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需要のある講師になるためには(前編)
 


講師業で生徒を多くもちたい。

そう思う音楽家の方は多いかと思います。
今回は、生徒さんを多くするために必要なことについて紹介していきます。

◆1. 初心者を教える

音楽レッスンサービスの需要の半分以上は、楽器未経験者です。
音大卒の方は、周りが音楽ガチ勢に囲まれているので認識しずらいですが、
音楽ガチ勢は、世間的には非常にマイノリティな存在です。

音楽ガチ勢に指導したほうが楽しいし、指導が楽です。
しかし圧倒的に少数派の上、かなり高いレベルの実技・学歴・賞歴のいずれかが求められます。
例えば、音楽大学への受験をしたい生徒は、音楽大学卒でも上位層の講師に習う事を希望されるかと思います。

自身の音楽家としてのレベル・立ち位置を見極め、
初心者、あるいは自分の教えられる範囲より少し下ぐらいのレベルの生徒さんを中心に指導することが、指導者として活躍するコツかと思います。


◆2. 接客を上手く行う

音楽レッスンを受ける生徒様は、本質的にはお客様です。
目的は生徒によって異なり、手軽な趣味でやりたい、結婚式や会社のイベントで披露したい、自分に自信をつけるための特技にしたい等、さまざまかと思います。
これらの異なる目的に共通しているのは、先生は生徒のもつ目的に答えなければいけないことです。

つまり、しっかりとした接客を行わなければならないということです。

もちろん、プロ志向だが怠惰な生徒に対しては、厳格な教師としての役割が求められるといったケースはあるでしょう。
しかしその場合でも、講師として自身の感情と言動をコントロールし、生徒さんの気持ちを読まなければいけません。

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後編では、音楽レッスンにおいて需要のあるコンテンツについて、本質的な部分を掘り下げていきます。

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