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レッスンにおける雑談について
 

今回は、レッスンにおける「雑談」についてのお話です。

生徒が、先生との雑談を目的にレッスンに来ることもあれば、全く雑談が無い、指導オンリーのレッスンもあるでしょう。
今回は、レッスンで雑談をするときに気を付けるべき点について、お話していきます。




◆生徒の需要を第一に考える

すべてのレッスンに共通して大切なことは、「生徒の需要に答えているか、答えられていないか」です。

生徒が先生との雑談を目的にレッスンに来ているのであれば、雑談する時間が長くても良いでしょう。
逆に、生徒の本番前や、目標がはっきりしている場合は、雑談を控えて音楽の指導に集中するべきです。

生徒がどういうレッスンを望んでいるのかを見極めて、雑談の量も考える必要があります。
ただ、生徒の多くは、音楽講師という自分とは異なる経験をしてきたプロフェッショナルと交流することで、人生で大きな影響を受けていると思います。


◆雑談の「内容」に気を付ける

雑談の内容は、もちろん生徒によってさまざまかと思いますが、
だいたいは音楽に関わる話題、趣味、学校や勤めている会社の話題、恋愛相談といったところでしょうか。

また、政治やスポーツ・宗教の話題はトラブルの元になるので、避けたほうがいいでしょう。
もっとも、意気投合した場合は問題ないと思います。


◆うっかり失言に気を付ける

うっかり生徒にとっての地雷を踏まないようにしましょう。
パワハラ・セクハラ等で生徒に訴えられた場合、勤務している教室の講師を辞めなければいけないケースもあります。
何らかのハラスメントに接触しないよう十分気を付ける必要があります。

講師の品格を守ることは、自身の収入を守ることでもあるのです。


◆まとめ

雑談をした方が指導をするより楽と考える講師は多いですが、雑談内での失言が思わぬトラブルの元になります。
講師と生徒の適切な距離感を意識することが、雑談においては重要です。

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