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音楽版ギャラリーストーカーについて
 

一昨年あたりでしょうか。
美術館めぐりをする若い女性、または若い女性作家につきまとうギャラリーストーカーを推奨する記事が雑誌に載り、大騒動となりました。
美術に携わる女性にとって、たまったもんじゃありませんね。
この問題は音楽講師の場合も同様で、若い女性音楽講師を執拗にデートに誘う男性生徒がいます。

お客様という立場に強い立場を利用しているため、なかなか上手くかわしずらいのが現状かと思います。
しかし、彼らの生態を分析し知ることで、魔の手から逃げることができます。
今回は音楽版ギャラリーストーカーについて考察していきます。


◆昭和のサラリーマンの延長線

ハラスメントに対する認識が現代に対応できてない方は、講師に軽い気持ちでセクハラ発言を行います。
昭和のサラリーマン文化では許されていたのですが、現在はNGです。


◆講師にガチ恋

生徒が講師のことを好きすぎて自身を抑制することができなくなるパターンです。
その場合、女性講師は100均で良いので薬指に適当な指輪をすると良いでしょう。
多くの生徒が講師を追いかけることをあきらめるでしょう。
また、子供がいない独身の方でも、生徒に子育てが忙しい旨のウソをつくのもありかなと思います。


◆実際に生徒と結婚する先生がいる件について

いるんですよ。実際に。
先生にとってメリットのある相手であれば、ストーカーには該当しないかと思います。
しかし、教室の運営会社が大きければ大きいほど、規約違反に該当する可能性が高いので注意が必要になります。


◆講師側の対策

まずは、講師契約書を読みましょう。
そのうえで、運営に対して自身の生徒から除外してもらう等のお願いをすると良いでしょう。
しかし、音楽業界はコンプライアンスが緩い会社も多いので、必ずしも生徒を守ってくれるとは限りません。
最悪、警察が取り合ってくれない可能性もあります。

しかし、現在はネット社会です。
会社側の対応が余りにも悪い場合は、正確な情報を口コミとして拡散することができます。

生きていると理不尽な出来事に出くわします。
行動を起こすためには、まず、体力が必要になります。
体調の悪い状態で精神力を消費するアクションを起こしてはいけません。

まず、良く休み、体調を万全にした上で何らかのアクションを起こすことが重要です。
先生方の健闘を祈ります。

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