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ブログ・コラム

三線で演奏したい心温まる名曲3選

2024.12.19

三線で何弾こう?


三線は沖縄民謡などの伝統音楽をルーツとしていますが、近年はオールジャンルで活躍します。
しかし、せっかく沖縄の楽器を弾くなら、沖縄にルーツのある音楽を演奏したほうがしっくりくると思います。
このコラムでは、沖縄をルーツとする有名な楽曲を三線で弾くことについて深堀していきます。



「島唄」


沖縄の美しい自然と文化を感じさせる「島唄」は、三線で奏でるとさらに深い感動を呼び起こします。
そのメロディは、遠く離れた故郷を懐かしむ人々の心を繋ぎ、聴く人々に沖縄の風を感じさせてくれます。
実際、「島唄」は地球の裏側のアルゼンチンで原語(日本語)のままヒットした楽曲でもあるので、楽曲のもつ精神性は世界共通といっても過言でないでしょう。



「涙そうそう」


多くの人に愛されるこの曲は、失った大切な人を思いながらも、前を向いて生きる強さを伝えます。三線の柔らかな音色で演奏することで、曲が持つ切なさと希望が心にしみわたります。
また、旋律の美しさ、言葉と音の調和に優れた楽曲と言えます。



「海の声」


海を感じさせるリズムとメロディが特徴の「海の声」は、三線で演奏することで、その魅力がさらに引き立ちます。沖縄の青い海と白い砂浜を思い浮かべながら、穏やかな時間を過ごすことができるでしょう。
元々CMソングで制作には広告代理店の力が大きく働いた商業的なポップス楽曲であるにもかかわらず、
大御所・桑田佳祐が詩・曲を含めたクオリティ、そして楽曲の音楽性に感銘を受け絶賛しました。



これらの曲は、三線の初心者から上級者まで幅広く楽しめる選曲です。三線を手に取り、心温まる名曲たちを自分の手で奏でてみてはいかがでしょうか。音楽を通じて、沖縄の文化と温かいメッセージを感じることができるはずです。



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