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講師業の達人について
 

音楽講師で高収入を得ることは、なかなか難しいのが現実です。
しかし、中には一流サラリーマンの年収と遜色ない収入を稼ぐ講師がいます。
では、どのような講師がそのような事が可能か?
掘り下げていきたいと思います。

◆1. ヴァイオリン講師Aの場合

A氏は、名門音楽大学卒業後、ヴァイオリン講師として成功しました。
演奏活動も盛んに行う傍ら、講師としても時間を割くタイプです。
彼は、ネームバリューのある学歴・音楽歴のみならず、政治家なみにコミュニケーション能力が高いことが特徴です。
音楽家として生きていくための能力を最大化することが、講師業の成功につながったことかと思います。

◆2. ピアノ講師Bの場合

私立音楽大学卒業後、大手音楽教室の講師業を担うB氏。
B氏は、A氏のように輝かしい音楽歴はありませんが、子供に対する集団授業が得意であることが特徴です。
多くの音楽教室の場合、個人授業よりも、グループ・集団授業のほうが時給単価が高くなる傾向にあります。
集団授業を多く受け持つB氏は、結果的に音楽講師としては高い時給で働くことができました。

◆3. ヴァイオリン講師Cの場合

C氏は輝かしい経歴をもつ成功したヴァイオリニストですが、講師業においてはどのようなジャンルにも対応可能です。
クラシックヴァイオリンの名手であるのにかかわらず、誰に対しても、どんな曲でも指導可能です。
また、早朝から深夜まで、どんな時間でもレッスンが可能です。
本来指導する対象よりも間口を広げることで、講師として稀少価値を生むことが可能になるのです。


まとめ

講師業で成功するためには、演奏技術・指導技術・コミュニケーション能力の3つを極大化することが秘訣かと思います。
言うのはカンタンだけど、ハードル高い・・・
そう思う人は多いかと思います。

しかし、多くの音楽家は3つのうちの1つは得意である傾向にあります。
得意な分野を伸ばすことで苦手な分野が(なぜか)底上げされることはしばしばありますので、今できることを全力で行う事が一番ではないかと思います。

音楽講師のみなさまの健闘を祈ります!