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生徒との信頼関係を保つ方法について
 

楽器のレッスンを行っていく上で、生徒との信頼関係は必要不可欠です。
生徒に好かれて良い関係性を続けることが理想的ではありますが、実際にどういう先生が、好感度が高いのでしょうか?
今回は、生徒との信頼関係を保ち続ける先生に共通する特徴を、3点紹介します。


◆1. 最低限のマナーを守る

「挨拶をする」「時間を守る」「身だしなみを整える」「丁寧な言葉遣いをする」など…
どれも当たり前と言われるとその通りですが、疎かにはなっていませんか?

子供が相手の場合は、少々フランクな対応でも問題ないかもしれません。
ただし、大人が相手であれば、こうした最低限のマナーは結構見られていたりします。
多少気を抜いても大丈夫と思わず、もう一度基本に立ち返ってみましょう。


◆2. 生徒のニーズに合うレッスンを行う

音楽を習う目的は、生徒によってそれぞれ違います。

例えば、「1年後にはこの曲ができるようになりたい!」と明確な目標がある生徒には、多少スパルタなレッスンをするのもよいかと思います。
ただ、「趣味として楽しくできればいい」という生徒に対して、同じようなスパルタレッスンをしてしまうとどうでしょうか。
生徒はついて行けず、先生からも楽器からも離れていってしまいます。

それぞれの生徒のニーズに合わせたレッスンを提供することに加え、先生のキャラクター分けも必要かもしれません。


◆3. 偉そうにしない

「楽器を教える」という先生の立場上、ときに偉そうな態度をとってしまうことがありませんか?

それはNGです!

自分が教える立場だとしても、相手はお金を払っている「お客様」であることを忘れないようにしましょう。
実際に私が楽器を習っていたときの話ですが、私が楽器を演奏している間に先生が全く別の作業をしていることがあり、「本当にちゃんと聞いているんだろうか」と感じることがありました。

ちょっとした言動・行動が、不信感を持つきっかけになり得るので、注意しましょう。


◆4. まとめ

以上が、生徒との信頼関係を保ち続ける方法です。

とても基本的なことですが、これを継続して行うには根気がいります。
どれだけ第一印象がよく、生徒が慕ってくれたとしても、その関係性に甘えていると信用を失う可能性があります。
「続ける」ことが一番大切で、一番難しくもあるのです。

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