古今東西、多くの音楽家は、自身の生徒に対して有償のレッスンを行います。
生涯に1000人以上の生徒を持つプロ講師や大学教授もいれば、たった1人しか弟子を持たない演奏家もいます。
では、そうした音楽家たちは一体いつ頃から講師業を始めるのでしょうか。
詳しく考察していきたいと思います。
◆大学・専門学校入学後1年以内
少数ですが、将来を見据えて講師経験を積もうと考えている音大生・音楽専門学生が音楽教室に勤務し始めます。
学生であるため、レッスンの型や生徒への接客は改善の余地がある先生は多いかと思います。
学生の層はさまざまです。
中には卒業後は演奏のみで生計を立てるようになり、講師業を行わない方もいます。
◆大学・専門学校入学後しばらく後
管楽器を中心として、母校の部活動に関与するようになります。
後輩を指導する経験をきっかけに、指導者への道を歩む音楽家は多いです。
◆大学・専門学校卒業時
大学卒業後すぐは演奏の仕事が少ないため、生徒の多い音楽教室でレッスンを始める先生は多いかと思います。
生活が掛かっているため、教室における営業や予定調整などは学生よりもしっかり行うようになっていきます。
先生によっては個人教室を開業する方もいます。
集客の方法も、ネット集客からビラ配りまで様々です。
◆留学後
卒業後留学し、帰国後に音楽講師を行う音楽家もいます。
海外留学によって演奏家が得た知見を、レッスンで教えてもらうことができるのは、生徒にとっては非常に有用ではないかと思われます。
◆30代以降
フリーランスの場合、30代以降の演奏の仕事は減少する傾向にあります。
しかし、講師の仕事は30代以降も需要が高いです。
多くの演奏家は20代から指導活動を行っていますが、30代になって指導者としての仕事の割合を増やす人は多いかと思います。
◆まとめ
音楽指導のお仕事は、音楽業界全体を活性化させるための大きな役割を担っております。
音楽指導者として仕事をしていきたい音楽家、レッスンを増やしたい音楽家は、ぜひレッスングリッドをご利用ください。
何卒宜しくお願い致します。