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ボーカルスクールに行く前に知っておきたいこと

2022.01.08コラム

歌を習いたい。。。
そう思った時、音楽教室やボーカル教室の門を叩きます。

プロなら、なんでも教えてくれるだろう。
期待を胸に体験レッスンを受けますが、歌の先生は万能ではありません。

習う歌のジャンルによって、
行うべきメソッドが異なります。

そのため、体験レッスンを申し込む際に、
歌いたい曲・ジャンルをはっきりさせておくと、
先生とのミスマッチを減らせるかと思います。
今回は、ジャンルによる指導法の違いを解説していきたいと思います。

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◆声楽・オペラ
マイクなしで歌うことが前提です。そのためポップスよりもビブラートの幅が広く、倍音を多く出します。
頭声(とうせい、ヘッドボイス)といわれる、裏声を頭の上に向かって響かす発声法を用いて高音を出します。
レパートリーは西洋クラシック・日本歌曲が中心です。

◆ボーカル
マイクを使用することが前提です。そのため、声楽よりもビブラートは控えめです。
但し、練習やレッスンにおいては、マイクを使用しないほうが実力が付きやすいといわれています。
鼻の内部をコントロールし、高音を出す発声法が一般的です。

◆ミュージカル
声楽に近い発声ですが、
声楽よりも地声を使用します。
主にミックスボイス(地声と裏声の混ざった声)を使います。

◆演歌
ポップスの発声で問題ありませんが、より幅の広いビブラートが求められます。
また、こぶしやしゃくりの多用が特徴的です。

◆民謡・お経など
西洋的な横隔膜を使った発声はせず、喉の奥を狭めた地声での発声を行います。(これは、諸説あります)
瞑想のように、リラックスして声を出す発声になります。

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◆まとめ
ジャンルによる区分は、実はプロでもあまり理解されていないことがあります。
体験レッスンを受けるにあたっては、講師の演奏活動から専門分野を推測し、
自身が習いたいジャンルと合致しているかを確かめたほうが良いかと思われます。

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