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【現役講師が解説】音楽大学を目指すということ
2022.10.25
音楽を職業にすること。
これは、人によってはかなり重い決断かと思われます。
しかし、それなりの音楽家になるためには、判断力のあやしい学生時代、高校生、
または音楽高校に行く場合は中学生の時に、この決断をしなければなりません。
なぜなら、大人になってから専門的に学ぶのでは遅く、プロレベルの技術をつけることが厳しくなってくるのです。
若いうちでないと体得できない、高度で繊細な動きがプロ活動で求められます。
作曲など、比較的後天的にプロになることが可能な専攻でも、20代のうちにスキルを身につけなければなりません。
30代以降になると、体のみならず頭も固くなってくると言われていますもんね・・・
今回は普通大学を目指さず、音大に進むことになった経緯について、
どんなケースがあるのか、解説していきたいと思います。
◆宿命・必然
高校生の時点で圧倒的な実力を持つスター音楽家は、当然音楽を専門に選びます。周りは、何の疑いも持ちません。
普通大学に進んだ場合も、音楽大学の外部組織でディプロマを取ったりします。
音大に入るリスクは避けたいけど、まぎれもなく、自分はスター音楽家である!といった自覚のある方は、このような進路選択をするのです。
◆流れ
その時の流れで音楽大学に進学する人が一定数います。
本人も周りも、まあ音大進学するだろうなといった認識を持っているケースです。
ずっと音楽を続けてきて、流れ着いた先が音大だった・・・・といったところでしょうか。
◆勉強よりも音楽の方が楽なため
英語や数学などの勉強をしたくないから、音楽を専門にする。こういった動機で音楽を専門にすることを選んだ音大生は、意外と多いです。
吹奏楽部の顧問や音楽科教諭の後押し(進学実績になるため)によって音大進学を選択する人も少なくありません。
◆普通大学と音楽大学の併願
子供の将来が不安な親が、「普通大学と併願するなら音大受験を許してやる!」といった判断をされるケースがあります。このケースで音大に進学する人の多くは、非常に学業成績が優秀です。
◆熟考の末、決断
本来あるべき姿です。
◆まとめ
一つだけ伝えたいのは・・・・・
音楽大学入学は人生ハードモードです。
逆に、おっしゃがんばるぞ!と思われた方、ぜひ入学してみることをお勧めします。
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