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音楽講師が生徒を集める方法について
 

音楽のレッスンは、音楽を楽しむ人の喜びを広げていく、素晴らしいお仕事です。
楽器を弾けなかった生徒さんが、自らの指導・アドバイスによって成長する様子は、講師にとって大きな喜びとなります。

しかし、音楽講師の仕事は楽しいことだけではありません。
さまざまな困難やストレスと対峙します。
音楽講師の場合、レッスン内容における悩み以前に、生徒が集まらないと頭を抱えている方は多いかと思います。
今回は、個人教室の講師が、生徒を集める方法について解説していきます。


◆教室の方向性を明確にする

個人の教室の場合、講師は1人であることが多いです。
そのため、指導可能な時間・教えられる内容も限界があります。

初心者からプロ志望まで、手広く教える講師が理想的でカッコイイと思われがちですが、
生徒の幅が広いぶん、必要とされる設備・広告が大きく異なります。

例えば、初心者向けのピアノの指導には、必ずしもグランドピアノが必要でない場合が多いです。
しかし、音大ピアノ科志望の生徒を指導する場合、状態の良いグランドピアノをレッスン室に置く必要があります。

また、「プロ志望の生徒を教える講師」の場合は、外に看板を掲げない傾向にあります。
一方、いわゆる「町の音楽教室」の場合は、教室の外に看板を掲げるのが正攻法です。

ターゲットとする生徒層を絞り、教室の方向性を明確にすることで、適切な設備投資や宣伝を行えるようになるのです。


◆広告・宣伝について

個人教室が広告を打つのは、なかなか難しいのが実情です。
ネット集客の方法などは、昨日の正解が今日の不正解になることが、しばしば見受けられます。

ここは、堅実にチラシをまいてみると良いかもしれません。
特に、地元のお客様が通う「町の音楽教室」は、範囲を絞ったポスティングが効果的かと思います。
ちなみに、音大出身の筆者がはじめて通った音楽教室は、自宅のポストに投函されたチラシがきっかけで知りました。

指導より演奏活動が主体の先生は、演奏活動の宣伝ブログからレッスンの申し込みがくることを期待する人が多いかと思います。
しかし、演奏家の間では、あまりブログ経由からの生徒獲得は多くないと聞きます。
広告を打つよりも、アマチュア演奏団体の指導を行った繋がりで、個人の生徒を獲得するケースが多いです。
つまり、多くの人に指導する機会を得ることが重要かと思われます。
そのためには、業界内の信用を積み重ねていく必要があります。

また、講師に関する情報がインターネット上に少なければ、講師との繋がりの薄い、潜在顧客からの信用を得ることは厳しいです。
自分の名前を検索して、自身の音楽活動や指導活動が分かる情報があるか、チェックしましょう。


◆まとめ

最近は、生徒を集客をするために何かしらのプラットフォームを使用する講師が増えています。
「レッスングリッド」も、現在多くの先生方から申し込みをいただいております。
まだまだ講師を募集をしておりますので、ぜひお申込み下さい!

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