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オンライン講師で求められること
 

音楽講師は、指導というサービスの対価として謝礼をもらいます。
これは、街の教室から音大教授まで、雇用形態はさまざまですが本質は同じです。
求められている役割を果たすことで、謝礼をいただいているのです。

では、オンラインレッスンにおいて求められる、講師としての役割とは何なのでしょうか?
詳しく掘り下げていきたいと思います。


◆1 「ご近所さん」のような存在として

オンラインレッスンは自宅から移動せずにレッスンを受講できるため、スキマ時間に受講することができます。
つまり、日々の生活のアクセントとして、生活を彩る存在になるのです。

つまり、隣に住んでいる「ご近所さん」のような関係性を築くことが必要になります。
そのためには、先生自身の人柄の良さが生徒に伝わるよう、リラックスできる環境を整えるのがよいでしょう。
レッスン場所の掃除、換気などを行い、精神衛生を整えましょう。

  
◆2 自習で賄えない部分の補助=アドバイザーとして

オンラインレッスンのみで、伝統的な師弟関係を構築することは、なかなか難しいかもしれません。
しかし、生徒の演奏に対して本質的なアドバイスをすることで、生徒の成長を促すことはできます。

複数回のアドバイスの積み重ねで、画面の向こうにいる生徒の先生への信頼は高まるでしょう。


◆3 対面レッスンと変わらない先生として

オンラインレッスンでは、講師側が対面レッスンをしていると思い込むことで、生徒をオンラインではないと錯覚させることが可能です。
機器の設定に習熟し、レッスンに自然体で臨めるようになれば、オンラインレッスンそのものの価値も高まるでしょう。

特に、業界で有名な先生である場合、生徒側がオンラインレッスンでも対面に近い価値を感じていただけます。

これは、先生側と生徒側の双方が環境の整備に努める必要があります。
通信機器のスペックが高ければ高いほど、対面レッスンに近づくことができるのです。


◆まとめ

オンラインレッスンの先生に求められることは、指導力、電子機器への習熟、講師のレッスン場所の整備などがあげられます。
講師として、人間として、良き「ご近所さん」のような関係になるよう、努めていく必要があるかもしれません。
レッスングリッドの運営も、講師様に気持ちのいいレッスンをしていただけるよう、努めてまいります。

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