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初級者でも弾けるラフマニノフ!? 〜無謀な挑戦に見えて意外とアリな曲〜
2025.02.23
「ラフマニノフ」と聞くだけで、ピアノ初心者の多くは震え上がることでしょう。超絶技巧と手の大きさを要求される作品ばかりで、まるでピアノ界の「ボスキャラ」のような存在。しかし! そんなラフマニノフにも、初級者が(無理なくとは言いませんが)挑戦できる曲がいくつか存在します。本稿では、初心者でもなんとか弾けそうなラフマニノフ作品を紹介します。
◆1. 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2《鐘》◆
「初心者でも弾けるラフマニノフ」と言いながらいきなり《鐘》を出すのはどうかと思われるかもしれません。でも実は、この曲は最初の和音さえ押さえられれば、意外とゆったりしたテンポで進むため、意外と形になります。ただし、手が小さい人は覚悟を決めてペダルを駆使しましょう。
◆2. 練習曲《音の絵》Op.33-8◆
一見すると目まぐるしい跳躍と16分音符の嵐ですが、実は短いフレーズを覚えればパターン化されている部分が多く、意外と攻略しやすい曲です。特に中間部は美しく歌いやすく、初心者でも「ラフマニノフを弾いている感」を楽しめます。
◆3. ヴォカリーズ(ピアノ編曲版)◆
原曲は声楽曲ですが、ピアノ編曲版も多く存在し、左手の伴奏もシンプルなバージョンなら初心者にも十分手が届きます。旋律が歌いやすいため、ラフマニノフのロマンティックな世界を味わうには絶好の一曲です。
◆4. イタリアン・ポルカ◆
軽快なリズムと華やかなメロディーが特徴のこの曲は、技術的にはそこまで難しくありません。テンポを無理せず、自分のペースで弾けば、楽しみながらラフマニノフの音楽に触れることができます。
◆5. 前奏曲 Op.23-4◆
ラフマニノフの前奏曲の中では比較的シンプルな構成で、右手の旋律も歌いやすく、左手の動きも比較的穏やかです。もちろん、細かい表現を追求すると難易度は上がりますが、初心者が「ラフマニノフデビュー」するには最適な一曲です。
まとめ
確かに、ラフマニノフの作品は難易度が高いものが多いですが、「初級者でも触れられる曲」は意外とあります。もちろん、いきなり彼のピアノ協奏曲第3番に挑戦するのは無謀ですが、少しずつ慣れていけば、憧れのラフマニノフの世界を楽しむことができます。「ラフマニノフは難しいから無理!」と思っていた方も、ぜひこの中から一曲挑戦してみてください。

