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音楽講師が自信を持つということ
 

音楽を上達させる上で大切なこと。
それは、

自信です。

全く楽器ができない、あるいは弾けない人が、
「俺はできる!才能がある!」と思い込んでいるうちに、
いつしか本当に才能のある音楽家へと変貌する例も多くあります。


◆音楽家にとって自分を信じるということとは?

まず、自信というのはあるに越したことはありません。
特に下積み・修業期間中は、実力不足がゆえに理不尽なことを言われたり、叱責をうけることはあるかと思います。
メンタル的につらい時期ですが、自分に自信を持っていれば精神的なダメージを受けにくくなります。
特に、指導者や現場の先輩から高圧的な注意を受けた場合、自分を信じることができれば、精神的なダメージを和らげることができます。


◆指導者にとって自分を信じるということとは?

音楽指導者が自信を持てば、生徒さんにとって信頼できる講師と認識されることもあります。
同じ指導内容でも、自信を持って生徒さんに伝えるのと、自信が無く生徒さんに伝えるのでは、
結果は違ってくることは明白でしょう。

◆自信過剰が講師に招く悪影響について

講師が自信のスキルに対して自信を持ちすぎている場合、レッスンが上手くいかなくなることがあります。
例えば、講師の模範演奏が自己陶酔感強めである場合、お客様は「痛々しい人物である」と認識するかもしれません。
また、自分のやり方が正しいと信じるあまり、柔軟な対応ができなくなり、的確な指導とは言い難いレッスンになることは多いかと思います。

◆自信が無いことがプラスになるケース

音楽活動において自信があるに越したことはないと言われますが、「自信がないこと」も強みになる場合があります。

若手でキャリアが少ないゆえに自信がない音楽家は、
依頼された仕事に対してしっかり準備して取り組まれる方が多いかと思います。

また、自信が持てない性格の音楽家の場合は、
物事の判断に対して慎重になるため、
教室運営などプレイヤー活動以外で正しい判断をする確率が高まるかと思います。


◆総論

音楽家の活動においては、程よい自信と客観的に物事をみる力が求められるかと思います。
弊社では、音楽家の皆様が快適で充実した音楽活動・講師活動が行える、より良いサービスを提供に努めています。
何卒、宜しくお願い致します。