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プロ音楽家とIT
 

2020年、日本の音楽界はアベノミクスによる好況に終わりを告げ、コロナ渦による冬の時代へと突入しました。
音楽家は、いままで行われてきたバブル期の延長線上のような働き方通用しなくなってきました。
同時に、世間では急速にIT化が進んできました。
そんなこともあり、近年では音楽家もITスキルを身に着ける方が増えてきました。

今回は、音楽家が習得することの多いITスキルについて紹介していきたいと思います。


◆プログラミング

音楽の(特に演奏の)仕事は不定期で行われます。
そのため、時間と場所の制限が少ないプログラミングの仕事をすることで、音楽以外の収入を得ている方もいるようです。


◆WEBデザイン

自身の芸術活動用のホームページを自作する音楽家もいます。
中には、HTMLなどの言語、最新のデザインを学び、クオリティの高いホームページを作ることができる方もいます。


◆打ち込み

DAWソフトを駆使して、人間が演奏しなくても鑑賞に耐えうる音楽を制作します。


◆動画作成

コロナ渦では、多重録音を駆使した演奏動画を作成する音楽家が多く現れました。
中には、専業のユーチューバー顔負けの編集技術をもつ方もいらっしゃいます。
多くの人に見てもらう為に、世間でバズりやすい動画を作成します。

自身の演奏動画の再生回数を伸ばすことで、
自身の演奏活動を世の中に広く周知させることと、広告収入の会得することができるので、一石二鳥のスキルであるといえるでしょう。


◆確定申告などの事務作業

事務所に所属していない多くの音楽家は、自身の活動を充実させるために、事務作業の短時間化=IT化を進めています。


◆まとめ

2021年現在、世界の産業構造が大幅な転換期に差し掛かっています。
音楽レッスンも、オンライン化が急速に進んできました。
レッスングリッドは、次世代に対応した音楽オンラインレッスンの決定版になれるよう、絶え間なくアップデートに務めさせていただきます。

何卒宜しくお願い致します。

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