は、生徒に「辞めたい」と言われたときの対応についてお話します。 ◆まずは辞める理由をちゃんと聞く 生徒に「辞めたいです」と言われて、理由も聞かずにすんなり受け入れてしまっていませんか? 辞める理由によっては、レッスンを継続する解決策があるかもしれないので、 一緒に考える姿勢を見せることが大切です。 親身に話を聞く先生の姿を見て「やっぱりここで続けようかな…」と気持ちが傾く場合もあります。 生徒から辞める理由を話さない場合も、 「差し支えなければ、理由を聞いてもいいですか?」と丁寧に聞けば、たいていの生徒は話してくれますよ。 (その理由が嘘か本当かは別の話ですが…) ◆生徒がもう1度戻ってこれる居場所を作る 理由を聞いて、辞めることが避けられない場合も ここで諦めてはいけません! もう1度戻ってこれるような雰囲気づくりをしましょう。 たいてい生徒は、一度辞めてしまうとその教室に戻りづらく感じます。 「〇〇さんに会えなくなるの寂しいですね」「落ち着いたらまた戻ってきてくださいね」と暖かい言葉をかけることで、 生徒も「戻ってきてもいいんだな」と思うことができます。 生徒自身に戻ってくる意思があるのであれば、「〇〇さんは特別に入会金とらないので」など特別な特典を加えると、さらに効果的です。 このように、生徒に辞めたいと言われても、工夫次第で継続してもらえたり、戻ってきてもらうことは可能です。 レッスングリッドには、こうしたレッスンを継続してもらうためのノウハウがたくさんあります。 気になるという方は、ぜひお申し込みくださいね♪
    2021.02.27
    レッスンについて
  • 現在、講師業を行っている先生は、レッスンを行うときの服装や髪型で気を付けているところはありますか? ファッションにこだわりがある人も無い人も、レッスン時の服装や髪型で悪い印象を持たれると嫌ですよね…。 今回は、講師業をする上で気を付けるべきファッションのポイントについてお話します。 ◆額が見える髪型にする 髪型については、就活生を想像すると分かりやすいと思います。 就職活動中の男性は短髪が多いですよね。 女性は必ず髪を1つに結んでおり、前髪は横に流している人がほとんどです。 このように、額の見える範囲が広いと印象が明るくになります。 髪を結ぶのは嫌という女性は、耳に髪をかけたりハーフアップにするだけで、かなり雰囲気が変わりますよ。 ◆清潔感のある服装を意識する 先生が着古したトレーナーにジーンズ姿だと「本当に任せて大丈夫かな…」と不安になる生徒もいます。 清潔感のある、綺麗な服装を意識しましょう。 「どういう服装がよいのか分からない!」という方は、 シャツとジャケットを着てスラックスを履くと、カッチリとした印象になりますよ。 ただし、シャツがよれよれだとだらしなく見えてしまうので、そこには注意が必要です。 ◆女性はオフィスカジュアルな服装をする パーカーやジーンズなど、カジュアルすぎる服だと子供っぽさが出てしまいますし、 あまりにも個性的な服装だと「本当に先生なのだろうか…?」と不信感につながってしまいます…。 「いつでも自分らしいファッションがしたい!」という気持ちはとても分かりますが、 さまざまな人と接する音楽レッスンでは、清潔感と無難さを一番に考えましょう。 ◆服装に合ったナチュラルなメイクを心がける レッスンのときは、少し控えめなナチュラルメイクが印象◎です。 また、服装に合ったメイクを意識しましょう。 普段メイクをあまりしないという方は、youtubeに投稿されているメイク動画で丁寧に教えてくれるので、少しずつ練習するとよいでしょう。 ◆楽器によっては個性的なファッションもアリ? 例えば、バンド系楽器の先生だと、奇抜な服装や髪型をしていることで雰囲気が出る場合があります。 もちろん、生徒によってとらえ方は違うかもしれませんが、教える楽器によっては個性的なファッションもOKかもしれません。 以上が、講師業をする上で気を付けるべきファッションのポイントです。 生徒にはいろんな方がいるので、服装や髪型ひとつでどんな印象を持たれるか分かりません。 となると、無難なファッションがおススメにはなりますが、その中でも自分なりの個性が出せると素敵ですね。
    2021.02.27
    レッスンについて 雑談・日常