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音楽家が社会性の衣を纏う方法とは?
 

音大卒業生・音楽系専門学校の卒業生が良く言われるワード。

「社会性がない」

たしかに、ビジネスシーンで求められる所作・フレームから逸脱した人物が多いかもしれません。

しかし、実際に誰かから「社会性がない」と言われると、あまり気持ちの良いものではありませんよね。

では、音大卒業生でどのような人物が、日本のサラリーマンから社会性があるとみなされるのでしょうか?

今回は、音大卒業生である筆者から見た、社会的に良いと思われる振る舞い方について、いくつか紹介していきます。



◆保守的な振る舞い

日本社会では、ちゃんとしている=保守的な言動 といった認識が多いと見なされます。

たとえば、伝統的な名刺交換の作法や、汚れのない、尖ってない革靴の装着などが好ましい印象持ちます。

業界によっては、肩こりの原因となるような重い腕時計を着用する必要があるかもしれません。

特に好ましいとされる服装は、男性の場合はジャケットと、襟付きシャツの組み合わせでしょう。女性の場合は、オフィスカジュアルの着用が好印象につながると考えられます。

逆に、TPOに反した服装、たとえばオフィス内におけるTシャツやパーカーの着用は、社則で許されていても非常識であると見なされる可能性があるので、避けたほうがいいかも知れません。


◆コミュニケーション能力

日本社会では、コミュニケーション能力さえあれば、飢え死にすることはありません。

企業の採用においても、大学の専攻については重要視されません。

空気を読み、その場その場で適切なコメントを発する能力さえあれば、サラリーマンとして一流であるといえるでしょう。


◆敬語の会得

敬語は、東アジア的な儒教精神の賜物かと思われます。

しかし、ほとんどが西洋キリスト教文化の系譜として音楽活動をする音楽業界の人間は、敬語に不慣れです。

音大の授業カリキュラムで、「敬語の使い方」を必須にした方が良いかもしれませんね。


◆力強さ

音大卒の、特にクラシック畑の方の場合、繊細な印象の方が多いかと思われます。

ピアノでショパンなどを演奏する際に、繊細さを追求しすぎた結果であると推測できます。

日々、企業社会の荒波で揉まれる会社員の視点から見ると、頼りない大人であると認識されるかもしれません。

近年、ジムに通う音楽家が増加傾向にあるのは、音楽業界外への営業力強化といった側面もあるかと思います。



◆対策

こんな音楽家にとって生きずらい世の中ですが、ネット社会によって一筋の光が見えてきました。

オンラインで仕事をすることです!

画面上で「社会性がある」とみなされることは、対面で「社会性がある」とみなされることより、はるかに難易度が低いでしょう。

近年、テレビなどでは「ネットから人を守る」といったテーマで語られることが多いです。

しかし、「ネットによって守られる人」が多くいることも、認識されるべきかもしれません。



◆さいごに

世の中には、自分に合わない仕事をして心を病む人が多くおります。そのような人を見かけると、筆者は大変心が痛みます。

そんな世の中だからこそ、無理なくマイペースで働く人のためのツールを作りたい。そんな想いも、レッスングリッドのサービスには込められております。

音大卒業生のみなさまには、是非是非、立派な社会人として、レッスングリッドで講師のお仕事をしていただければ幸いです。

ご登録のほど、宜しくお願い致します。


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