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一般校の音楽科教諭を考察する
 

レッスングリッド講師の多くは音楽大学在学生ないしは卒業生かと思います。
音大卒業生の多くは、音楽科の教員免許を取得しているかと思います。
特に音楽教員を目指しているわけではなくても、教員免許を持っている人は多いかと思います。筆者もその一人です。

音大卒業後に企業就職する以外の道に進む場合、
安定的な収入を得ることは非常に難しいです。

音楽科で常勤の先生になる道は、著名な演奏家になる以外で唯一、サラリーマンと同水準の給与をもらうことができる道といっても過言ではありません。

では、音楽で常勤の先生になる道とは何か、考察していきたいと思います。


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1. 教育学部、あるいは音楽教育専攻の学生

プレイヤーを目指す専攻ではなく、学校の先生を目指す人が多い学科の学生は、自然に教員になっていく人が多いかと思います。
規律を乱さない優等生タイプの生徒が多く、採用側とのフィーリングも合致するため採用試験に合格できるのです。


2. 管楽器奏者を目指していたが、途中で音楽の先生になったパターン

吹奏楽界隈は体育会系社会であるため、後輩を服従させる経験が豊富です。(もちろん、管楽器出身で柔らかくて温和な先生は沢山いますよ。。。)
周りに舐められないようにする能力は、そのまま学生を黙らすスキルに転換されるため、治安のよい教室運営を行うことができます。


3. 声楽家を目指していたが、途中で音楽の先生になったパターン

多少教育学部出身者とタイプがかぶりますが、
教育学部出身者よりも世界観が独特であることが多いです。(オペラの影響?)
声楽が専門であるので、合唱指導などで力を発揮します。


4. その他

ごく少数ですが、それ以外のパターンの先生もいます。
一般企業出身、管楽器以外の器楽科出身、作曲科出身、などなど。
これは筆者の偏見ですが、その他少数パターンの教員は、
良い意味で教員らしくなく個性的な先生が多いと感じます。


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レッスングリッドは1:1の音楽レッスンですが、音楽の先生は40:1の指導を月20回以上行います。
これは、毎日ライブをしているのと同じで、頭脳とエネルギーの両方がないとできません。
本当に尊敬にあたる仕事です!

さいごに、
当記事は筆者の偏見が色濃い記事であることをお詫び申し上げます。

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