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御年輩の講師さんについて
 

音楽講師は演奏家に比べて職業としての寿命が長いです。
中には、一生現役の先生もいらっしゃいます。

今回は、ご年配の音楽講師について詳しく解説していきたいと思います。


・講師の年齢について

一般的にプロ・オーケストラの定年は60歳です。
一般企業よりも定年が早いですが、アスリートとしての能力を鑑みると致し方ないかと思います。
しかし、講師業に至っては定年はもっと先になります。
大学教授においても、定年は60代後半以降です。


・どのような講師がいらっしゃるか?

60代以降の音楽レッスン講師は、20代から講師として専業で活躍していた方から、引退したオーケストラ団員・または音大卒の引退した学校教員まで様々です。


・60代以上でも活躍する講師の特徴とは?

これまでに得た音楽的経歴によって、「この人に習う価値がある!」と思わせる指導ができる方かと思われます。
例えば、長年子供への指導を継続して行ってきた講師、音大受験生を毎年指導してきた講師などが挙げられます。
または、もともと一流のアーテイストとして活躍されていた方は、
技術が衰えても、カリスマ性やアーテイストとしてのオーラで生徒の心を掴むことができます。


・60代以上の講師の長所

長年培われた指導経験により、より異なるタイプの生徒に対応が可能であることです。
若いころならばイライラしていたレッスン中の生徒のミス等も、
またこのパターンか!と、
過去に見た似た生徒の事例を参考に解決することができます。


・60代以上の講師の欠点

これは本当に人によるとしか言えませんが、少なからず根性論を肯定する傾向にあると思います。
若い人が楽な道を選びがちであると主張されることは分からなくもないですが、
コストを掛けること、遠回りをすることで得られる「深み」に固執することは、業界全体の底上げにおいてはマイナスかと思われます。


・まとめ

音楽講師は一生現役で活躍できる職業です。

レッスングリッドでは、高齢の講師さんの参加も歓迎しております。
ぜひ、ご登録のほど宜しくお願い致します。

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