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音楽の指導者とは何か?
 

こんにちは、レッスングリッドのスタッフTです。

みなさん、いままでの人生でどれくらい楽器のレッスンに行かれましたか?
このブログを見ている人の多くは、音楽家ないし音楽指導者であると勝手に思っておりますが、おそらく1000回以上受講した方も珍しくないかと思います。

いろいろな先生、いろいろな指導があったかと思われます。
先生によって、おっしゃることが真逆であるため、どう練習したらいいか分からなくなるケースもあったでしょう。

今回は、個人レッスンの音楽の先生ついて、異なるタイプ別に掘り下げていきたいと思います。


◆教育者よりの先生

生徒が音楽を楽しむこと、生徒が音楽を好きになることを重視した指導を行う先生を指します。
このタイプの先生は、音楽家としての専門性よりもコミュニケーション能力の高さを武器にしている傾向になります。
多くの生徒をもち、プロ講師として生計を立てることができる反面、突出した才能がある生徒への対応は不向きであることが多いです。


◆バランス型の先生

生徒のタイプを吟味し、生徒にあったレッスン内容を提供できる先生です。
指導のバランスは良いです。生徒が退屈せず、ほどよい負荷の宿題を出すマネージメントスキルを持ちます。
ピアノの場合は、多くの生徒が幻想即興曲が弾けるあたりまでは到達することが可能です。
しかし、このタイプの指導から音大進学となると、なかなか厳しい傾向があります。


◆どろくさい訓練を強いる先生

正しいフォームを叩きこみ、学習進度が進んで難曲に取り組んだ際も、演奏が崩壊しない基礎力を育成します。
しかし、継続的にストイックな練習が要求されるため、忍耐力がない生徒は離脱します。


◆天才的音楽家

音大レベル以上の生徒に対して、アーテイストとして独り立ちさせるための助言を行うといった形のレッスンです。


◆結論

つまり、生徒自身がどうなりたいかがをはっきりさせることで、適切な指導者に出会うことができます。
指導者側も、どのような指導者になりたいかを、今一度確認されたほうが良いかもしれません。

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