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【徹底解説!】世界の超絶技巧ピアノ曲ベスト5!

2023.08.27

ピアノは、多くの人が楽しむことができる美しい楽器ですが、同時に、非常に高い技術と表現力を要求される難しい楽器でもあります。
世界には、ピアノの可能性を極限まで追求した、驚くべき難易度の曲が数多く存在します。
今回は、その中から最も難しいとされる5曲を選んで、その難易度と魅力についてご紹介します。果たして、あなたはどれくらい弾けるでしょうか?

第5位:ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番の大カデンツァ」
ロシアの作曲家ラフマニノフは、自身も優れたピアニストであり、彼の作品は高度な技術を必要とします。その中でも、「ピアノ協奏曲第3番」は最高峰の難曲として知られています。
特に、第1楽章の終わりにある「大カデンツァ」は、音数が多くて速く、指の独立性や力強さが求められます。また、オーケストラとのバランスや表情豊かな音色も重要です。
この曲を完璧に弾けるという方はプロレベルの演奏技術を持つピアニストと言っても過言ではありません。

第4位:リゲティ「悪魔の階段」
現代音楽の巨匠リゲティは、ピアノのための練習曲集を3巻発表しました。その中でも最も有名で難しいのが、第2巻の第13番「悪魔の階段」です。
この曲は、クロマチックな音階が急速に上昇していく様子を表現したもので、まるで悪魔が階段を駆け上がっていくような印象を与えます。
この曲を弾くには、非常に高速な指の動きや正確なリズム感が必要です。また、音量や音色の変化にも注意しなければなりません。
この曲は、現代音楽の中でも最高峰の難曲と言えるでしょう。

第3位:バラキレフ「イスラメイ」
ロシア五人組の一人であるバラキレフは、「イスラメイ」というオリエンタルな雰囲気のある幻想曲を作曲しました。
この曲は、激しく複雑な和音やオクターブ、トリルやグリッサンドなど、さまざまな技巧が詰め込まれています。
特に、最後の部分では、左右の手が交互に高速で動くパッセージが登場します。この部分は非常に難しくて有名で、「イスラメイ」を弾けるかどうかはこの部分で決まると言われています。
この曲は、「世界一難しいピアノ曲」とも呼ばれることがあります。

第2位:リスト「鬼火」
ピアノの超絶技巧の代表格であるリストは、数多くの難曲を残しました。その中でも、「鬼火」という曲は、最も難しいとされるものの一つです。
この曲は、日本の民話にインスピレーションを受けたもので、鬼が放つ火のように燃え盛る情熱を表現しています。
この曲を弾くには、高速で正確な指の動きや、音量や音色のコントロールが必要です。また、曲の構成や展開にも注意しなければなりません。
この曲は、リスト自身も弾けなかったと言われています。

第1位:アルカン「交響曲」
フランスの作曲家アルカンは、ピアノのための大作「12の練習曲」を作曲しました。その中の第4から第7番までが、「交響曲」と呼ばれる4楽章からなる曲です。
この曲は、まるでオーケストラが演奏しているかのような壮大さと複雑さを持っています。この曲を弾くには、驚異的な指力やスタミナ、音楽性が必要です。
特に、第4番「アレグロ」は、両手で同時に異なるリズムやメロディーを弾く必要があります。この曲は、ピアノ曲の中でも最高難度と言えるでしょう。

以上が、世界の超絶技巧ピアノ曲ベスト5でした。いかがでしたか?これらの曲は、プロのピアニストでも挑戦することが難しいものばかりです。
しかし、それだけに、聴く者に強い感動や興奮を与えることができます。あなたも、これらの曲に挑戦してみたいと思いませんか?

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