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そのうち弾きたい!ヴァイオリン協奏曲 名曲選
2022.03.08
ヴァイオリンを長いこと習っていると、
「協奏曲=ヴァイオリンコンチェルト」を課題として弾くこともあるかと思われます。
では、どのレベルに到達すれば、どんな曲が弾けるようになるのか?
ヴァイオリンコンチェルトの代表的な曲と、
おおまかな難易度を解説していきたいと思います。
◆バッハ ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調
大バッハの名曲です。
大人がヴァイオリンをはじめて、だいたい5年ぐらいで弾けるようになれば順調かと思われます。
◆バッハ ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調
第1番イ短調よりも、この曲のほうが好みの方も多いかもしれません。
難易度は1つ目と同じくらいです。
◆モーツアルト ヴァイオリン協奏曲第3番
おおむね6-7年経ち、そこそこ弾けるようになった方は、演奏可能かと思います。
ただ、ゴマカシが効かないシビアな曲でもあります。丁寧にさらいましょう。
◆モーツアルト ヴァイオリン協奏曲第4番
出だしが軍楽隊っぽいと言われる曲。
しかし、それ以外は典雅の極みのようであると言えます。
◆モーツアルト ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
3つ目・4つ目よりも難しいとも言われます。
終楽章が、トルコの軍楽隊を模していることが特徴です。
◆ヴィニアフスキー ヴァイオリン協奏曲第2番
ヴァイオリンのショパンと呼ばれたヴィニアフスキーの名曲です。
◆メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
弾けたらカッコイイヴァイオリン協奏曲として人気は高いです。
おおむね、楽器を習い始めて7年ぐらいで弾けるようになるでしょう。
但し、第三楽章の難易度はものすごい高いので、7年では足りないかもしれません。
とくに、右手のコントロールの熟達が不可欠です。
◆ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 「四季」より「春」
有名な曲です。
メンデルスゾーンと同じレベルの、はんぱない移弦の速さ(右テクニック)が求められます。
◆グラズノフ ヴァイオリン協奏曲
難しいですが、短い曲です。
丁寧に練習すれば、レイトスターターでも弾ける人はいるかもしれません。
(情熱次第です・・・)
随所に現れる甘美な旋律が魅力です。
◆チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
大人からヴァイオリンをはじめて、この曲を弾けるようになったら、もはや神です。
テレビ番組の取材がくるかもしれません。
◆シベリウス ヴァイオリン協奏曲
音大生の卒業演奏で演奏されることが多い曲です。
◆まとめ
いかがでしょうか?
だいたい有名な協奏曲は、ヴァイオリンをはじめて5年以上すると弾けるようになっていきます。
レッスングリッドでは、優秀なヴァイオリン講師を揃えております。
初歩からプロまで対応可能ですので、お気軽にお申し込みください。
お待ちしております!