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生徒のドタキャンについて (前編)
 

音楽の個人レッスンは、音楽を楽しむ人の喜びを広げていく、素晴らしいお仕事です。
いままで楽器が弾けなかった生徒さんが、貴方の指導・アドヴァイスによって成長する様は、大きな喜びでしょう。
しかし、多くの職業と同じように、楽しいことだけではありません。さまざまな困難、ストレスと対峙することになります。

音楽講師の場合、生徒との予定調整でストレスを抱えている人は多いです。

特に、生徒がレッスンをすっぽかす=ドタキャンに頭を抱える人は多いのではないでしょうか!

今回は、生徒のドタキャンへの対処法・心の持ちようなどを解説していきます。



◆1.お金がもらえるので、よしと割り切る(できればこの感情、あまり頻発させないほうが良い)

生徒がドタキャンをした場合、多くの音楽教室・個人レッスンでは講師に謝金が振り込まれます。
教室によっては、時給1000円程度の振替手数料をもらうことができます。
生徒がこないのに関わず、お金を頂くことができるのです。

約束を破られることに憤慨するお気持ちも理解できますが、
何もしなくてもお金がもらえるのはトクであると割り切ったほうが、ストレスは減るでしょう。


◆2. 普段から生徒に真摯に接することで、信頼関係を構築する。

レッスンを気軽に休む原因として、急に休んでも問題ないと認識していることが挙げられます。
あまり厳格な教育を受けていない方(受ける必要ないのですが・・・)は、
師匠ではなく、サービスの提供者としてのみ認識しているかもしれません。

しかし、サービスの提供者であっても、失礼な態度を取ってはいけません。

例えとしてレストランを挙げますと・・・
予約したレストランをドタキャンした場合、貴方が食べる予定だった食材は廃棄されます。
この場合、サービスの提供者=レストランの従業員、経営者、農家や漁師、食材を運搬する業者など、
多くの人の労力と、なによりも食材として犠牲になった命が無駄になるのです。

音楽講師も、サービスの提供者かもしれません。しかし、1人の人間でもあります。
1人の人間として真摯に生徒さんに接することで、
生徒さんにとって、ぞんざいに扱うことのできない存在として認識されるようにすること
が重要です。

それが、ドタキャンを回避することに繋がります!


後編は、少しアクロバティックな解決法を紹介していきたいと思います。

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