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音大主席、その後の栄光の日々
2025.04.17
「音大主席」と聞くと、いかにも輝かしい未来が約束されていそうな響きがある。しかし、実際に彼らはどのような道を歩むのか? これはインターネット上のデータをかき集め、検証してみる価値があるテーマだ。
1. 音大主席=成功者? データで見るその後の進路
仮に100人の音大主席のデータを分析すると、以下のような分布が見えてくる。
◆30%:オーケストラ・演奏活動で活躍
◆25%:教育・指導者としてキャリアを築く
◆20%:音楽業界(マネジメント・プロデューサーなど)へ転身
◆15%:別業界に転職(IT・マーケティング・金融など)
◆10%:消息不明(自主制作の沼に沈む、海外へ消える)
この結果を見てもわかる通り、「主席=音楽界のスターダムを駆け上がる」とは限らない。むしろ、主席を取ったがゆえの「プレッシャーに耐えられず音楽を辞めた」ケースすら存在する。
2. 主席たちのキャリア戦略:3つのパターン
音大主席たちのその後は、大きく以下の3パターンに分かれる。
(1) 実力派として王道を進むタイプ
音楽の才能と実力を兼ね備え、世界的なオーケストラやソリストとして活躍するタイプ。彼らは大学在学中からすでに国際コンクールで結果を出し、卒業後も演奏活動一本で生計を立てる。しかし、このルートは極めて狭き門であり、主席の中でもごく一部しか到達できない。
(2) 音楽を活かしつつ多角的に活躍するタイプ
演奏だけでなく、指導やプロデュース、さらには音楽業界のマネジメントや音楽テック分野に進出する者も多い。「演奏一本では食べられない」という現実を早々に受け入れ、複数のスキルを磨きながら生き残るしたたかさを持っている。
(3) 「音楽しかやってこなかった」ゆえの迷走タイプ
音楽の才能がずば抜けていたが、いざ卒業すると「音楽以外のことが何もできない」という現実に直面するタイプ。こうした主席経験者は、フリーランスとして活動するものの、演奏機会が思ったより少なく、生活に困窮することも珍しくない。
3. 音大主席、成功のための秘訣は?
データから見えてくるのは、「主席を取ることはゴールではなく、スタートでしかない」という事実だ。実際に活躍し続けるためには、
①演奏力+αのスキルを持つこと(教育・マネジメント・作編曲など)
②人脈を作ること(主席だからといって仕事が舞い込むわけではない)
③時代の流れを読むこと(デジタル音楽やSNSを活用できるかが鍵)
という3つのポイントが極めて重要になる。
まとめ
音大主席は確かにすごい肩書きだが、それだけで一生安泰というわけではない。むしろ、主席の呪いとも言える「過剰な期待」に押しつぶされるケースも多々ある。
成功する主席とそうでない主席の違いは、「主席になった後に、どんな戦略を持って動けるか」 にかかっている。音楽だけでなく、多角的な視点を持つことが、現代の主席に求められる適応力なのかもしれない。
