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オンラインレッスンで利用するマイクについて
 

先日「オンラインレッスンで利用するウェブカメラについて」に記事を投稿しました。
参考になったでしょうか?

マイクについても教えて欲しいという声がありましたので、今回はオンラインレッスンに向いたマイクについて書いてみます。

マイクなんて、どれでも一緒だよ。。。。恥ずかしながら筆者もそう言っていた内の一人です。
しかし、マイク購入にあたり色々と調査しました。すると、違う!!全く違う!!。比較のためパソコンやネットワーク、防音室など同じ環境で比較しているのにこうも違うか!という程でビックリでした。

検索サイトで「オンラインレッスン用マイク」で検索すると色々と比較されているサイトがあるので是非ご参照下さい。

◇マイクの種類
ダイナミックマイクかコンデンサマイクか?
違いは音をどのように電気信号に変換するのかといった部分の違いです。技術的な仕組みはさておいて。。。
一般的には音質がよいのはコンデンサマイクで、プロのミュージシャンがレコーディングに使うのは決まってコンデンサマイクです。
漫才師などが舞台で使ういわゆる「サンパチマイク」も実はコンデンサマイクです。
コンデンサマイクは細かな音を忠実に再現できるのが特徴です。
ただ、内部の構造上大きな振動には弱いです。落としたり、壁にぶつけたりしたら壊れてしまうこともあります。

ではダイナミックマイクは何?というと、ぱっと思いつくのはカラオケボックスにおいてあるマイクですね。
音はあまり良くないですが、なんと言っても頑丈です。そして安いんです。

◇マイクのインターフェース
オンラインレッスンするにはパソコン、タブレットなど利用します。その機器とどう接続するかです。
これも色々あるのですが、上記したパソコン、タブレットというのであればUSB一択ですね。
最近のパソコンであれば繋げばそのまま利用できます。
ピンジャックなどでも可能だと思います。
XLRタイプなどはミキサー等経由してパソコン接続する機材、知識を持っていれば最高の品質が実現できますが十分な知識を保有していない場合は避けたほうが無難です。

◇指向性
マイクは単一指向性のものと無指向性などがあります。(その他にも色々あります)
オンライン音楽レッスンに限って言えば、単一指向性のものしか、利用しないと言っても過言ではありません。

まとめると。。。
コンデンサマイクでUSB接続ができ、単一指向性のマイクが良いということになります。
このキーワードで検索して予算に見合ったものを準備下さい。

但し、折角の良いマイクもパソコンのネット環境が貧弱だととぎれとぎれになってしまいます。
また、扇風機で強い風を流している、エアコンの吹き出し口の近くの場合も忠実にその風切り音を再現してしまいます。

確認すべき項目は多いですが、試行錯誤するのもまた楽しいし、オンラインレッスンをやる上で知っておかなければいけない情報です。
しっかりと知識を身についけ、生徒様にも指導してあげられるよう良いレッスン環境を構築下さい。

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