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音楽における耳のよさとはなにか?

2022.01.23コラム

「あの人は耳がいいよね」

「あの音楽は耳が悪い人なら満足するだろうけど」

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「耳」

音楽をやっている人の会話で、良く使われるワードかと思われます。
では「耳のよさ」とは、いったい何を定義しているのでしょうか。

今回は「耳のよさ」について述べさせていただきます。


◆物理的な耳の良さ

基本的に聴力は消耗していくものかと思われます。
特に、イヤホンの使用が聴力を奪っていくことと思われます。また、大音量を常に浴び続けることも、聴力の減衰に拍車をかけることでしょう。

イヤホンではなくスピーカーで音楽を聴く、できるだけ小さな音で音楽を楽しむことが、耳を守ることにつながるでしょう。
大音量の重低音でビート感に酔っている方は、将来難聴で苦労するかもしれません。


◆音程を正確に取れる人

ボーカルにおいて正確な音程で歌う事ができる人、
ヴァイオリンなど、自分で正確な音程をつくりだすことができる人を、「耳がいい」と認識することもあります。
ボーカルの場合、音程を正確に把握するだけではなく発声のコントロールも必要になるので、耳の良さだけでは正確な音程を作り出すことはできないと思います。


◆異なる要素を統合する能力に長けている人

作編曲・演奏のどちらにおいても、良い音楽を継続的に作り続けるためには、鋭いバランス感覚を持つことが必須かと思われます。
それは、音楽全体のバランスを常に把握し、違和感を感じたときに原因を修正できる能力を指します。
つまり、複数の要素を1つのものとして捉える能力と、個々の要素を細かく分析する能力の両方が求められるのです。


◆まとめ

いかがでしょうか。
残念ながら、大人の場合は物理的に耳を良くすることができません。
しかし、音楽を学習することで、これまで聞こえてなかった音が聞こえるようになることはあります。

まずは、今まで認識していなかった音を認識し、脳に記録していくことからはじめてみるのが現実的だと感じます。

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